死海文書の秘密大暴露ブログ!

毎日楽しく暮らしているオレの日記。なお、タイトルにあります「死海文書の秘密」については一切の言及をいたしません。

【本のレビュー的なもの】新型コロナと貧困女子

2020-07-10 23:23:02 | ビジネス・起業

はい、こんにちは。
裏日本、今日は夕方から結構な雨が降っていました。
ブログと併せて7月から日課としている10,000歩のウォーキングも
今日は危ういところでした。
雨があまりふっていない午前中に5,000歩まで歩いておいてよかったですよ。

さて、今日は「新型コロナと貧困女子」という本を斜め読みしましたので
気になったこと、私が感じたことでも書いてみますね。

この本は、コロナウイルスの影響を特に受けたであろう
風俗嬢、キャバ嬢、ホスト、スカウトなど、ナイト業界で働く人々(主に歌舞伎町)へ取材した
ドキュメンタリー的な内容でした。

風俗、キャバクラなどは、そもそも2月8月は
何もなくても売上が下がるのだそうです。
今年の2月も例外なく売上が下がっているところに
徐々にコロナウイルスの影響が追い打ちをかけて行ったそうです。
3月は昨対で50%、つまり半減ですね。
4月は、昨対で95%減という人もいたそうです。
そんな中で、生き残った人について触れている場面がありまして
その条件も書かれていました。

①固定費
賃料の高い高級マンションに住んでいたキャバ嬢で
家賃が払えなくなり夜逃げ・退去という事例があった反面、
家賃が安いところに住んでいた女性たちは、収入を貯金に回していたり
収入が下がっても生活を維持することができた。

②借金
ホストにつぎ込み、数百万の借金を抱えた女性が
ビルから飛び降り自殺をした事例が出てました。
お金がないのにツケ払いでホストに入れ込んだ結果、
ホストから詰められたり、職場、実家にも借金支払いの催促があったそうです。
反面、無借金の人は収入激減によっても困ることが無く、
貯金が少なかったとしてもなんとか生活は回っていく。

③ファン
固定ファンのお客さんを持っていた人は生き残ることが出来たそうです。
歌舞伎町は4/16に営業再開したそうですが(批判もあったとは思います)、
人気のホストが出勤すると、ファンが殺到し、コロナの影響を全く受けないという事例もあったそうです。
他にも、勤務する風俗店が自粛休業でも、お客さんと直でやりとりし収入を得ている事例もありました。

④その他
女子大生のこういう話が出ていました。
親が厳しく、「大学の学費生活費を自分で稼ぎなさい」と言われたそうで
大学以外は、バイトに勤しむわけですが、
家賃、携帯代、交際費等、月20万円をバイトで稼がないといけないのに
普通のバイトをしてもせいぜい月8万しか稼げない。
そんな折、時給1500円のガールズバーの求人を見かけて面接に行ったところ
「ガールズバーは実は稼げないし大変なので、
ピンクサロンなどの性風俗に行ったほうが楽ですから、体験入店でもしませんか」
と言われたそうです。まあいわゆる釣りってやつでしょうか。
で、何となく流れでいつの間にかピンクサロンで働くという内容です。
彼女は日給2万円くらい稼いでいるそうです。

あと、島根県の女性が上京する話も出ていました。
高校卒業後、医療福祉の専門学校へ入学し
卒業後は医療事務、農協でアルバイトなど、職をいくつか経験したそうですが
田舎では職業の選択肢も無く、非常に低賃金であるため
上京を決意し、働くも徐々にというか自然とナイト業界・風俗業界へ入っていくという話でした。

相当な斜め読みの中から気になったところを抜き出しており
正確性を欠いているところが多々あると思いますが、ざっくりこんな感じです。

①〜④の内容から感じたことは、
多くの人が雇用される以外の発想に乏しく、選択肢を自分自身で限定しているなと。
私も大学卒業後、昨年までの約16年間、雇用される以外の選択肢はなかったですし
まだ開業していないので偉そうなことは言えませんが、なにか自分でビジネスをやってみる。
その選択肢は誰にでもあると思いますので、やってみる価値はあるんじゃないかと。
半分自分に言い聞かせているようなものではありますが。

田舎の会社なんてブラック的な感じのところが多い印象です。
実際私も、昨年の残業時間は年間で1,000時間超、さらにパワハラも受け心療内科へ通院しました。
それでいて、年収は手取りで300万ちょっとです。
こんな生活をあと30年も、絶対に続けられないし続けたくないなと強烈に思いました。
かと言って、転職して、今以上の年収になる可能性もかなり低いです。田舎では。
だったら年収は低くても時間の自由が利きやすく自分の好きなことをやれる起業にチャレンジしようと。

それから、起業後は①〜③を強く意識しないといけないなと感じました。
つまり、固定費を抑え、なるべく無借金で事業をし、ファンを掴む。
継続したり有事の際に対応するべくは、こういったところを意識するのは重要なんだろうなと、、
起業準備する中で、①〜③への意識は漠然とありましたが、明確化した感じです。

裏日本に限らず、田舎で低賃金労働している方は選択肢として自分でビジネスというのが
あってもいいと思いますし、まずは副業から挑戦されてみてはいかがでしょうか。
私も副業から挑戦しておけばよかったなと、ここはかなり後悔しています。

 

 

平常通りまとまりのない文章となりましたが、私からは以上です。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。



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