【漢詩作法(中級)】
第2作目です。
題詠「白露満庭」
良宵(りょうしょう)小苑(しょうえん)月華(げっか)明(あき)らかなり
白露(はくろ)湛々(たんたん)景気(こうき)清(きよし)
簾竹(れんちく)動揺(どうよう)し風露(ふうろ)に下(くだ)る
一輪(いちりん)月照(つきてら)す露(つゆ)晶々(しょうしょう)
【訳】白露が庭に満つる/おだやかに晴れた夜、小さな庭に月の光が華やかに明るい 白露が多く光って清らかだ 竹のすだれが揺れ動く風露のもと 一輪の花に月が照しだす露がキラキラしている。
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