今年2度目となる浅草。
有名な天ぷらのお店で昼食を済ませ、仲見世通りを北へぶらぶらと歩く。途中いろんな店につっかかりながら。平日だというのに、なんと人の多いことだろう。一瞬島倉千代子のメロディーが浮かぶ。「お祭りみたいににぎやかね~」。
浴衣姿の若い娘さんのまぶしいこと。若いっていいなあと、自分の大昔を重ねて見つめる。
浅草寺はもう何度行ったか忘れたくらいなのに、その脇の浅草神社へはほんの数える程度しか足を伸ばしていない。仁天門から浅草寺へ抜けるたびに、以前はその前をいつも通っていた。そういうことってけっこうあるものなのだろうかと自分で不思議がる。
一度にわあっと全部見るのがあまり得手ではない。仕事柄かもしれないが、旅行はわりと焦点を絞って訪ねる。今回は仲見世でのお買い物と浅草神社にした。三社祭のとき貼り出されていたという6年前の川柳を思い出しながら。
思ったより広い境内。その右側の掲示板にその時は川柳はあった。
その他大勢の小生の作品。貼ってあっても、なかなか見る機会にめぐまれず、ましてや三社祭も開催中の3日間のみ、その川柳は展示だと勝手に思いこんでいたものだ。当時の祭り期間中はどんなふうに掲示してあったのかと思いをめぐらしながらの初夏のひと時。
広い境内はハトが舞い、のどかさにいっそう拍車をかける。
そういえば、集合時間にはまだ早い。
ハトを見ながら、はとバスの集合時間を気にしている。
三社の日 早く早くで やっと来た
(平成29年5月) 浅草神社 「三社祭」川柳
「つれづれ(108)浅草三社詣で」