大人がどこかに出かけて道を間違えたと思えば引き返します。子供(低学年までの子供の事)は知っている道なら引き返そうとしますが
知らない道に迷った時は引き返すという発想がないためにどんどん前に進む習性があるのじゃないかと私は考えています。
そういうことから「神隠し」のような行方不明になったり、誰かに連れ去られるという事件が起こりやすいと思うのです。
そもそも神隠しとは、川に転落したり山やどこかの道に迷い込んだりで事故に巻き込まれたか、誰かに連れ去られた状態ではないだろうかと思うのです。
子供は道を間違えた時に何故引き返さないのかと想像するに、
前に進めば出口があると考えている為に、出口を求めてひたすら前に進むのじゃないかと考えます。
普通大人なら、道を間違えれば引き返す発想が出て来ますね。戻れれば元の道に帰れますから。
子供の場合は迷えばとにかく前に進めば出口に出ると考えると思うので、意外に不安を感じずに前に歩き続けてしまうのではないだろうか。
その行動がますます道の迷路に入り込んでしまう結果になります。子供の頭には過去に戻る発想がなく未来へ行く発想しかないことから
前に進み続けるのではないかと、私はそう考えています。子供が引き戻す時は大人なり誰かが引率してくれた場合は引き戻る思います。
私がどうしてこういう考えを持ったかと言いますと、子供時代に親とはぐれ道に迷い込んだことがありました。。
その時にあまり不安は感じず、前に進めば親と会えると思ってひたすら前に歩いて行ったと思います。
さすがに夕方の暗くなった時に初めて迷い込んだと認識し不安に陥りました。
夕方になっても見つからず親が心配してご近所の人達と探しに行ってくれた時に
偶然その人たちに見つかり連れて帰ってもらえたと思いますが、
もし出会ったのが悪い人なら事件になっていたとも思います。あくまでも推測ですが、その時を振り返った時に
元の道に戻る発想はまるでなくて、前に進めば戻れると考えていたことを記憶しています。
子供の中には冷静な判断が出来る子供もいて、道を戻ると言う考えが浮かぶ子供もいるでしょう。