団塊じぃじ!気まぐれブログ

趣味の写真や野鳥観察、家庭菜園の様子など載せて見たいと思います
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国宝、犬山城

2013年04月07日 | 日記
愛知県犬山市の犬山祭本楽祭に出かけました
桜は散り落ちています

犬山城は織田信長の叔父である織田信康が天文6年(1537)に木之下城を移して築城したと伝えられている 
天正12年(1584)小牧、長久手合戦の際には羽柴秀吉は12万余の大軍を率いてこの城に入り、小牧山に陣をしいた徳川家康と戦ったそうです

江戸時代元和3年(1617)尾張藩付家老、成瀬正成が二代将軍徳川秀忠から犬山城を拝領、その後代々受け継いで幕末を迎えたとの事
天守は昭和10年(1935)に国宝に指定されたが平成16年までの長きに渡って個人所有(成瀬氏)の城として知られてきた

犬山祭は寛永12年(1635)城主、成瀬正虎公の沙汰で氏子が行粧の山車、練り物を出して以来、今日まで継承されている
低気圧の通過であいにく雨や風に見舞われシートに覆われての奉納となった

からくり人形もシートの中で披露され、それでも多くの人々が楽しんだ

お祭り衣装に着飾った娘さんたちも太鼓を叩いての晴れ舞台ですね

各町内が練り出す13輌の山車(ヤマ)が順番に針綱神社の前に移動してからくり披露・奉納が行われます

奉納が終わった山車は若衆たちに勢い良く押され方向転換をして引き上げていく

雨上がりでも多くの外国人や観光客で久し振りの賑わいを感じた
私も出店でお酒と焼き鳥を買い、ひと時を堪能しました

山車の奥に犬山城天守を望む
夜山車は祭りの圧巻で万燈に飾られた道行は豪華絢爛にして一幅の歴史絵巻物との事
案内を奏でるスピーカーから”夜山車が始まるまでに是非、風が止んで欲しいです”と切望のアナウンスがあった