「固定電話のみ」でスマホをもっていない母。スマホだけにしたら、毎月の出費は減るのではないでしょうか?
2024/12/10 02:20様記事抜粋<スマホの普及率が高まり、固定電話の必要性を感じなくなっている人もいるかもしれません。「固定電話が家にない」という家庭も珍しくないでしょう。 その逆で、今でもスマホを持たずに固定電話のみで生活している人もいるようです。毎月の出費で考えると、どちらが節約になるのか確認してみることをおすすめします。 本記事では、固定電話とスマホそれぞれにかかるコストを比較するとともに、スマホに切り替えた方がよいと考えられる理由についてもご紹介します。
固定電話にかかる基本料金と通話料
固定電話といえばNTT加入電話やひかり電話などがありますが、今回はNTT加入電話を例に挙げて、どのくらいコストがかかるのかを確認してみましょう。東日本電信電話株式会社(NTT東日本)によると、加入電話の毎月の電話料金は「基本料金」と「通話料」で構成されています。NTT東日本の加入電話の場合、それぞれ以下のような金額です。
なお、月々のコストを算出するので、固定電話設置時にかかる初期費用は省きます。
・回線使用料:1870円(ダイヤル回線・住宅用・3級取扱所の場合)
・屋内配線使用料:66円(屋内配線をレンタルする場合)
※このほか、キャッチホンなど付加機能を利用する場合は「付加機能使用料」が、電話機などをレンタルする場合は「機器使用料」がかかります。
・固定電話から固定電話へ:9.35円/3分(県内通話・県間通話)
・固定電話からIP電話へ:11.55円/3分
・固定電話から携帯電話へ:17.6円/60秒
上記の場合だと、電話をまったくかけない人であっても、月々1936円の基本料金が発生します。
スマホにはどれくらいコストをかけている人が多い?
一方、スマホにかかる月々のコストはどれくらいなのかみていきましょう。スマホは契約している携帯電話会社やプランによって料金が大きく異なる場合もあるため、株式会社WDCが2024年に実施した「スマホキャリアに関するアンケート」を参考にします。
アンケートの結果によると、スマホの月額利用料で最も多かったのは「3000円未満」で30%、次いで「3000〜5000円未満」で26.33%、「5000〜7000円未満」で16.67%となっています。また、スマホキャリアを選ぶ際に最も重視しているのは「料金の安さ」という人の割合が最も多くなっています。
ただし、大手キャリアのスマホを利用していたり、機種代が高額だったりする場合は、1万円以上のコストがかかる可能性もあるでしょう。
固定電話をやめてスマホのみにすべき?
「固定電話とスマホにかかるコストはどちらが安いのか」ということについては、通話量はどのくらいか、どのようなプランを選んだかなどによって変わってくるため、一概にはいえません。状況によってはどちらでも同じくらいのコストがかかる可能性もあります。
ただし、NTT固定電話では一部サービスの提供が終了するなど、固定電話のみだと不便さを感じることも出てくるかもしれません。そのため、使用方法によっては、この機会に固定電話からスマホへの切り替えを検討してもよいでしょう。
契約する携帯電話会社やプランの選び方によっては、今使用している固定電話よりコストをおさえられるケースもあります。
スマホの契約先やプランによっては固定電話よりコストをおさえられる可能性はある
固定電話のみでスマホを持っていない場合、コストのことを考えてスマホのみにすべきではないかと悩まれることもあるでしょう。
今回参照したアンケート調査によると、スマホの月額利用料が3000円以内の人が多数のようです。一方固定電話の場合は、NTT東日本の加入電話では、月1936円の基本料金と通話料金がかかります。固定電話とスマホそれぞれにかかるコストについては、通話量や選ぶプランなどによって大きく異なるため、どちらがお得かは一概にはいえません。
しかし、固定電話の一部サービスが終了するなどの事情もあるため、この機会にスマホへの切り替えを検討してもよいかもしれません。
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