人間の記憶について、ドイツの心理学者エビングハウスは
『エビングハウスの忘却曲線』というものを導き出しました。
エビングハウスの実験によると
記憶したことは20分後におよそ42%を忘れ、
1時間後におよそ56%、
9時間後でおよそ64%を忘れ、
その後少しゆるやかになり
6日後にはおよそ76%を忘れてしまうそうです。
完璧に覚えたつもりでもその後、復習をしなければ
6日後には24%しか残っていないことになります。
せっかく覚えても復習をしないとほとんどが忘れ去られてしまいます。
逆に反復して復習するとかなりの量が頭に入ります。
なぜ人は長期的に覚えることができるのかというと
繰り返し覚え直しているからです。
繰り返し覚え直すことによって
記憶は強化され、忘れにくくなります。
この人間の脳の記憶のメカニズムを勉強に利用すれば
たいへん効率的であるといえます。
ちなみに辛く悲しい記憶は永遠に忘れ去りたいですね(o^-^o)
花(スノードロップ)とインコを描きました。
12月になりました!
様々な場所でイルミネーションが見られて
街は華やいでいます。
今日は早朝からまったりと
モーニングコーヒーを飲みながら
今年はどんな年だったかな~
と思いを巡らしています。
それにしても、時間が経つのは早い!!
年が明けたと思ったら、もう年末・・・
壁掛け時計の秒針がなんとなく
はやく回っているように感じます。
時計の文字盤が1から12まであるのは
1年が1月から12月まで12ヶ月あることと
深く関わっています。
現実世界では、月は約30日の周期で満ち欠けしますが
この30日の周期が暦の月の元になっています。
一年(約360日)を30で割ることで
12という数字が出てきます。
12で割った余りはあとでまとめて
閏月を作って処理しています。
月が12回満ち欠けするあいだに
地球は太陽の周りを1週することになります。
時計の秒針が1週すると1分(60秒)で
360度回転したことになりますが
約360日で地球は太陽の周りを一周することから
円の一周が360度と定義されました。
干支は12種類、星座は12種類、1ダースは12個、・・・
「12」は意味のある不思議な数字です。
今年も残すところあと1ケ月・・・
絶えず動いている時計の秒針に
急かされているような感じがします。
折り鶴と子犬(トイプードル)を描きました。