メタの大規模言語モデル、GSや野村などが利用企業に_Katie Paul様記事抜粋<米メタは29日、生成人工知能(AI)の基盤技術となる同社の大規模言語モデル「Llama(ラマ)」について、ゴールドマン・サックスやAT&T、野村ホールディングス、ドアダッシュ、アクセンチュアといった企業が顧客サービスや文書見直し、コンピューターコード作成などに利用していると明らかにした。
ラマシリーズは大半が無料で、メタが昨年公開を開始して以来のダウンロード総数は約3億5000万回に達している。7月終盤に最新版のラマ3を公開した時点の3億回からさらに増えた形だ。
メタによると、アマゾンウェブサービス(AWS)やマイクロソフトのアジュールといったクラウドサービス経由の利用も増加し、5月から7月の間で2倍余りに膨らんだ。
同社を含めたIT大手はAI分野に多額の資金を投入しているが、投資家の間からはAIの普及がどこまで進むのか、各社の投資にどれほどの見返りが期待できるのかという点で懐疑的な声も出ている。
こうした中でメタのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は先月に「ラマが業界標準になる道は、常に競争力と効率性を持ち、次々に新たな世代を公開していくことだ」と記した
大規模言語モデルに関しては、一定の論理的な作業がなお困難なことや、事実誤認をしがちなことから、事業用の採用が限られるという面がある。
ただメタは、幾つかの大手企業がラマを導入しつつあることで、その有用性とオープンAIなどの他社の有料モデルに対する競争力が裏付けられたと指摘
株価暴落で利益9割飛んだ…1年半で貯金1500万内の1000万をイケイケ投資の58歳会社員が涙目ですがった"神様"様記事抜粋<投資初心者は、今後も可能性がある大幅な株価下落時にどんな心構えでいたらいいのか。8月5日の株価暴落直後、iDeCoや新NISAなどの投資を始めて間もない「にわか投資家」たちが助けを求めた家計再生コンサルタントのFP横山光昭さんは「絶対してはいけないのは、パニック売り、SNSを見ること、金融機関に相談に行くことだ」という――。
■にわか投資家が陥りがちな4つの穴
「500万円もあった利益が60万円弱まで激減してしまいました。大事な老後資金なのに……どうしたらいいんでしょうか」
8月5日の大暴落直後、私どもの事務所に慌てて駆け込んできたのは、投資歴1年半目の山田昭仁さん(仮名・58歳・会社員)でした。利益500万円が60万円弱へ落ちた瞬間、約9割が消えてしまい、その顔は見るからに狼狽し、目は潤んでいました。
山田さんは昨春、一人息子が独立し、老後に向けて資産を増やすべく、1年半前から日本株を中心にNISA(新NISA)やiDeCoで投資を始めていました。
投資資金は、30年以上コツコツ貯めてきた1500万円の貯金から。最初は月2万円の少額積立でスタートしたものの、成長投資枠で買った日本株や積み立て投資枠のインデックス投信が調子よく増えていくのを見て、「なんだ、投資って案外余裕。もっとリスクをとって投資すれば増えそうだな」と考え、積立投資額を月2万円から3万〜4万円へ少しずつ増やし、さらには追加で成長投資枠で個別株へのスポット投資にどんどん投下。気づけばこの1年半で1500万円の貯金のうち1000万円を投資につぎ込み、手持ちのキャッシュを短期間にバーンと投資に移動させたわけです。
ここで、山田さんの例をもとに、投資初心者が取ってしまいがちなNG行為を4点申し上げましょう。
■調子がいいと「長期・つみたて・分散」の原則を忘れてしまう
① 短期間でキャッシュの大半を投資につぎ込む
それまでキャッシュしか持っていなかった人が、老後を目前に新NISAブームに乗って投資を始めた場合、利益がどんどん増えて行くのを見て、気づけば退職金など貯金の大半を投資につぎ込む人もいます。特に上昇しか知らない新NISA後に始めた人は相場の恐ろしさを知らず突っ走ってしまう傾向があるように思います。
② 運用商品がリスクのある個別株や投資商品の投資先が偏っている
投資先も日本株や米国株など投資対象の国や種類に偏りがある場合、リスクが増大します。山田さんもインデックス投信を保有していましたが、全体の割合で見れば少なく。投資商品が投資対象に偏りがありました。
③ リスク許容度を超えて投資している
株価が急落しても慌てず、「そのうち上がるだろう」とドンと構えることができればいいですが、それができないのは、リスク許容度を超えた投資をしている証です。いま一度、リスク許容度を見直すべきです。
④ 「利益でカバーすればよい」と考え、お金を使う
山田さんは、投資以前までの家計は順調だったのに投資実績がよいことで慢心し、家計が緩くなった。例えば、それまで食費は3人家族で6万〜7万円に抑えていたのに、最近では8万円前後になる月も多いそう。山田さんのように、投資利益に比例するかのように、食費などが右肩上がりに増えてしまうご家庭も、少なくないのではないでしょうか。
「使っても働いて稼いでカバーすればいい」と考える人は多いですが、投資が順調な時期が続くと、「稼ぐ」が「増える」に脳内で変換され、「どうせ“増える”からちょっとくらい使ってもいい」という思考になるのです。利益は必ずしも順調に伸びるとは限らないのに、です。
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