アガサ・クリスティ原作の「そして誰もいなくなった」がドラマ化されたということで、家族が録画していたものを昨晩2話とも鑑賞しました。
前編と後編の2話。
恥ずかしながら私は原作を一度も読んだことがないので、ドラマのどのあたりが原作とは違うのか、ドラマ用の脚色なのかということが全く分からないのだけど、ドラマ後編の一番最後に出てくる、渡瀬恒彦さん単独のシーンだけど、鼻にチューブをつけて、懸命にセリフを言い切る姿を見ていると、「このシーンは原作にあるの?」「渡瀬さんのために用意されたんじゃ?」とさえ思えるほど、俳優 渡瀬恒彦の役者魂を感じたと同時に、改めて「渡瀬さん、本当に病気だったのね…」と、改めて、渡瀬恒彦さんの死を実感したような気がしました。
今年の2月半ばまで撮影されたそうなので、亡くなるおよそ1ヶ月前まで気丈に撮影に臨んでいたということか…??
ガンというと、痩せこけたり顔が変わったりと、元気な頃に比べて外見がだいぶ変わると思っていたのだけど、ドラマの渡瀬さんを見ていても、声こそ絞り出すような感じでややかすれながらではあったけど、外見はそこまでやつれているという印象は受けなかっただけに、亡くなったことが信じられなかったのだけど、「そして誰もいなくなった」を見ていると、役柄の上でのセリフや、鼻にチューブをつけながらの撮影が、「役」なのか「実際」なのか分からないくらいに、鬼気迫るものを感じました。
ドラマの一番最後の渡瀬さん単独のシーンを、原作にはないらしい刑事役の沢村一樹が微動だにせず、じっと見つめる姿が、余計にもの悲しく感じ、ドラマを見終えた後、しばらく涙が止まらなかった…。
十津川警部シリース
おみやさん
タクシードライバーの推理日誌
警視庁捜査一課9係 等…。
十津川警部シリーズと言えば、たくさんの俳優さんが演じていたようですが、近年印象に強いのはTBSとテレビ朝日で放送されたものでしょうか。
個人的には、十津川警部と言えば、テレビ朝日での高橋英樹さんなのですが、テレ朝が「土曜ワイド劇場」を今年の4月8日放送分で廃止したため、今後はTBSでの十津川警部シリーズで、亡くなった渡瀬恒彦さんに代わって、内藤剛志さんが演じていくことになります。
※内藤さんには申し訳ないけど、内藤さんの刑事役を見ると、どうしても「土門刑事」に見えてしまうんですよね…科捜研の女の。
余談ですが、内藤さんは他のドラマでも何故か「刑事役」が多いですね。刑事以外で最近見たことないかも(^_^;)
「そして誰もいなくなった」…まさか、渡瀬さんが犯人役だったなんて!!
(でも、余貴美子さん演じるドクターが、女一人で渡瀬さんをリビングから部屋まで担いでいくって、どうやって??とは思ったんだけどね)
まるで渡瀬恒彦さんのために作成されたんじゃないかと思うほど、最後は息をするのを忘れてしまうくらいにドラマに見入っていました。
昭和の時代から活躍していた素敵な俳優さん達が、どんどんいなくなってしまう…実年齢の割に、外見がとてもお若くてダンディな渡瀬さんだったので、とても残念です。
が、最後に素晴らしい演技を魅せてくれた渡瀬恒彦さんに、心から拍手を贈ります。
そして、合掌。
※テレビ朝日 ドラマサイトより
人気ブログランキング ←いつもありがとうございます。
前編と後編の2話。
恥ずかしながら私は原作を一度も読んだことがないので、ドラマのどのあたりが原作とは違うのか、ドラマ用の脚色なのかということが全く分からないのだけど、ドラマ後編の一番最後に出てくる、渡瀬恒彦さん単独のシーンだけど、鼻にチューブをつけて、懸命にセリフを言い切る姿を見ていると、「このシーンは原作にあるの?」「渡瀬さんのために用意されたんじゃ?」とさえ思えるほど、俳優 渡瀬恒彦の役者魂を感じたと同時に、改めて「渡瀬さん、本当に病気だったのね…」と、改めて、渡瀬恒彦さんの死を実感したような気がしました。
今年の2月半ばまで撮影されたそうなので、亡くなるおよそ1ヶ月前まで気丈に撮影に臨んでいたということか…??
ガンというと、痩せこけたり顔が変わったりと、元気な頃に比べて外見がだいぶ変わると思っていたのだけど、ドラマの渡瀬さんを見ていても、声こそ絞り出すような感じでややかすれながらではあったけど、外見はそこまでやつれているという印象は受けなかっただけに、亡くなったことが信じられなかったのだけど、「そして誰もいなくなった」を見ていると、役柄の上でのセリフや、鼻にチューブをつけながらの撮影が、「役」なのか「実際」なのか分からないくらいに、鬼気迫るものを感じました。
ドラマの一番最後の渡瀬さん単独のシーンを、原作にはないらしい刑事役の沢村一樹が微動だにせず、じっと見つめる姿が、余計にもの悲しく感じ、ドラマを見終えた後、しばらく涙が止まらなかった…。
十津川警部シリース
おみやさん
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警視庁捜査一課9係 等…。
十津川警部シリーズと言えば、たくさんの俳優さんが演じていたようですが、近年印象に強いのはTBSとテレビ朝日で放送されたものでしょうか。
個人的には、十津川警部と言えば、テレビ朝日での高橋英樹さんなのですが、テレ朝が「土曜ワイド劇場」を今年の4月8日放送分で廃止したため、今後はTBSでの十津川警部シリーズで、亡くなった渡瀬恒彦さんに代わって、内藤剛志さんが演じていくことになります。
※内藤さんには申し訳ないけど、内藤さんの刑事役を見ると、どうしても「土門刑事」に見えてしまうんですよね…科捜研の女の。
余談ですが、内藤さんは他のドラマでも何故か「刑事役」が多いですね。刑事以外で最近見たことないかも(^_^;)
「そして誰もいなくなった」…まさか、渡瀬さんが犯人役だったなんて!!
(でも、余貴美子さん演じるドクターが、女一人で渡瀬さんをリビングから部屋まで担いでいくって、どうやって??とは思ったんだけどね)
まるで渡瀬恒彦さんのために作成されたんじゃないかと思うほど、最後は息をするのを忘れてしまうくらいにドラマに見入っていました。
昭和の時代から活躍していた素敵な俳優さん達が、どんどんいなくなってしまう…実年齢の割に、外見がとてもお若くてダンディな渡瀬さんだったので、とても残念です。
が、最後に素晴らしい演技を魅せてくれた渡瀬恒彦さんに、心から拍手を贈ります。
そして、合掌。
※テレビ朝日 ドラマサイトより
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十津川警部の渡瀬さんは演技の素晴らしさは最高でしたね。西村京太郎さん作品を読んだり、十津川警部シリーズをTVで見るのが鉄道趣味の楽しみのひとつでした。全54作品に出演した渡瀬さん、第1作は平成4年の「札幌駅殺人事件」で、54作目は「サンライズ出雲の女 消えた似顔絵の女」でした。中でも寝台特急はやぶさ号が舞台となった「寝台特急殺人事件さよならブルートレイン」や「東北新幹線はやて殺人事件」などが思い出されます。警視庁の建物が映し出されてドラマが始まり、亀井刑事と一緒に屋台でラーメンを食べるシーンは印象に強く残っています。十津川警部が食べたあのラーメンを一度食べてみたいなぁといつも思ってました。
こんにちは。コメントありがとうございます。
>西村京太郎さん作品を読んだり、十津川警部シリーズをTVで見るのが鉄道趣味の楽しみのひとつでした。
鉄道ファンというほどでもない私ですが、鉄道を詳しくないものでも、西村京太郎作品はとても楽しめましたから、
鉄道のブログもやってらっしゃるjg7wdiさんとしては、尚更味わい深い作品だったんだろうなと思います。
>亀井刑事と一緒に屋台でラーメンを食べるシーンは印象に強く残っています
確かにそうですね。
「亀さん」との屋台でのラーメンは、警察内でのシーンとはまた違ったいい感じの雰囲気を醸し出していて、人生で一度も「屋台」を経験したことのない私としては、
「屋台で食べてみたいな」と、ドラマを見るたび思っていました。
(昔は、盛岡の映画館通りに屋台が出ていたことがあったんですけど、一度も利用しないまま屋台は消えてしまいました。)
渡瀬さんのはにかんだような笑顔も印象に残っています。