2022年3月30日(水)晴れ。今日はまあまあ晴れた。
山も割とはっきり見えた。
前回は動脈硬化が起こる基本について理解した。
今回は動脈硬化の進行が加速する危険因子について見てみる。
内臓脂肪型肥満や生活習慣病によって動脈硬化が進行し悪化するようだ。
生活習慣病とは、糖尿病・高血圧・脂質異常症(コレステロール・中性脂肪の値が高い)・喫煙・高尿酸血症・慢性腎臓病・睡眠時無呼吸症候群・遺伝がある。
これらの危険因子により、全身の血管に慢性炎症が起こるためです。
例えば、内臓脂肪型肥満では、内臓の周りに脂肪が溜まりすぎることにより、炎症を悪化させる物質が慢性的に放出されます。
内臓脂肪の細胞は一つひとつが大きく太って、腫れあがっているのだ!!!
炎症性物質は血液によって全身に運ばれます。血管に炎症が起こり、そこにコレステロールが溜まる。免疫細胞のマクロファージも集まってくる。戦場と化した血管の壁にがれきの山を築くことになる。
そのため、全身の血管にいくつもの炎症が起こり、前回に理解した血栓ができるメカニズムが進行してしまう。
これらの危険因子を一つでも持っている人は国内に数千万人いると推定されているそうだ。狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などにならないように日頃から注意したいものだ。
ーおわりー