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今年から「再び」メジャーの世界に復帰した、スガシカオ。
事務所を独立してメジャーから離れて、雑用すべて一人で背負い、ライブのチケットの準備やグッズの手配など、それはそれは 血の滲むような努力の日々だったと思われる。彼が、極度のストレスから「突発性難聴」という耳の難病を患ってしまったのは、この頃だった。大音量を聴き続けているミュージシャンには、特に多い「耳の病気」。私は、ひどくならずに完治したものの、原因不明ながら、ストレスや寝不足などが引き金とされており、私の経験上、「血行不良」も全く無関係とは言えない気がしている。肩や首筋の凝りがひどくならないよう、運動やサプリ等で気をつけるようにしてからは、寝不足が続いても難聴や耳鳴りが起きずに済んでいるからだ。
最近、耳が曇ったような感じ…こういう方はすぐ耳鼻咽喉科へGO---!!出来れば、難聴の治療を得意とする病院へ!!
2週間以内に治療を開始しないと、聴力を回復させるのが難しいとされているからだ。
話が脱線したが、Chageのブログからあちこちネットサーフィンをして、スガシカオのブログに辿り着き、以来、私はスガシカオの メルマガ会員 になり(これも、ここ2~3年くらいの話で…)、時折、ブログも覗いている。
なぜ、メルマガ会員になったかと言うと…。
ブログ内のことだが、スガシカオファンには、お馴染みすぎるくらいにお馴染みの、彼の「実のお母様」の話が、まぁ~~~面白くて面白くて(^^♪
通称:ヤグルトさん というのだが、あまりの面白さに、「ヤグルトさんネタ」にすっかりはまってしまった。
そうこうしているうちに、スガシカオの「肩肘張らない」ラフさ加減とユーモア、元々嫌いじゃない彼の独特なハスキー声とで、ほどなくメルマガ会員となった次第。そうは言いつつ、彼のライブにまだ足を運んだことはないのだけれど…。(岩手からだと時間的制約、金銭的事情を考慮すると、都合が合わせづらいのでね、日帰り出来る時間帯だったら行ってみたいけど…。)
そのメルマガとブログが、「スガシカオ自身の言葉で綴ってくれている」のが、メルマガ会員になった理由のひとつでもあり、今年からメジャーへ再び舞い戻ることになったスガシカオの足取りを、私も「肩肘張らず」まったりと確認していっているのだが、昨日から今日にかけて送られてきたメルマガでは、SMAPに提供した「夜空ノムコウ」が誕生した瞬間について書かれていた。言わば、ライナーノーツというところだ。
メルマガ会員向けに送られてきた言葉なので、詳細を述べることはしないが、今日配信された№2にあった一文が強く心に残り、その一文が起爆剤となり今ブログを更新しているようなもの。
というわけで、そこだけを紹介することをお許しいただきたい。(シカオちゃん、よろしくです。)
- 時代に残る歴史的名曲というのは、誰が作ったのか誰がプロデュースしたのかは、さほど問題ではないように思う。
一番大切なのは、「誰がその歌と時代をくっつけたのか」ということ。
SMAPの歌うあの特別な雰囲気こそが、夜空ノムコウを国民的名曲へと押し上げていくことになる。 -
このように言い切れるスガシカオって、「凄い」と思う。
何かで読んだことがあるのだが、自分の書いた小説あるいは文章を、いつまでも大事に大事にしている人は伸びない、潔く紙を破り捨てて次へ次へと迎える人じゃないと…といった意味のことを、何かでおそらくどなたかの言葉だったと思うが、読んだことがある。ふと、そのことを思い出した。
「俺が作ったのさ!」
「俺のプロデュースなんだ」
そういう「~してやった」的な上から目線の感覚があると、確かに固執しすぎて新たな局面へと向かっていくことが出来ないのだろう。
スガシカオには、そういう部分が本当に垣間見られないのだ、そう言えば。
ミュージシャンが好きな人の中には、ミュージシャンが作詞あるいは作曲、歌唱している歌を「アイドル」に提供することを、物凄く嫌う傾向もないわけではない。それだけ、「アイドル」の実力に対して懐疑的であるという見方も出来るわけだが、スガシカオは彼らの感性に対して、きちんと「敬意」を払っている。その敬意は「お世辞」でも「社交辞令」でもなく、ミュージシャン独特の感性に委ねられているとでも言えばいいだろうか。最も今では、SMAPをアイドルという枠組みで縛りつけるのもどうなのか?というSMAPの活躍ぶりではあるけれど、「夜空ノムコウ」が提供された当時は、まだまだSMAPも若かった。
「夜空ノムコウ」では、作詞をスガシカオが担当しているが、他の人へ提供した曲はすでにその人(人たち)のものという思いも持っているためか、動画を検索してもスガシカオが歌う「夜空ノムコウ」は数多くヒットしてこない。
その中でも、貴重な動画をご紹介したい。
メジャー → 独立し脱メジャー → 再びメジャー復帰 という、決して楽ではない道のりを、スガシカオは「自然と」周囲の協力を寄せ付けながら、こなしているようにこちらには見える。事務所独立というと、必ず「干されたり」いい印象がないこの業界を、彼は、「才能」は勿論のこと、人柄もあるだろうし、段取りもあるだろうし、熱意もあるだろう。色んな「スガシカオの世界」が、協力者を寄せ付ける要因なのだろうなと、そんなことを想像した。
どこかしら取っつきにくい印象を与えるミュージシャンの中でも、ひとたび口を開くと、ユーモアな一面が顔を覗かせるスガシカオ。
「ヤグルトさん」から受け継いだDNAは、どうやら、彼自身を助けるお守りのような役目も兼ね備えているのではないだろうか?
シカオワールド、なかなか癖になる。
動画主様、お借りしますm(__)m
↓ ↓
スガ シカオ - 夜空ノムコウ
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私はヒット曲数曲しか知りませんが、それでも、
彼が、かっこつけずに、ダメな自分を晒して見つめて
そこからどうするのか、という視点で、詞を書いているような気がします。
男性ロック歌手って、結構ナルシズムに陥るんですよ。
不良っぽく粋がったりね。
彼はそんな浅い視点は卒業している感じです。
ども、おばんです。
>スガシカオについて、良い記事ですねえ。
ありがとうございます!
いや~、ホント、本文の青文字部分の言葉が、心にグッっと刺さりまして(いい意味で)、
「これは更新せねば」となった次第です(^^♪
プロフィール欄に、「~時々スガシカオ」と表記しておきながら、気がつけば一度も書いてませんでしたしね(^_^;)
>かっこつけずに、ダメな自分を晒して見つめて
そこからどうするのか、という視点で、詞を書いているような気がします。
私も、「時々スガシカオ」ってなもんですから、全てを知っているわけじゃないですけど、
仰るように、「ダメな自分を晒して~」っていうのは、同感です。
だから、押しつけがましくないし、共感出来る部分も多いんじゃないかなと思いますね。
>男性ロック歌手って、結構ナルシズムに陥るんですよ。
不良っぽく粋がったりね。
へぇ~、そうなんですか?
あぁ、そう言われればそうですかね。
私のギターの師匠も、アコギもエレキも教えるし、演歌も演奏しちゃうんですけど、
元々好きなのが「ロック」でして、若い時は「自分がカッコいいと思えれば」それで良かった的なこと言ってましたっけ。
震災がきっかけで、「そんな演奏のスタイルじゃダメだ」と悟り、今日に至るみたいな
こと言ってました。
私が、苦手なロックは、叫んでるだけのように聞こえる曲ですね。
大音量すぎることもありますが…。
あとは、「カッコつけ」部分が嫌なのかな?(苦笑)
ロックでも、気持ちいいなと感じられるロックもありますから、そういうのは、シカオちゃんの
ように、「肩肘張らない」いい意味でのラフさがあるんでしょうね、多分(^_-)-☆
スガシカオ、やっちさんのブログで記事見つけた時は嬉しかったです。
コメントを以前に投降したつもりだったんですけど、きちんと送信できていなかったようで(恐らく、風呂上がりのビールを飲みながらの操作が原因かと・・・( ;∀;))
「夜空のムコウ」もいい曲ですが、「黄金の月」が大好きで当時はよく聴いてました。
スマップが歌う「夜空のムコウ」とはまた違うスガシカオの「夜空のムコウ」、当時は同じ曲なのに違う曲のような、うまく言えないのですが、どちらがいいとかそういうことではなくてこういう歌になるんだなーという感想を持っていたのを思い出しました。
〈一番大切なのは、「誰がその歌と時代をくっつけたのか」ということ。〉
めちゃくちゃかっこいい言葉ですね。
復帰してくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。
ども、おばんです。
お返事遅れましたm(__)m
>スガシカオ、やっちさんのブログで記事見つけた時は嬉しかったです。
どういたしまして(^_-)-☆
なんちゃって、いやはや、ありがとうございます。
>、「黄金の月」が大好きで当時はよく聴いてました。
これは、ファンの間では「名曲」として有名だそうですね。
私は、ライトなファンなので(多分)、知らない曲も多くて(^_^;)
>スマップが歌う「夜空のムコウ」とはまた違うスガシカオの「夜空のムコウ」、
私が、ギターレッスンで練習したのは、SMAPバージョンなんですが、地味に難しいです。
何がって、「リズム(テンポ)」がです。
弾き語らずに演奏だけなら、何とかなりますが、弾き語るとなると、右手のリズムが狂ってしまうんですよね…(^^ゞ
>復帰してくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。
ホントですね。
普通はね、元事務所に干されたり、嫌がらせされたりっていう芸能界ですが、
彼の場合は、いい意味で上手に世渡っているように思います。
また、スガシカオの才能やら、人柄やら、面白さやら、「必要とされている」からこそ、
復帰も可能だったんでしょうね。
一般社会で働いた経験があるためか、いい意味で「業界に染まりすぎない」で、
活動出来ているんじゃないかな?とも、思います。そこも、彼の魅力かなと。
ある意味、稀有な人ですね(^^♪
スタンディングじゃなきゃ、一度ライブに行ってみたいんですけどね(^^ゞ