「夜間中学校と教育を語る会」公式ブログ

夜間中学校と取り巻く環境を語る会です!

面談の場所 決定

2012年02月28日 22時16分27秒 | 日記
明日の都教委との面談場所が決まりましたので、お知らせします。

都庁 第2庁舎 10階 部屋番号209
です。

第2庁舎は細長い建物だそうですが、この部屋は真ん中あたりに位置するそうです。
2本あるエレベータのうちどちらを使っても大差ないそうです。

第2庁舎の1階ロビーで12:30に集合して、開始10分前の12:50頃にはこちらの部屋に移動する予定です。
遅れてくる方がいた時には、だれかロビーでお待ちするようにいたしますが、
万が一、遅れてだれにも会えないような時には、直接上記の部屋においでください。

明日は、沢山の署名を手に、また多くの方の応援が後ろについていることを胸に刻んで
精一杯要請に力を注いできます。



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小林文人先生(東京学芸大学名誉教授)の意見書

2012年02月28日 21時52分30秒 | 日記
小林文人先生から、下記のような意見書をいただきました。
ご紹介いたします。

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私は、「公立小・中学校日本語学級設置要綱」(改正案)の夜間中学の実情を踏まえた運用を求め、以下意見を述べます。

 かねがね東京夜間中学・日本語学級の取り組みに深い敬意を抱いてきました。先生方の授業や指導を実際に見学した折りに、教育の原点をみた思いでした。その教育条件が少しでも向上されることを強く期待しています。

 「すべての人に教育を!」(1990、ユネスコ・ユニセフ等)は国際的なスローガンです。「すべての移住労働者の権利保障に関する国際条約」(1990、45回国連総会)も教育への権利をうたっています。

それぞれ厳しい事情のもと、海を越えて日本で暮らす人々の日本語学習の保障、多民族がともに生きる共生社会に向けて、充実した日本語教育の機会が整備されていくことは、とても大事な課題だと思います。
その具体的な歩みに向けて、ほんらいの「すべての人の教育」機会保障のために、夜間中学の皆さんは奮闘されてきました。小さな教育条件の一つひとつが充実の方向に向けて改善されていく必要があります。その積み重ねこそが重要です。
要綱・改正案が、そのような方向で充実されること、決して条件低下とならないよう、切に期待しています。


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