日めくり地震予測

地震、火山噴火を易占で予測

10月31日の地震予測

2011年10月30日 13時00分00秒 | 日記
以下の予測は個人的な易占結果の発表につき、はずれても責任は一切取れません。あらかじめご了解ください。

10/31 の予測:
地域     得卦         予測
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東京都: 沢山咸  九四  地震が起きそうな気配はありません
静岡県: 火水未済 六五  大きな地震の心配はなさそうです
愛知県: 山地剥  六四  ここ数日は地震に気を付けましょう
大阪府: 離為火  九四  おそらく大きな動きはないと思います

地震と関係の深い 「山地剥」 が出ています。中程度の地震に用心したいと思います。


アンティキティラ島の機械 (クリックして拡大表示 )

今年1月16日の記事で、1901年にギリシャのアンティキティラ島の沈没船から回収された 機械 を紹介した。ここでは、なぜこの古ぼけた機械に学者をはじめ大勢の人が引き付けられているかを解き明かしたい。

この機械の発見後、何十年もの間誰も、その精巧さや重要性に気づくことはなかった。紀元前150~100年の大昔に作られた機械が、まさか天文学と数学の理論に正確、精密に基づいて作製されたもの・・・とは誰も思わなかったからだ。

最近の調査でようやく、船が沈んだと推定される紀元前80年ころには存在しなかったと現代考古学では考えられている、コンピューター並みの精度と複雑さを備えている機械であることが明らかになった。最古のアナログコンピューターと呼ぶ人もいる。


その後の調査で、機械のX線写真が撮影された。それにより、この機械は約50枚もの歯車で構成されていることが判明。50枚もの歯車を寸分狂わず動かすには、現代の技術でも大変困難。

研究によると、この機械は天体の動きを忠実に再現した「カレンダー」の働きをすることが突き止められた。現代のカレンダーは太陽の動きをベースにする太陽暦であるが、日本でも昔はそうであったように、人類は古くは太陽暦と太陰暦の両方のカレンダーを作っていた。

この機械は、太陽の動きと月の動きの両方を組み入れてある。しかし、公転周期の異なる太陽と月の動きを1つの機械で表現するのは非常に困難。なぜなら、地球から見て月が12星座上を一周するには27日8時間かかる。これを分点月という。ただし、満月から次の満月までは29日12時間。これに対して、太陽が黄道上の分点(春分・秋分)と至点(夏至・冬至)から出て再び各点に戻ってくるまでの周期はおよそ365.2424日。これを太陽年あるいは回帰年という。

ところが、このそれぞれ異なる太陽年と分点月のサイクルは、19年ごとに重なる。つまり、同じ位置関係になる。これをメトン周期という。すなわち、1メトン周期ごとに254の分点月が存在する。この太陽と月のサイクルの関係が、アンティキティラ島の機械に組み込まれている。しかし、それを表現するのに必要な数の歯車はこの機械中にはない!どうやって、少ない数の歯車で「19太陽年=254分点月」を表したのであろうか。


実はこの機械は、全部で6枚の歯車を使ってこの等式を表現している。これをイギリスの科学博物館のマイケル・ライトが復元した。それにより、さまざまなことが明らかになった。

月や地球が公転軌道上を動くスピードは常に同じというわけではない。公転軌道は円ではなく楕円であるため、スピードは変化する。このスピードの変化が、アンティキティラ島の機械に組み込まれている・・・だけでも驚きなのに、同じく一定のスピードでは動いていない惑星の動きも忠実に再現されている。火星のように、地球から見れば後進と見える動きも、この機械で表現されている。

すなわちアンティキティラ島の機械は、当時の天文学の達人兼機械作りの達人によって製作されたことが明らかになった。現代人は、古代人を野蛮で無知と思い込みがちであるが、このような優れた機械を作れたことから見ても、古代人をあなどってはならない・・・ことが分かる。


10/31の結果:
東京都: 地震の報告なし
静岡県: 地震の報告なし
愛知県: 地震の報告なし
大阪府: 地震の報告なし
コメント (1)
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