旅行記の続きです。
香港からの便で日付が変わり8月15日の早朝、ロンドンに向かって飛んでいきます。
機内食。さすがにお腹が減ったので、オムレツがおいしかった~
イギリスが近づいてきて、最初に目に入ったのはイギリス東部 Felixstowe(フェリックストー)、Harwich(ハリッジ)の町灯り。
私は1998年の一人旅、2015年の出張に続く、3度目のイギリスです。
まーさんと2人で来れたと思うと感慨もひとしおです。
ロンドン上空。右下にタワーブリッジ、ロンドンブリッジ駅などが見えます。
5:40にヒースロー空港に着きました。
空港からはエリザベスラインでロンドンへ向かいます。
エリザベスラインは2022年に開通。ヒースローエクスプレスだと最短15分でロンドン中心部に着く一方、エリザベスラインは30分。でもヒースローエクスプレスよりエリザベスラインのほうが安いし、何しろ早朝についたので急ぐわけでもなく、エリザベスラインの方に乗りました。
エリザベスラインはロンドンの地下鉄のオイスターカード(トイカみたいの)が使えるので、50ポンドチャージのオイカを購入。
エリザベスラインです。
なぜか車体にアムステルダムと(笑)
社内の様子。
指定席でないのでどこでも適当に座ります。
30分で、パディントンに着きました。
このパディントンが、私たちのロンドンでの拠点です。
宿泊する Hilton Paddington です。
ホテルのロビー。香港での乗り継ぎ便でしたが、ロストバゲージにならずに良かった。。。
ロストバゲージになった場合のことも想定し、下着1日分などは手荷物にしていたのですが、それを持ち歩く必要もなくなったのでスーツケースに押し込んでロンドン観光への体制を整えます。
出来ればアーリーチェックインがしたかったのですが、部屋が空いていないとのことで、スーツケースだけ預かってもらって観光へ。
ホテルのロビー。
地下鉄のパディントン駅のホーム。古くてああロンドンだなって感じ。
まずは Westminster(ウェストミンスター)駅へ。
Way out(出口)を出ると、ビッグベンが出迎えてくれました。
朝早いからまだ人も少ないです。
どうです、この快晴のビッグベン!!
台風で本当にハラハラさせられたけど、悪運強いというか、一日違いでなんとか日本を脱出して、着いてみればロンドンはこの晴天。
なんだかんだ言って、旅行での天気運だけは良い私たちです(笑)
振り返るとロンドン・アイ。
ビッグベンとタワーブリッジだけはまず見たい、という私のリクエストで次は Westminster 駅から Tower Hill 駅へ向かいます。
Tower Hill 駅からタワーブリッジまでは少し歩きます。
タワーブリッジの、橋の途中まで歩きました。
タワーブリッジからテムズ川の上流(西)を見る。
テムズ川は蛇行しているので、ビッグベンのあたりからタワーブリッジは見えないし、その逆もまたしかり。
この頃で9時くらいだったかな? そろそろ、バッキンガム宮殿の衛兵交代式を見に行かないと人でいっぱいになる、ということでタワーブリッジを後にしてバッキンガム宮殿へ。
最寄り駅は St. James Park です。
バッキンガム宮殿に着きました。
ヴィクトリア記念堂の周りも人でいっぱい。
ベストポジションをゲットして衛兵交代式を待っていたのですが、11時になっても始まる様子がなく。。。
ガイドブックには「夏場は毎日」と書いてあったけど、急遽ネットで調べてみたらこの日(15日)は衛兵交代式はなかったのでした(涙)
他にも数組の日本人観光客がいて、「今日、衛兵交代式ないみたいですよ」と話したら「えーそうなんですか」と。
仕方なくバッキンガム宮殿を後にしました。
セントジェームズパークを歩きます。
大都会と思えない緑の風景に癒されます~
リスがいた!!
すごいな~ 大都会ロンドンのリス~
ウェストミンスター寺院は遠目にちらっと。
ここもすごい人が並んでいます。
ウェストミンスター寺院もできれば見学したかったけど、せっかく天気も良いし、テムズ川クルーズのほうへ。
Westminster Pier からTower Pier までのクルーズに乗りました。
テムズ川から見るビッグベンと国会議事堂。
さてここから、テムズ川にかかる橋コレクションです(笑)
まずハンガーフォード橋(Hungerford Bridge)
ウォータールー橋(Waterloo Bridge)
ブラックフライヤーズ橋(Blackfriars Bridge)
ミレニアム橋(Millenium Bridge) 歩行者専用の鋼鉄製つり橋です。
サザーク橋(Southwark Bridge) 背後に見えるシュッとした建物がシャード(The Shard)と呼ばれる、306mの西ヨーロッパで一番高いビル。
そしてこの地味な橋が、有名なロンドン橋(London Bridge)です。
ロンドン橋落ちた~♪ の歌の、あの橋ですね。
「ロンドン橋」でググると。。。タワーブリッジの画像が山のように出てきますが、ちが~~~う!!
タワーブリッジはロンドン橋ではないのです。
1951年に呉港にも来たことがあるという、HMSベルファスト号。
進行方向左手にロンドン塔が見えました。
そしてタワーブリッジ。
正面からどどんと。
ここでクルーズは折り返し、私たちは Tower Pier で下船しました。
クルーズの次は、ロンドン塔の見学をするためチケットを買いました。
13:45入場のチケットだったので、ロンドン塔の入り口付近で適当にお昼を食べました。
フィッシュバーガー。
う”っ。。。味がない。。。
レジの横にマヨネーズ、ケチャップ、酢が置いてあったので、自分で味付けしろということかな。。。
食べ物には全く期待していないイギリス旅行(笑)でしたが、いきなり味のないフィッシュバーガーとは。。。
先に書いときますけど、今回のイギリス旅行で、我が家は①白身魚フライ、②チップス(=フライドポテトのこと)、③サンドイッチ、が当面の間三大出禁となったのでした(笑)(笑)
ロンドン塔に入場します。これはミドルタワー。
ロンドン塔(Tower of London)は、宮殿でもあり、刑務所でもあり、処刑場(!)でもあったという歴史的な場所です。
見学コース(順路)は特にないので適当に好きなように見て回ります。
ロンドン塔から見るタワーブリッジ。
ロンドン塔の、タワーコレクション。
全部、12XX年とかです。すごい古さです。日本だと鎌倉時代ですかね。
王様?の寝室。
いたるところにこんな狭い階段があります。
玉座かな?
しっかり解説も読んで勉強すると良いのですけど、なにしろ時間もないし、さわりだけの見学です(汗)
それぞれの塔の内部は冷房も(当然)ないし、暑い暑い。
外に出るとちょっと涼しい。
こちらは The Crown Jewels (王冠など)の展示を見るための行列。
結構な行列でしたが、進むのは早かったです。一応、手荷物検査がありました。
きらびやかな王冠の展示は、立ち止まらないように動く歩道に乗って見学します。写真撮影も禁止。
私たちは動く歩道に3回乗りました(笑)
王冠の展示よりも、私は armor (鎧)の展示が良かったなー
途中、こんな礼拝堂もありました。
まだまだ鎧が続きます。
日本の鎧も!!
徳川家からの、Diplomatic gift (外交的贈り物)だそうです。
こんなに、西洋の鎧を見ることってないので、良いものを見させていただきました。
ロンドンにも顔出し看板がありました(笑)
まーさん曰く、「死なない(=死ににくい)のは西洋の鎧だろうけど、あんなの着てたら動きにくいだろうな~ 日本の鎧のほうが動きやすいだろう」と。
ロンドン塔の見学の後、暑かったので場内でアイスクリームを食べましたが、キャッシュレス化がすすんでいるイギリス。アイスクリームを買うのもカードのみ、でした。
あ、食べ物がおいしくないイギリスでもアイスクリームは美味しかったですよ(笑)
ロンドン塔を出て、タワーブリッジを渡り、テムズ川の南岸へ。
南岸からだと、タワーブリッジとロンドン塔が一緒に見られます。
テムズ川南岸を散策。。。
あらためて、こちらがロンドン橋です(笑)
バラマーケット(Borough Market)に着きました。
ロンドンで、どこかのマーケットに行きたいなと思っていたので、気づいたらこのバラマーケットに来ていたのは良かったのですが、ここは食べ物中心のマーケットでしたね。
お魚など。
イギリスの桃~
イギリスに限らず、海外だと桃はこんな風に適当に置かれ。。。(笑)
傷がつかないように一つずつ保護されているのなんて日本だけでしょうね。
バラマーケットの、パエリアなどが美味しそうでしたが、ちょっとごちゃごちゃしすぎな感じもしたので、パディントンに戻ることにしました。
ロンドンの地下鉄。Tube と呼ばれる、丸い形が良くわかります。
ロンドンの地下鉄は、冷房が入っていて涼しい車両もあれば、冷房ナシ(!)の車両もありました。
古いから、今さら冷房つけれないのでしょうか。
地下鉄に乗っている人や、街行くを見ていると、とにかく服装もバラバラ。
2015年、ちょうど今回と同じ8月に出張で来たときも思ったけど、「夏だから少しくらい寒くてもノースリーブを着るんだ」という感じの人もいる一方、軽めのダウンジャケットみたいのを着ている人もいて、暑くないのかな~と不思議です。
日本だとこんなに服装の季節感がバラバラになることはないですねえ。
Hilton Paddington の部屋はこんな感じ。
広くはないけど、十分です。
しかーし!!冷蔵庫がない。。。
これにはまーさんがご機嫌斜めになり。
私はキンキンに冷えた飲み物がなくても別に構わないけど、まーさんは部屋で冷えたビールが飲みたいらしく、急遽、冷蔵庫をリクエストしたら持ってきてくれました。
ホテルの人曰く、「高い部屋に変更しても、どの部屋でも冷蔵庫はない」とのことでした。リクエストしたら持ってきてくれただけ、まだ良かったです。
どうも、以前は冷蔵庫もあったのだけど、新型コロナで全部撤去したみたいです。
まあ、海外だと予想もしないことがいろいろあります。。。
夕食はホテルの近くのイタリア料理の店に入りました。
まーさんはピザ、私はリゾット。
美味しかったですよ。
ちなみにイギリスはチップ社会だけど、キャッシュレス社会でもあるので、飲食店の場合、カードの請求の中に10%くらいのサービス料が既に入っていて、それが入っているなら別途チップは必要ナシ、という形でした。
ホテルの部屋から、隣接するパディントン駅が見えました。
早朝にロンドンに着き、一日観光して、クタクタになりました。
でもイギリス珍道中は始まったばかり。
まだまだ続きます。。。
8月16日に続く。