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「充電も出来たぞ 午後の観光に出発」
「ロイヤルマイルに向かいます」「この気合いはいつもの上り坂また上るぞ」
いつもの通りをロイヤルマイルに向かうと、ちょうど中間地点辺りなんです。
その立地も途中休憩するのには都合が良いですね。
「今まではロイヤルマイルに出て右側」「初日から何度も歩いています」
「左側に曲がるのは今日が初めて」
「初めて歩く通りだもの。 ドキドキだよね」
「しっかり通りの様子を見なきゃ」
「今まで歩いた側に比べると少し地味だなあ」「お土産屋さんとか大聖堂とかはエジンバラ城側に集中してるね。」
「それに観光客も少なめみたい」「道路も狭くなっているよ。」
「この建物は小学校 それとも保育園」
小さな子供たちがお母様のお迎えで帰っていくところに遭遇しました。
子供達はこの歴史ある建物内で勉強をしているんですね。
ロイヤルマイル沿いってことは世界遺産の中で日常生活をしています。
「世界遺産の街の中で生活してるんだなあ」
便利さより古くから刻まれてきた歴史と共に日々を暮らしている人達なんですね。
「このまま歩き続けたらホリルードハウス宮殿が見えてくるはず」
「エジンバラ城と同じようにロイヤルマイルの先端。」「突き当たるはずだよねえ」
暫く歩き続けます。
「広い交差点に出ちゃったよ。」「突き当たりに見えているのってお土産屋さん」
「あれっ ホリルードハウス宮殿は・・・」
「地図だとこのお土産屋さんのところにあるはず」
「あのお土産屋さんに行ってみるしかないかあ」「道路を渡ってみましょ。」
信号を渡って正面のお土産屋さんに入ってみます。
売られているものはイギリス王室に関連するものが殆どです。
「わあっ 王室のものが一杯」
「やっぱりここだ」「お土産屋さんの裏側の出入り口から人が入って来たよ。」
「よし あそこから裏に出てみよう」
地図で見るようにスムーズに行かないことが多いんです。ガイドブックの地図って大雑把。
だからちょっぴりの勇気とか閃きが必要ですね
「ありました ホリルードハウス宮殿入口」「ホッ」
でもすぐにまた疑問です。
「チケットはどうするんだろう」「入口に立つスタッフに聞いてみよう。」
スタッフの方がお土産屋さんを指します。「あそこで売っているのね」
「ショップに戻ってチケットを購入するのね。」
ショップの奥のカウンターにチケット売り場があります。
「これはちょっと分かり難いかも」
チケット売り場さえ分かればチケットを購入すればいいだけ。
再び先程の入り口に移動してこんどは入場出来ました。
「ここにも日本語のオーディオガイドがあるはずだよね」
「エジンバラって観光の街だけあってオーディオガイドは充実しているもの」
「やっぱり日本語のはありましたよ」
宮殿内は撮影禁止!今も使用されている宮殿だからかもしれないです。
英国王室が所有している宮殿。
王室の方々がスコットランド滞在時にはこちらに宿泊するんだそうです。
その時には閉まるそうなので、事前にホームページで調べておくことは大切ですね。
「テーブルのセッティングなどもエリザベス女王が来られた時の状態」
「どのようにセッティングされ食事をするか見れるの」「それって何だか凄いよね」
「実際に使われている寝室も見学出来るの」
「何だか私たちが見ることが出来るなんてワクワクしちゃいますね」
流石に宮殿。広いお庭の案内もあります。この時期は寒くて花も咲いていません。
「残念だなあ」「今回は庭園の見学は諦めよう。」
「春や夏だったらお庭の散策も楽しむんだけどなあ。」
宮殿の外にはホリルード修道院があります。
「こういうのを廃墟って言うのね」
「ここには歴代スコットランド王が埋葬されているらしいよ」
「なんと 12世紀に建てられた修道院」
「廃墟になっていてもその壮厳さは失われていません」
ゆっくり時間をかけて日本語の解説を聞きながらの見学。英語が出来ない私にも観光を満喫出来ますね。
広い広間の壁には素晴らしい絵画
すわり心地の良い椅子に暫く座って絵画を鑑賞。
窓の外を眺めると美しい庭園。壁も天井も床もシックで落ち着きがあるなあ。
時の経つのを忘れて眺めています。
「フーッ」こういう時に本当に一人旅で良かったと思います。
誰のことも気にする必要がない。
「今、この空間にいる自分の時間」
「何もかも忘れてゆったり過ごすことが出来ます」「そんな時間を過ごすのには本当にふさわしい空間」
行かれる時には時間をかけて空間を楽しむことをお薦めします。
「エジンバラ城とホリルードハウス宮殿」「時間を掛けて歴史を感じるに値する建築物です」
続く