12月10日メモPart2。
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下線部分情報ソース未確定。以前日記に記した件は再記せず。
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2017年 - ポスティングシステムで大リーグエンゼルスに入団した大谷翔平が、
日本時間午前8時から入団会見を実施。
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大谷 翔平
1994年7月5日 - 。
岩手県水沢市(現:奥州市)出身のプロ野球選手(投手、指名打者、外野手)。
右投左打。
近代のプロ野球では非常に稀な存在となる、シーズンを通して投手と打者を兼任する
「二刀流( two-way player)」の選手。
投手としての球速165 km/hは藤浪晋太郎・佐々木朗希と並んで日本人最速記録で
ある。また、先発投手兼打者として、NPBで1度のリーグ優勝、1度の日本シリーズ
優勝、日本代表では、1度のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝に大きく
貢献している。
2012年のNPBドラフト1位で北海道日本ハムファイターズから指名される。
2013年の入団以降「二刀流」の選手として試合に出場。
2014年には11勝、10本塁打で日本プロ野球(NPB)史上初となる「2桁勝利・2桁
本塁打」を達成。
2016年には、NPB史上初となる投手と指名打者の両部門でベストナインのダブル
受賞に加え、リーグMVPに選出された。
2017年オフ、ポスティングシステムでメジャーリーグベースボール(MLB)のロサン
ゼルス・エンゼルスに移籍。
2018年シーズンから投打にわたり活動し、日本人史上4人目の新人王を受賞。
2021年シーズンでは、2001年のイチロー以来となる日本人史上2人目(アジア人
史上でも2人目)のシーズンMVPとシルバースラッガー賞を受賞している。
9月には、タイム誌による「世界で最も影響力のある100人」 に、「アイコン
(象徴)」のカテゴリーでヘンリー王子&メーガン妃、女優のブリトニー・スピ
アーズらと共に選出された。
12月、スポーティングニュース発表の「スポーツ史上最高のシーズンTOP50」では、
エンゼルス大谷翔平の2021年シーズンを1位に選定。同月、AP通信の年間最優
秀男性アスリート賞を受賞した。
2022年8月9日、MLBではベーブ・ルース以来約104年ぶりとなる、二桁勝利・
二桁本塁打を達成。10月5日、近代MLBで投手打者の両方で規定回に達した
初めての選手となった。
2023年のWBCでは、エース兼打者として日本代表に大きく貢献。
WBC史上初の2部門(投手部門・指名打者部門)でのオールWBCチームに選
ばれ、WBCのMVPも受賞している。
シーズンでは日本人およびアジア人史上初となる最多本塁打を獲得。また、日本
人史上2人目(アジア人史上2人目)となる2回目のシルバースラッガー賞を受賞
し、さらに日本人史上初(アジア人史上初)の2回目のシーズンMVPも受賞。
二刀流
大谷は投手と外野手(または指名打者)を兼任する二刀流の選手である。
これは、アマチュア野球ではよく見られるものの、プロでは非常に珍しいスタイルで
リーグ創成期を除くとほとんどの選手は投打いずれかを選んだ。
ベーブ・ルースは、その打撃への期待から一時期は登板しない日に野手で出場した。
しかし、じきに野手に専念するようになる。
近年では遠山奬志や嘉㔟敏弘がチーム事情などにより二刀流に近い起用があった
程度で、MLBでもブルックス・キーシュニックと、大谷とは同世代のマイケル・ローレン
ゼンが知られるぐらいであるが、1シーズンにわたり投手としても打者としても活躍し、
規定投球回・規定打席を満たしタイトル争いに絡むような例は無かった。
経緯
後に北海道日本ハムファイターズの監督となる栗山英樹は、遊撃手としてプロ入りした
が大学時代に投手としても活躍していた。2011年、キャスターとして当時高校2年だっ
た大谷を取材する。
2012年春の選抜では藤浪晋太郎からホームランを放つなど、野手として期待が高かっ
た。一方夏の地方大会では160キロを記録するなど投手としての才能の片鱗も示した。
また、大谷自身も野手か投手どちらに専念するかプロ志願届前には決めてなかった。
ドラフトに向け日本ハム内でも山田正雄GMを中心に会議がもたれた。
なお、この山田GMもプロ時代に投打両方で出場を経験している。会議の中で、大谷は
投打どちらかに決められないという考えが球団内で自然に出始めた。
ドラフト会議後、大谷との交渉の中で日本ハム側は二刀流の方針を示す。
すでに複数のメジャーリーグの球団と交渉していた大谷だが、当初は「自分にはそんな
考えはなかった」と驚きつつも懐疑的であったという。
2012年12月25日、大谷は日本ハムへの入団会見で「アメリカで長くプレイするため
には最初から行った方がいいという考えがだんだん変わってきた。二刀流も僕自身は
考えてはいなかったけど、栗山監督に『誰も歩いたことのない道を歩いて欲しい』と
言われたことが決断の決め手となりました」「どっちでも頑張りたいです」と二刀流へ
の挑戦を表明した。
二刀流に関する賛否
大谷翔平の「二刀流」に関してOB選手・専門家がそれぞれ様々な見解を表明して
いる。
二刀流容認派
イチロー(打者派から後に二刀流容認に転向)
2015年のインタビューにおいて「バッターをやればいいのにと思いました。
すごいピッチャーはいくらでも出てきます。でも、あんなバッターはなかなか
出てこない。実際にグラウンドで対戦したわけでもない距離感の中での話です
けど、彼ほどのバッターはなかなかいないと思います」「(二刀流は)ピッチャ
ーをやって、その翌日に外野を守れるなら両方やってもいいと思います。」と
述べ、MLBでは大谷レベルの投手が希少ではないことを指摘し、打者寄りの
二刀流、もしくは打者に専念することを推奨していたが、2021年「大谷翔平
と言えば二刀流、無限の可能性、類いまれな才能の持ち主、そんなぼんやり
した表現をされることが多かったように思う。比較対象がないこと自体が誰
も経験したことがない境地に挑んでいるすごみ」「けがなくシーズンを通して
活躍した2021年は具体的な数字で一定の答えを示した年だと思う。中心選手
として長い間プレーするには1年間、全力でプレーした軸となるシーズンが
不可欠だ。それが今年築けたのではないか」と投打に渡って結果を残したこと
を評価すると共に、「できる限り無理をしながら翔平にしか描けない時代を築い
ていってほしい」と二刀流を容認するコメントを発した。
#
長嶋茂雄(投手派から後に二刀流容認に転向)
入団直後の大谷を見て、「バッターも良いけどやっぱり俺はピッチャーだな。
とにかく彼はこれまでの日本人が持っていない物を持っている。何より体が
いい。(身長も)194〜5(cm)あるわけでしょう。それでいてあの身のこな
しができる。あの動きを見ると、やっぱりMLBのピッチャーだなと思う」と
投手派の意見を語っていたが、後に「今は(二刀流をやめろとは)言えないね、
スケールが違う。二刀流のままでいい」と意見を変えている。
#
王貞治
将来的に投手と打者のどちらかに専念していくという見解を持ちつつも、
「200勝、2000安打のどちらかなんて言わず、両方達成して名球会に来れば
いい。二刀流を続けるというなら、それぐらいの意気込みでやってほしいよな」
と語っている。
#
落合博満
「せっかく自分がやりたいと言っているのに、その芽を摘む必要がどこにある
のか。やらせてみて、結果責任は自分で取ればいい」「人のことなんだけど、
気にはなるじゃないですか。見てみたい。野球をやっていた人間として、
本当にこれが米国でできるのかどうかっていうのを見たいっていうのは人
より多いかもしれない」と述べ、大谷本人の意志とメジャーリーグにおけ
る二刀流の可能性に興味を持っていることを語っている。
#
松井秀喜
本人の意思を尊重した選択を勧めており、大谷のプロ入り1年目途中であ
った2013年夏の時点で「両方やっていては一流になれないという意見も
あるようだが、これまでほとんどいなかったわけだから、無理だと言うこ
と自体がおかしいと僕は感じる。難しいのは分かるが、前例のないことを
いきなり否定できない。可能なら両方続けたらいいし、いずれどちらかに
決めるならそれもいいと思う。」「両方いいから両方やってみるというのは
極めて単純な考え方だが、球界の常識にはなかった。常識と思われている
ことを突き詰めれば、中には覆ることもあるのだろう。」などと語っている。
2021年に自身の持っていたシーズン日本人最多本塁打『31』を更新された
際も大谷を祝福し、「シーズン32本塁打は、大谷選手のバッティングを持っ
てすれば、ただの通過点に過ぎないと思います。大リーグでは私も長距離打
者とは呼ばれたことはありましたが、彼こそが真の長距離打者だと感じます。
また、大谷選手は素晴らしいピッチャーです。大リーグの常識を変えた唯一
無二の存在です。今後もファンの方々や少年たちの夢を背負い、シーズンを
乗り切って欲しいと思います。
私も一野球ファンとして、楽しみにしています」と賛辞を贈った。
#
田中将大
2014年冬に、プロ入り2年目を終えた大谷について「ピッチャーとして
今年ここまでよくなっているのは正直驚いた。すごい成長スピード」と
話し、二刀流について「なかなかできることではない。納得するまでや
ればいい」と応援した。
#
張本勲(投手派から後に二刀流容認に転向)
投手としての大谷を「あの投げ方を見ると、アメリカのバッターは打てないと
思う」と称賛し、「二刀流は怪我するし、世界一のピッチャーになれるかもしれ
ないのにそのチャンスを二刀流で怪我して逃すのはもったいない。このような
逸材を二刀流で怪我して失うのは球界においての大損失だ」と述べ怪我のリスク
の点から二刀流を批判したが、バッティングの技術があることも認めており、
「あの打ち方を見たら、代打起用くらいだったら良い」とほんの一部だけ二刀流
を認めていた。かつてはこのような発言をしていたが、2021年12月5日放送
のサンデーモーニングにおいて出演した際に「私はピッチャーの方がいいんじ
ゃないかと言っていましたが、ここのところに来てバッターもすごく成長して
きましたから、誰が見ても2つやらせたいと思ったんじゃないでしょうか」と
コメントするなど、二刀流を容認する考えに変わってきている。
#
バリー・ボンズ
2021年に投打で活躍した大谷について、「本当に信じられないし、驚異的な
活躍だ。これまで、私にとってイチローが日本選手のパイオニアというべき
存在だった。米国だけで3000安打以上を放ち、日米合わせて4000安打以上
を記録した。大谷が今年見せた投手と打者の二刀流は、本当に素晴らしいこ
とだ。今後(大谷以外に)このような選手を見ることはできないのではない
だろうか。今までこのような選手を見たことがなかった。信じられないとい
う言葉しか出てこない」、「大谷選手は他に類を見ない存在と言えるだろう。
投手としても打者としてもエリート級。彼のような選手はこれからも現れ
ないのではないだろうか。」と絶賛し、「もし私が監督なら、うまくいって
いることを直そうとはしない。大谷選手がハッピーであることが一番大事
だからだ。力を最大限に引き出してあげたいし、今の二刀流を継続させる
だろう。」と二刀流に好意的な意見を述べている。
投手派
野村克也
当初は二刀流起用について「日本プロ野球界を舐めるな」といった旨の意見
を持っていたが、その後の活躍を見て二刀流を続けることを勧めるようにな
り、「あれだけのバッティングとピッチングができるなら、大賛成。今まで
誰もやったことがないことをやるというのも、魅力である。『10年に1人の
逸材』と呼ばれる者はよくいるが、プロ野球80年の歴史で、あんな選手は
初めてだろう」と語っていた。しかし2017年4月のインタビューでは「『
二兎を追うもの一兎をも得ず』にならないか」「ピッチャーは五体満足じゃ
なければ投げられない。全力投球は全身を使った仕事だから、どこのケガ
も本当はダメ。ただ、俺が監督だったら、大谷は文句なしにピッチャーで
使いたいね。バッターにはいつでも転向できるけど、165キロを投げる選
手なんて居ないんだから」と二刀流起用の懸念点を述べている。
野村の没後、孫でエンゼルス職員の野村沙亜也は、晩年の野村が「投手で
も打者でも本当に凄い野球選手なんだ」と二刀流の大谷を評価していたと
いう回想を述べている。
#
ダルビッシュ有
「ナンバーワンになれる可能性があるとしたら投手なので。ナンバーワン
になれる可能性を取ったほうがいい」「(二刀流は)プロ野球の人気を考え
れば見ていて面白いし興味があることになると思うけど、本人がメジャー
に行きたいと思った時は絶対に足を引っ張ることになる」と述べ、投手に
専念することを推奨している。大谷がMVPとなる活躍を果たした2021年
シーズンにおいても、パドレスの地元紙のインタビューで「彼には投手と
打者の両方をやれる能力がある。それが驚異的なのは間違いないが、彼の
身体のことはいつも心配している。投手としてだけでもフルシーズンを戦
うのはきつい。それなのに彼は毎日DHでプレーしながら、7~8日に一度
はピッチングをしている。それって身体に相当なストレスがあると思う。
普通の2倍以上は感じているはず」と負担を心配するコメントをしている。
#
高橋直樹
「大金を出して獲得する選手に、MLBはそんなリスキーなことはさせない。
各チームとも、DHは最も年俸の高いスラッガーが打つだろうし、守る場所
も無い。せっかく投手として可能性があるのだから、本気でMLBを目指す
なら打者は早々に諦めるべきです」とコメントした。
#
ジョン・スモルツ
MLB1年目のシーズンとなった2018年から「投手に専念すべき」と主張して
いたが、2021年の打者としての活躍を見て「僕の予想は間違っていた」と述
べている。しかし以降も投手に専念することを勧めており、「世界一の投手に
なれるのは、投手に専念したら、という条件がつく。今でもそう思っている
くらい、投手として僕は評価しているんだ」、「現時点で彼の身体能力によっ
て再現性が高いファストボールはメジャーでも他の追随を許さないし、スプ
リットは間違いなく球界一だよ。もし投手に専念していたら球界を代表する
変化球を3つ有している、そんな投手になるような気がしているんだ」と述
べている。また、投手に専念すればジェイコブ・デグロム(2018年、2019
年のサイ・ヤング賞投手)のような投手になれると述べている。
打者派
メジャー移籍前に一貫して打者専念を主張していた専門家はほとんどいなかった。
高橋由伸と長谷川滋利は、大谷がメジャーに移籍した1年後に発言している。
清原和博
大谷の1年目開幕後には、「大谷は開幕直後からプロの投手の球に対応でき
ている」「とてもじゃないが高卒ルーキーの打撃ではない。あいつは本物の
天才。」「ストレートで三振を奪える球を武器として身に着けているなら投手
一本で行け。だが変化球で躱す投球を主体にしなければ抑えられないと感じ
たなら、思い切って打者一本にすることを俺は勧めたい。『一流の投手』に
はなれると思うが、野茂・松坂クラスの『怪物』には及ばないと思ってもら
いたい。だったら、打者に専念してほしい。」と述べ、投球スタイルに関す
る条件をつけての打者専念を勧めた。しかし、1年目が終わった後では、
「両刀使い」「何がしたかったん、君?みたいな」と揶揄し、「160キロも出
るんやからピッチャーでええんちゃうの?ピッチャーでアカンかったらバッ
ターになればええんや」と述べている。
#
高橋由伸
「絶対どっちかにしないといけないなら」という仮定のもとで、「僕が監督
だったらバッターで毎日使いたい」「飛距離がすごい」と評価している。
#
長谷川滋利
二刀流にも賛成はしているものの、日本では松井秀喜に匹敵あるいはそれ以
上のホームランバッターで、打者に専念したら50本以上は打てる潜在能力
を秘めた選手と評している。走塁にもすぐれ、ホームランも打てる点から
バリー・ボンズタイプのバッターだと述べている。
その他
二刀流の経験があるブルックス・キーシュニックは「MLBに来たら両方やらせてくれる
ことは無い。両方をやっていたら色んなことが起きるからだ。例えば、自打球を足首や
足のつま先に当てて骨折でもしたらどうする。特に年間に500〜2000万ドルも稼ぐ奴
ならまず無理だ」と語っている。
大学時代に二刀流選手をしていたジョン・オルルドは「おそらくプロのチームは、大谷
が100マイルを投げられるなら彼を守りたがるだろう。そして、投手としてやらせたい
と考えるはずだ。だって、守っていれば無理な体勢から投げなければならない時もあ
る。そんな時に腕でも痛めたらどうするんだい」と語っている。
ただ、ベストナインを2部門で受賞した2016年オフには、MLB機構が公式サイトで
「伝説誕生」として大谷のダブル受賞を報じるなど、「二刀流」起用を念頭に置いて
大谷に注目するMLB球団も現れていた。
日本プロ野球名球会(名球会)の入会条件は2021年現在通算200勝・250セーブ
・2000安打のいずれかだが、大谷のような二刀流を考慮していない。そのため古田
敦也副理事長は「極端なことを言うと大谷君が1000安打、100勝とかしたときに名
球会としては価値がないのかというと。それは規約としては半分しか満たしていない
けど、すごいこと。自分の2000安打よりすごいことをやっている。そういうときに対応
しないのか」と懸念を表明している。
なお、名球会では2022年に日米通算100勝100ホールド100セーブをあげた
上原浩治が特例として名球会入りした前例ができている。
身体能力
「サッカーをやらせれば世界最強のストライカーに、走らせれば100mの世界
記録に迫ることができる。そんな人類のスポーツ史を変える『とてつもない
才能』が、たまたま日本に生まれ、たまたま野球を選んでくれた。
そういうことなんです。」
ロサンゼルス・ドジャース 極東スカウト 小島圭市
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日本ハム時代には外出をほとんどせず、「二刀流をやろうとしていることを
考えたら、我慢しなくてはいけないことがいっぱいある」という方針から、
外出する際は監督の栗山英樹に許可を得なければならなかったが、本人は
「制限されてもされなくても変わらないと思う。何したいとか特に無いで
すし、いいのかなと思います」と話している。
#
収入の内、1か月に自由に使える金額は、日本ハム時代から2018年時点に
わたって両親からお小遣いとして渡される10万円のみで、それもほとんど
使わずに貯蓄していたという。
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「無趣味」とも2013年時点で公言しており、強いて挙げた趣味は読書とDV
D鑑賞であった。読書については「その時にもよりますけど、読める時は1
日で一気にいっちゃいますし、移動の際とか、時間があって。眠くない時に
読んでいます」と話し、漫画では井上雄彦の『リアル』や『スラムダンク』、
寺嶋裕二の『ダイヤのA』などを読んだことがあると語っている。
#
恋愛には2013年時点であまり関心がなく、兄の結婚式に出席したのち自身
の恋人について質問された際に「興味はないですね」と答えた。
評価
2023年2月23日、テレビ朝日系で放送された「ファン1万人が投票 プロ野球総選
挙」で1位に選出されている。
王貞治は、大谷の打撃について、「ライフル的なんだよね。彼のは(バットで球を)グッ
と押し返しているから、落ちそうで落ちない。あのパワーは今までの日本の選手で見
たことがない」と絶賛している。
また、自身の「一本足打法」の打撃哲学に重ね合わせて、大谷の「ノーステップ打法」
について、「大谷くんはノーステップなんですけど、早めにステップしているんですよ。
それで(ボールを)待っている。その待っている感じが良いバッターにはあること。
打てない人は待っている時間がない。大谷くんは待っている時間を長くつくっている」、
「彼は僕みたいに足は上げてませんけど意識は早めに振り出せる準備をしている。
160キロ近い高めの球も打つし、緩く抜かれた球も打つ。早めに準備しているから
彼はそれが出来ている」と語っている。
さらに、ボールを飛ばそうという意識ではなく「バットの芯とボールの芯を当てることを
意識したらボールは勝手に飛んでいく。飛ばすんじゃないんですよ。ホームランを打つ
ということの前に芯で打つことを意識した練習をしていけば、率もホームランも増えてい
く」と、自身と同じホームランバッターの真理を説いていた。
大谷の技術論だけでなく、2023WBC決勝戦の試合前に語った、「(米国に)憧れる
のはやめましょう。憧れると、超えられないので」という言葉に対しても、「われわれが
やっていたころは、アメリカとやるとなると、仰ぎ見ちゃうような(感じだった)」と話し、
米国と日本の差を感じていたという。
しかし、今回のWBCでは「ミーティングで彼が言ってくれた。本当にいいポイントを
突いてくれたと思う」「あのひと言がものすごく大きかった」と、言葉にも高く評価して
いる。
松井秀喜は、大谷の打撃に、「一言でいえばパワーがある。どの方向にもホームラ
ンを打てるというね。」と話しており、また「私とは全くレベルが違うパワーヒッターで
すよ。」と、大谷の凄さを語っている。
落合博満は、バンテリンドームでの大谷の打撃練習を見て、「凄いのひと言です。あ
そこまで飛ばすとはね。見たことないです」と絶賛している。また、大谷のバッティング
については、「あのバッティングというのはね、特殊なバッティング」と話し、「日本の球
界からすればすぐ直したがる(バッティング)というのがまず第1ね。普通のバッティン
グ理論からすると理に反しているという感じ」との見解を示している。
また、現役時代から独特の打撃論を持ち合わせる落合氏は、ダウンスイングは上から
振り下ろすため、1番力がいらないスイングだとする一方でアッパースイングは体の力
がないと成り立たない打ち方だと説明した上で大谷のスイングについて、「彼(大谷)が
日本にいる時からどっちか言えば下から出てくるような打ち方。それを数字を残してい
れば誰も言わないんだけどね。結果が全ての世界なんで。あの打ち方で46本打った。
じゃあダウンスイングにしたらもうちょっと打てるんじゃないのかなという風に考える人
もいるんだろうけども彼は彼なりの考えがあってそのバッティングを推し進めてるわけ
だから他人がとやかく言うことはないんじゃないのかと思う」と評価している。
マイク・トラウトは、大谷について、「僕は日々、彼のプレーに脱帽している。」、
「ショーヘイは野球選手としてあらゆる才能に恵まれている。そうした才能を、
ようやくまとまった形で発揮できるようになったんだ。ほかの選手の癖を見極めたり
して、勉強している。野球というゲームを真剣に学ぶ彼は、そばで見ていて楽しい。」
と高く評価している。
ダルビッシュ有は、大谷について、「いやもう、すごいですよ。もちろんMVPを獲って
いるのもすごいですけど、何よりも体力ですよね。1年間(投手と打者の)両方で出る
のは体力的にもすごい。それだけ、両方大好きじゃないとできないじゃないですか。
いつもすごいなって思ってますね」、「野球に、誰よりも生活の時間を多くかけている
のは勉強になります」と、評価している。
デビッド・オルティーズは、大谷を「彼は地球上でベスト選手。見ていて楽しい。彼は
素晴らしい青年でもある。私はショウヘイが大好きだ」と高く評価している。
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2023年、今日。
2万円ほど負けた。
もう競馬はやめようと思う。
来週はいよいよ朝日杯だ。
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