2020湯島聖堂論語塾10月を終えて

2020-10-24 20:01:50 | 日記

【漢詩作法(中級)】

第2作目です。

題詠「白露満庭」

良宵(りょうしょう)小苑(しょうえん)月華(げっか)明(あき)らかなり

白露(はくろ)湛々(たんたん)景気(こうき)清(きよし)

簾竹(れんちく)動揺(どうよう)し風露(ふうろ)に下(くだ)る

一輪(いちりん)月照(つきてら)す露(つゆ)晶々(しょうしょう)

【訳】白露が庭に満つる/おだやかに晴れた夜、小さな庭に月の光が華やかに明るい  白露が多く光って清らかだ  竹のすだれが揺れ動く風露のもと  一輪の花に月が照しだす露がキラキラしている。


2020銀座おとな書道塾10月を終えて

2020-10-17 17:44:40 | 日記

【漢詩作法(中級)9月を終えて】

初めて作った漢詩です🔰
山荘閑日(さんそうかんじつ)

村郊(さんこう)昼日(ちゅうじつ)一余身(ひとりあますみ

)避暑(ひしょ)黄昏(こうこん)託釣綸(ちょうりんにたくす

)城市(じょうし)通宵(つうしょう)三伏熱(さんぷくのねつ)

山荘(さんそう)閑暇(かんか)隔炎塵(えんじんをへだつ)

 

【訳】山荘でのひまな日/田舎では昼から身をもて余す。暑さを避けて日暮れまで釣糸を垂れた。街では夜通し暑くて寝苦しい。山荘でのひまな日は街の暑さを忘れさせてくれるなあ。