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青空ーすべてはバランス

インフルエンザワクチンで副反応が!

今年は新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスに備えないといけないから早々とインフルエンザワクチンの予防接種をしてもらいました。
ところが、毎年やってるけど、こんなことは初めてですが、なんと副反応が出ました。
接種したその日、頭痛がして気持ちが悪くなり嘔吐したのです。
最初は何故かわからずにいたのですが、妻がワクチンの副反応かも・・・。と言う。翌日の午前中まではひどい思いをしました。
インフルエンザワクチンの副反応にはいろんな症状があるようです。

副反応の症状

過敏症・・・発疹、じんましん、湿疹、紅斑、多紅斑、そう痒、血管浮腫
注射部位・・・発赤、腫脹、硬結、熱感、疼痛、しびれ感、小水疱、蜂巣炎
精神神経系・・・頭痛、一過性の意識消失、めまい、顔面神経麻痺、振戦、
       末梢性ニューロパチー、失神・血管迷走神経反射、しびれ感
消化器系・・・嘔吐、嘔気、頭痛、下痢、食欲減退
筋骨格系・・・関節痛、筋肉痛、筋力低下
その他・・・発熱、悪寒、倦怠感、リンパ節腫脹、咳嗽、動悸、ぶどう膜炎

なんとたくさんの症状があるのでしょう!
私の場合は完全に消化器系の副反応ですね。
でも、この程度の副反応でよかったです。重大な副反応も稀に起きるそうです。
呼吸困難、ギラン・バレー症候群、肝機能障害、喘息発作、その他多くの重大な副反応があります。

ワクチンは副反応があるから開発は慎重にならざるを得ないので、新たに開発するとなると長い期間が必要となる。
生ワクチンの場合は、感染力を弱くして作られた微量のウイルスを体内に入れて、免疫の連携により抗体がつくられることを期待しているものですね。
ニュースで報じられていましたが、アメリカでは、このことを嫌って「絶対にワクチンは摂取しない!」とデモ行進している人々の姿がありました。さすがにアメリカはいろんな人がいます。

確かに予期していた抗体づくりとは異なる、別の反応が出てしまうことがあります。でもそれは軽微なもので、重大な副反応の確率は低く、ワクチンをしない場合の方が怖いのですがね。

ワクチンはどんなものがあるのだろう?

いろんな種類の細菌やウイルスをもとに作られるから、その性質に応じた作り方が必要になるでしょうね。
生ワクチン
病原体となる細菌やウイルスの毒性を弱めて病原性をなくしたものを原材料として作られるからまだ生きている。だから増殖する。
ー例えば、BCG、麻しん・風しん(MR)混合、みずぼうそう、おたふくかぜ、ロタウイルスー

生きたままではワクチンとして利用しにくいものもある。次にようなワクチンが開発されています。新型コロナウイルスのワクチンは不活化ワクチンで開発されています。生ワクチンはあり得な~い!!!
〇不活化ワクチン
病原体となるウイルスや細菌の感染する能力を失わせた(不活化、殺菌)ものを原材料として作られます。だから増殖しない。
ー例えば、日本脳炎、インフルエンザHA、ヒブ(インフルエンザ桿菌b型)、小児用13価肺炎球菌、子宮頸がん、A型肝炎、B型肝炎、不活化ポリオー 
〇トキソイド 
免疫原性を有した状態でその毒性を消失させて作る。不活化ワクチンと類似している。
〇コンポーネント・ワクチン
必要とされる病原菌の一部分だけを利用する。
〇リコンビナント・ワクチン
最近では、遺伝子組み換え技術の進歩により、病原菌の遺伝子やたんぱく質だけを用いる「リコンビナント・ワクチン」の研究も進められている。

一つのワクチンで複数の病原体の感染を予防する混合ワクチンという方法もあり、多くの予防接種の負担を軽くする。
ー例えば、ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオワクチン四種混合、ジフテリア・百日せき・破傷風三種混合(DPT)、ジフテリア・破傷風二種混合(DT)ー

抗体はどれくらいでできる?
  
インフルエンザワクチンを接種してから約2週間で抗体ができるはず。
流行するであろうと予測したインフルエンザウイルスが予想通り体内に侵入すれば、抗体が待ち構えているから、感染してダメージを受ける前に素早くウイルスを撃退してくれるから重い症状になりにくい。私の免疫細胞が多くの抗体を作ってくれるように祈ります。これまで毎年接種して作られた抗体もありますぞ!よろしく頼みます!!!

〇ワクチンの豆知識
1796年、天然痘のワクチンがはじめて登場する。随分早かったのですね。
その後83年後の1879年にコレラのワクチンが発明され、その後どんどんいろんなワクチンが作られる。
天然痘は、最後の患者が1977年に見つかり、その2年後に根絶が確認され1980年にはWHOが根絶宣言を出している。 
ポリオは、世界中のほとんどで根絶の手前の排除状態にありますが、アフリカなどではまだ発生が続いていて、根絶には至っていません。 

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