2024年2月21日(水)今日はいつもの冬の天気で寒い雨の一日でした。
今日はQRコードの特徴と3つの技術のうちのひとつをみていく。
コードに大量の情報量を詰め込むためには、情報を格子状に並べればいいけど、コードの構造が複雑になり、処理に時間がかかってしまう。
そこでヒントになったのが開発者の趣味の囲碁だったようだ。
「人」が碁石を置くときは機械と違い、マス目に対して全く正確には置けない。少しずれてしまう。この碁石のマス目に対するずれをコードを読み取るリーダー側のプログラムを大幅に変更することでこれを許容してデータを読み取るようにした。
すると、読み取りのスピードが0.03秒という超高速を実現したそうだ。
すごく興味深い話だね。面白い!!!
細かくみていこう!ポイントは3つあるそうだ。今日は一つ目のポイントを理解する。
技術1:特殊なシンボル
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/42/eb593da8a0ba4fab64255e2d73f02dfa.jpg)
QRコードの3つの角に同じ形の四角形が配置されている。これがポイントだ。
この3つの四角形で「これはQRコードである」ことをまず認識させる。
そして、この四角形のデザインに秘密がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/d8/772ed9d1a12b56adb0b97747b35edcc2.jpg)
この四角形の白と黒の比率が大切だ。
この比率は「1:1:3:1:1」
この比率はどんな方向からスキャンしても変わらない。そして読み取りのリーダーをかざすと即座にQRコードと認識することができ、高速での読み取りが可能になった。
私には分からないが、特殊なシンボルであるためには、世の中に存在していない比率にする必要があったそうだ。
原さんはその比率を見つけるために本や雑誌、新聞から、5000ページを超える文字や図形を調べたそうだ。
参考:NHK サイエンスZERO