防衛大の卒業式があったようだ。任官拒否の件等はさておくとして、今年も卒業式の最後に帽子を投げていた。これって恥ずかしくないのか? つまり”アメリカの真似”であり”植民地根性丸出し”に見えるから。
日本の安全保障はアメリカに依存しているのは確かで、そう簡単に動かせるものではない。それについては長大な議論があるだろう。しかし自衛隊の幹部候補である防衛大の卒業式でなにも”帽子投げ”のようなアメリカの士官学校の真似っこまでしなくても良いのではないか?
新宿の高島屋がなぜだかデパートの一角を”タイムズスクウェア”などと称しているメンタリティとこの”帽子投げ”は共通しているように思える。アメリカの良い所は取り入れればいい、だが植民地根性的な単なる真似っこをするのはいかにもみっともない。(2023/3/26)