with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第38話《シャンゼリゼ通りを歩こう!》

2023年01月27日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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まず地下鉄乗り場を目指そう。

今日は友人が一緒だから安心。と言うか、お任せ状態の私。

だって一人じゃないから、やっと緊張感が解けた旅です。

でも、彼女は「英語とスペイン語は何とか分かるけどフランス語は分からない」って言っていました。

「私よりはマシでしょ



早速、地下鉄の自動発券機に挑戦。

あれこれ、やってはみたものの分からない。

誰かと一緒だと随分気軽に挑戦できる。

「この気楽さは違うよね



発券機のそばに見知らぬおじさんが近づいてきた。

何か言ってる。

そして、彼女が答えてる。

私には・・・「

彼女曰く「今日は地下鉄が無料らしい

「ええっ

「でも、どうやって切符無しで乗るの

「分からない・・・おじさんがそう言ってたよ

「でも、改札を通れないよ

「おかしいなあ・・・

彼女のフランス語・・・不安だ



結局諦めて窓口に並ぶことにしました。そして指で10を示して回数券を購入。

言葉は分からなくても凄いのは彼女の度胸

「頼れるなあ・・・



さあ、地下鉄に乗ってサンジェルマンデュプレへ到着。

この駅の近くの日本料理店「えん」で、職場の女性の彼氏が板前をしてると聞いて、

「パリで本格的な日本料理なんて不思議」と、行ってみることにしました。

遠距離恋愛だけど楽しそうなんだ。

ヴァケーションにはイタリアやギリシャやスイスって、毎年違う国で過ごしてるらしい

「えっ 今年はクロアチア

「きゃ〜 ステキ



お店はすぐに見つかって彼氏に会えました。スタッフの方々は日本人です。

そして、パリの街で本格的な日本料理とお蕎麦を御馳走していただいちゃいました。

「柿なます」とか「出し巻き卵」「天ぷら蕎麦」と「鴨南蛮」も頂きました



赤ワインと和食。パリの街の風景。

久しぶりに会えた友人の笑顔・・・

勇気を持って旅行に挑戦して良かった

「これこそが個人旅行」すべてを自分らしく自由に計画

旅を振り返ると予定していたことは殆ど実現したね。


何だか、旅行に出発する前の自分と今の自分との変化を感じてます。

私が個人旅行に来るのって勇気が必要だったけど、その不安が多い分、

旅先では多くの親切を感じられて、幸せが詰まった旅になってる気がします。



それにこうして旅行に出ようと準備してみると、

ロンドンで暮らしてる友人、

ヨーロッパの旅に出てバレンシアにいる友人、

パリで働いてる職場の女性の彼氏。

なんか自分でも驚き

いるじゃない、遠く欧州の空の下で会える人たちが



久々の友人との再会、日本人スタッフからもてなされる美味しい和食。

こんなに素敵なお食事を頂く至福の時・・・

「あ〜 やっちゃった

ここはパリなのにチップを忘れてお店を出ちゃった。

「また失敗。ごめんなさ〜い。」いかに心が解れちゃってたかですね。

(帰国してからお礼と一緒に謝らせていただきました。ゴメンナサイ



さあ、お腹も大満足。雨もまだ大丈夫そう。

「シャンゼリゼ通りを歩こう

この日のために友人はiPodに「オーシャンゼリゼ」をインストールしてきてくれた。

二人で一つのiPodをイヤホンで聞きながら、凱旋門を目指してお散歩。

「お〜シャンゼリゼー お〜シャンゼリゼー

何て素敵な時間なんだろう・・・

何てきれいな街並み 何て楽しい曲 何て優しい人々

とても短い滞在時間だったけれど、そこは頑張ってパリ観光

 

 

 

 

続く

 


第37話《ロンドンからパリだって行けた!!!》

2023年01月26日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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今回の観戦旅行! まさかパリまで行くことになるとは・・・

4月中旬、ひとりでヨーロッパに旅立った友人。

その別れの時の会話です。

「ヨーロッパのどこかの街で再会なんて出来たらドキドキだよね

半分は冗談のつもりだったんです



観戦する試合も決定して、友人にメール 今バレンシアに滞在中らしい

確か、旅立った時にはサンマリノに行くって

語学力が乏しい私からすると尊敬です

「じゃあパリで会おうよ

あれ 何だか簡単に決まっちゃいました



旅の準備の時に書かせて頂いた通り、よりによってユーロスターの火災発生。

予約にはかなりの手間がかかったけれど、

突然、メールをして相談した旅行会社みゅう。そのロンドンの支店の方にはとても親切に対応していただきました。

繰り返しの運行状況のチェック。

その状況が落ち着くのを待ってから乗車券の手配。

とても御世話をおかけしました



ユーロスターは出発の30分前までにチェックインを済ませていないと乗車出来ないらしい。

リヴァプールに出発の朝、ビクトリア駅にある株式会社みゅうロンドン支店にてチケットを受け取る時、

旅行会社の方から再び忠告がありました。

「そうだ 旅行会社からのメールにも書かれていたっけ

「遅れないようにしなきゃ

そんな訳で、始発の地下鉄でキングスクロス・セントパンクラス駅へ移動。

7時20分発だから6時50分にはチェックインが終わってないといけない計算だよねえ。

アールズコート駅からキングスクロス・セントパンクラス駅までは15分くらい。

でも、到着してからユーロスターが発車するセントパンクラス駅へは少し歩かなければならない。



さすがにインターナショナルステーション。駅構内はとても広いもの。

それらを想定して計算すると6時位には地下鉄に乗ってないと乗り遅れの危険ってことになっちゃう

遅れるのが怖い私は余裕を持ってホテルを出発。少し早目に到着しました

「そうだ コーヒーを買ってゆっくり体を温めて待つことにしよう」

構内にはパリのコーヒーショップがありました。

心はもうパリ



「あ〜 また、失敗だ〜

鉄道だから甘く見てました〜。

「ティケットを機械に通してチェックインするだけ」

なんて気軽に考えてたら、その次に手荷物検査がありました。

「冷静に考えれば、そうですよねえ」

そして、そこはやはりイギリス。鉄道でも厳しい

私のコーヒーに目を止めた検査官の方。

「飲んでしまって」って言ってるみたいだ。たぶん・・・

私は「出来ない」って意思表示。理解してくれたみたい。たぶん・・・

すると検査官の方は床を指した。

「そこに置いて」ってことね。たぶん



仕方がないからコーヒーを床に置いて荷物検査。

そしてパスポートを見せて、出入国手続き完了

空港の時と違うのは、入出国が一緒ってこと

インターナショナルステーションだったんだよね。出国するんだった・・・

手続きが無事に終了して後は乗車を待つだけ。



ぎりぎりになっても電光掲示板に発車ホームが表示されなくて目が離せない。

ちょっと緊張の時間が過ぎて、どうにかこうにかユーロスターに乗車。

「ヤッター ユーロスターだ〜

落ち着いた車内はヴァージントレインとはかなり雰囲気が違うよ〜。


今日会う友人は雨女。

晴れ女の私と彼女との微妙なバランスで今にも降りそうな空模様だけど…雨は降ってない。

「せっかくのパリ、降らないでね

「神様、宜しくね



霧で霞んだヨーロッパの田舎の風景を眺めていると・・・

長〜いトンネル。そして2時間30分ほどでパリ北駅到着。

イギリス側のセントパンクラス駅に比べると地味な駅だなあ。

友達に無事に会えるか心配。

アライバルエリアに姿は見えない。

携帯電話を掛けてみる。

「通じた

「良かった



「きゃー元気だった〜

感動のパリでの再会 あの時のままの友人

感動の気持ちもそのまま、こんどはパリの地下鉄に乗るぞ

 

 

 

 

続く

 


第36話《もう地下鉄利用はバッチリ》

2023年01月26日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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問題は地下鉄の移動だよね。腰痛の原因の一つだし。

ロンドンのホテルはアールズコートの同じホテルにしました。

帰国の時の空港への移動を考えたら、やっぱりアールズコート駅が便利だもの。

本当は同じホテルの方が迷わなくて安心だし、設備も分かってるし、楽チンってことなんだけどね。



さあ、アールズコート駅までスーツケースを持ち上げずに移動するには・・・

ユーストン駅の隣のキングスクロス・セントパンクラス駅からなら

ピカデリーラインでアールズコート駅に乗り換え無し。

地図で確認するとユーストン駅からキングスクロス・セントパンクラス駅まで、地上を歩けそう。

それにキングスクロス・セントパンクラス駅って

ユーロスターの発着駅だからエレベーターやエスカレーターは設置されてるはず。

「インターナショナルステーションだもの ない訳ないでしょ



「よし ここへ移動だ

そう決めてユーストン駅で地下鉄を利用しないで、表の通りに出てみる。

まず、出た方向が正しいか、確認しなきゃ。こんな細かなことも学習の結果

間違えると疲れちゃうし、時間のロスもあるしね

それに、もう夜だから出来るだけ早くホテルに到着したいよね。



通りを確認してキングスクロス・セントパンクラス駅へ向かう。

途中、大きな交差点。

通りかかった人にまた通りを確認してみる。

旅行も終盤、「ここはどこですか」って地図で教えてもらう方法になってきたよ。

シンプルな答えを頂ける質問の仕方をしないと聞きとれないし、理解出来ないしね。



でも、この時の男性は親切にユーストン駅の地下を指さして、

「地下鉄に乗って行けるよ」って教えてくれた。たぶん・・・(まだ理解出来てない

思わず「歩きたい」って答えた私に不思議そうな顔。

「どうしてだろう・・・」って顔して駅の方向を教えてくれたよ。



思っていたとおりキングスクロス・セントパンクラス駅では、

スーツケースを持ち上げることなくピカデリーラインに無事に乗車。

アールズコート駅は通りに出るまでちゃんとエレベーターもスロープもあって心配ないからホテルの階段だけですね。

ロンドンの地下鉄。こんなに簡単に慣れることが出来て自分でもびっくり。

「旅の前に聞いていた通りだ

「東京の地下鉄が乗れたら、ロンドンの地下鉄も簡単だよ」って教えていただいてたよ。



ホテルは前回と同じ。

この駅は夜中まで営業してるスーパーもあるから夕食やいつものビールだって心配ない。

何だか、もう見慣れたスーパーでビールを買って、野菜不足解消にトマトも・・・

「今夜の夕食もこれでgood


チェックインも無事に済ませると、

ホテルでは床の工事も終了していて、エレベーターも利用可能になっていた。

「ラッキー

今回はエレベーターを上がって目の前の部屋。

「何だか調子がいいぞ

明日は始発でキングスクロス・セントパンクラス駅へ向うからゆっくり休もう。

 

 

 

 

続く

 


第35話《ヴァージントレインに乗車》

2023年01月26日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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外に出るとスタッフの男性が「ミュージアムの見学は?」って尋ねてくれる。

「残念。ロンドンに帰らなければならないの」

名残惜しくアンフィールドの門を外へ。

バスは不安だし、タクシーで駅に向かおう。

タクシーに乗るのも慣れたものね。

「さあ、手を上げてタクシーを止めて窓から行き先を告げる。」

「オオータクシーはばっちりだね。慣れたよねえ。」

このためにホテルの名刺だって持ってきてるよ。

名刺を見せて、「ここに行きたい」って言う。

だって今回もミスは許されない。

列車に乗車しなくちゃいけないんだもの。乗り遅れるわけにはいきませんよね。



確実にタクシーはホテル前に到着。

朝の預かり証を見せて無事にスーツケースも受けとって、化粧室もお借りする。

一人旅での化粧室利用は大変だものね。

身軽に利用出来るうちに利用しとかなきゃ。

旅も終りに近づくと、だんだん知恵もついてきてるね。



まだ時間に余裕があるよ。

まず最初に電光掲示板をチェックしてホームを確かめなきゃ。

ホームにはもう乗車予定のヴァージントレインが停車中だ。

なんて可愛い列車なの。

You Tubeで何度かチェックしてたけど、本当に可愛らしい。

「楽しみだなあ



乗客が整列を始めた。

私も並んで早めに乗車しなきゃ。

だってスーツケースを置く場所はあまり広くないらしいから。

指定席の番号を頼りに車両を探して乗車。

「あれかな」 

車両の中ほどにスーツケース置場があった。

早めだったので下の段にスーツケースを置くことも出来て安心。

スーツケースを持って行かれちゃったら大変だと思って、自転車と留めるチェーンとかも持ってきたんだけど・・・

何だか誰もそんなことしてないなあ。日本で経験者に聞いてた通りだ。

こういうのって自己責任なんだけど、誰もそんなことしてないし、

貴重品は入れてないし、チェーンは出来なかった

「自己責任」って言い聞かせながらね。



ロンドンに到着したらホテルまではまたスーツケースを運ばないといけないし、

なるべく持ち上げなくて済むように、しっかり計画しながらホテルまで行かなくちゃ。

シートは赤と青で明るいね。

「外観だけじゃなくて車内も可愛い〜

コートも掛けて、テーブルに飲み物も置いて、

ゆっくり出来るように準備してたら静かに列車は動き出してる。

発車のベルって本当にないんだ。

これから2時間30分程の列車の旅。

「ゆっくり体を休めよう」ってボーッとしてたら眠ってしまったみたい。

終点までの乗車だから安心だけどね。

こんなにすぐに眠れちゃうなんて、充実したリヴァプールでの日程に結構疲れてたんだね...



気がつくともう列車はロンドンユーストン駅。停車前から乗客の方たちは降りる準備。

停車すると次々に降りて行く。

降りるまでの準備が速くてちょっぴり焦っちゃうよ。

この辺は日本と似てるかな・・・

 

 

 

 

続く

 


第34話《強い味方は湿布薬!》メルウッド・CAFE SPORTS ENGLAND・スタジアムツアー

2023年01月25日 | 2008年ロンドン・リヴァプール

 

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今日は個人アテンドの方の案内でリヴァプールを楽しむ日で〜す

一人旅と言うことで、この日だけはスカウスハウスさんに個人アテンドをお願いしてました。

キャラガーのお店で食事もしてみたかったし、メルウッドだって行ってみたい。

そんな訳で9時30分に、インフォメーションセンター前で待ち合わせになってます。

合流後はピアヘッド観光からスタートする予定になってるようです



カモメの鳴き声で目覚める朝。そんな目覚めももう最後になっちゃいました。

チェックアウトして、スーツケースを夕方まで預かっていただかないと・・・

フロントで「スーツケースを預かって

「午後4時30分頃戻ります」って伝えると、廊下の倉庫らしき場所に案内してくれましたよ。

荷物を中に収めて、預かり証のような紙を渡されました。

「バッチリだ」駅の近くのホテルの便利さをまた実感

駅までは2〜3分 慣れない旅には強い味方です



「さあ、朝食にしましょ

リヴァプール最終日の朝と言うこともあってオフィシャルショップ前の八百屋さんでフルーツのお買いもの。

とても美味しそうだったから食べてみたかったんだ。

「どれにしようかなあ

ベビーカーに乗った赤ちゃんも、お母さんからリンゴを手渡されてかじってる

「かわいい



私も早速、オフィシャルショップ前のベンチで腰を掛けて朝食。

「いただきま〜す

結局、あまり寒い日もなく、こんな朝食も楽しめてるね。

(この旅ではチェルシー戦の夜だけが雨ですご〜く寒かった〜

リヴァプールFCのオフィシャルショップの前でいただく朝食のフルーツ

「美味しい〜

オフィシャルショップもこれでお別れかと思うと・・・

「また見ていきたくなっちゃう」何度見ても飽きないよね

店内は赤いグッズが一杯で明るくて、眺めてるだけでも幸せな気分なんだなあ。



「あっ そろそろ待ち合わせ時間だ

帰りはスタジアムツアー後にライムストリート駅からロンドンに戻らないといけない。

往路はコーチだったから、ヴァージントレインに乗車するのは初めて。

「それも嬉しい

でも、余裕を持って駅に行かないとね。

鉄道に乗車するのって、イギリスではどうするんだろう・・・「ちょっぴり心配」

オフィシャルショップとも本当にこれでお別れだね。。。



インフォメーションセンター前に向かうとお待たせさせちゃってたみたい。

こちらを見てる人たちがいます。日本人です

スカウスハウスさんからの紹介の女性と、スカウスハウスさんのお客様の男性2名。

初対面なのにいきなりすみません。

腰痛のことを伝えてピアヘッド観光のキャンセルをお願いしました。

シティセンターで待たせていただくことにしちゃってすみませ〜ん

チャーチストリートにあるマークス&スペンサー内のカフェを教えていただいたので、行ってみると、広くて気持ちの良いカフェでした。

こちらのカフェで待たせていただこう



今日はこれからスタジアムツアー、

そして明日はスペイン在住の友人とパリで会うことになってる。

彼女はもうフランスに入国してるらしいので、今更キャンセルなんて出来ない

私と会うためにスペインのバレンシアから出てきてくれてるんだもの。

とてもゆったりしたマークス&スペンサー。

腰痛じゃなかったらのんびり店内を歩いてみたかったのに・・・



他の方がピアヘッドから戻って次はメルウッド。

こちらは絶対に外せな〜い

だって、選手に会えるかもしれないもの。

皆さんが心配してくれて、男性からは湿布薬をいただいちゃいました。

そして、アテンドの女性の方に薬局で湿布薬の購入を手伝っていただいたりも。

現地で暮らしてる方が一緒だとやっぱり頼りになりますね。

「ありがとうございます

危機管理で「風邪薬」「胃腸薬」「絆創膏」とか使い慣れたお薬を持参してきましたけど、湿布薬はリスト外だったんです。

次回からは「湿布薬」もリストに入れようと誓いましたよ



「さあ、いよいよメルウッドで〜す!」4名でタクシーに乗って移動。

やっぱり日本人同士だし、現地在住の方も一緒だし、不安もどこへやら・・・

緊張感も解けた状態で楽しめちゃいますよね。

楽しく会話がはずんでいるとまもなく、コンクリートの壁に囲まれてる場所が

タクシーを降りてコンクリートの小さな隙間を覗いてみる。

ここがメルウッドのトレーニングセンターなんだ。

こんな小さな穴から練習を覗くんだ〜

「あれ 遠くで練習してるキーパーが数人見えてるだけ

広くて顔は分からな〜い。

壁に沿って歩くとトレーニングセンターの入口。

近所の子供たちがフットボールして遊んでる。「なんて可愛らしい

アテンドの方が子供たちに「選手が練習してるか」確かめてくれる。

やっぱり頼りになるなあ。



チャンピオンズリーグの翌日ということで練習はお休みらしい。

「ちょっと残念

でも、今、私が選手に会えてもサインのおねだりと「グッドラック」って言えるくらいだもん。

「よし これからは英会話を勉強しなきゃ

心に誓っちゃいました

「本気かな

「うん、本気だよ



そして、フットボールしていた子供たちがあまりにも可愛らしかったので、一緒に写真を撮って頂くことに

アテンドの女性に子供たちを集めていただいて一緒に撮っていただいた写真は、この旅行での一番の宝物で〜す

だって、一人旅って自分は写真に登場しないんだもの。

それにどこの国でも子供たちは元気でかわいいね。

スカウスハウスさ〜ん アテンドの方にお礼をお願いしますよ〜

 

「そろそろお腹が空いてきました。」ってことで、バスでシティセンターへ

そしてキャラガーのお店で昼食。

やっぱりスムーズですよね。予定通りに物事が進んでいきます。

「CAFE SPORTS ENGLAND」これがキャラガーのお店の名前です。

インフォメーションセンターのすぐ近くにありますよ。

外から伺ってると、活気に溢れたお店って感じがして、わくわくしてきます

 

中に入ると席に案内して頂きました。

吹き抜けの階段のすぐ近くで、外の通りも見える席。

メニューが楽しい。

「First Half」「Second Half」「The Big Match」「Extra Time」

フットボーラ—のお店ですねえ。

「美味しそう

パスタやピッツァやメイン料理だから数人で来るのが正解みたい。

私も一緒に連れてきていただいて良かった。いろいろシェアー出来て試せるものね。

「何を食べよう・・・」

「迷っちゃう



みんなフットボールが大好きだから話も盛り上がると尽きない。

現地のサポーター達と話せたら楽しいだろうなあ。

再び、「英会話を勉強しなきゃ」って決心

「大丈夫かなあ



パスタにピッツァ 大きくカットされたお肉

「お腹一杯」「美味しくて大満足

アテンドの方から伺ったのですけど、こちらではチキンが美味しいらしい。

イギリスというとローストビーフって思ってました。

早速、お薦めのチキンのステーキを注文してみると、ジューシーでやわらかくて美味しい〜

「キャラガーのカフェ、とっても満足でしたよ〜

「是非、寄ってみてくださいね



大満足のうちにアテンドの方とはお別れ。

お店の前からタクシーでアンフィールドへ・・・

いよいよスタジアムツアーです。

今回はスカウスハウスさんのお客様の男性お二人と一緒でとっても心強いです。

知り合いではなくても、海外で日本人の方にお会い出来るのは嬉しいですよね。

リヴァプールFCのファンで現地観戦に来ちゃってる同士。

お互いにその気持ちを理解出来ちゃうしね。



彼らと一緒にツアーの開始待ち。

スタッフの方が来て、「プレーヤーズオンリー」に誘導してくれる。

「もちろん、何を言われてるのか全く分からない・・・

「まあ、ついて行けばいいや。一人じゃないし・・・

こちらも案外狭いんですね。

更衣室も、浴室も、通路もこんなに狭かったんだ。

たしか、リヴァプールFCはお客さんを大切にするって話を聞いたことがあるなあ。

だから、アウェイチームの更衣室の方が広いって。

「本当だ」ホームチームより広い。

そんな話をしてるのかなあ。スタッフの方の話に面白そうに盛り上がってる。

相変わらず「な〜んにも分からない



そして次はピッチを案内。

あった

「This is Anfield」



みんなタッチして写真撮影。チビの私には届かな〜い

「よし 次回は大きくなって来よう

「流石に無理でしょ

控え選手の席に座ってお話をきく。

「…分かるわけがない」

いよいよラストはKOP。そこでツアーはお終い。

「あ〜あ、終わっちゃった〜

感慨にふけってる時間もない。

17時17分発ロンドンユーストン駅行きに乗らなきゃ

 

 

 

 

続く