風を感じて~山風日記

ご訪問ありがとうございます。山や他、残しておきたいことを気ままにUP 。

蝶ヶ岳へ・上高地へ下山

2018年11月18日 07時04分52秒 | 登山 - 北アルプス


一日目( 11月3日 ): 上高地バスターミナル → 河童橋 → 明神 → 徳沢 → 横尾 → 蝶ヶ岳→蝶ヶ岳ヒュッテ(宿泊)
二日目( 11月4日 ): 蝶ヶ岳ヒュッテ → 長塀山(長塀尾根)→ 徳沢 → 明神→河童橋 → 上高地バスターミナル



今回も写真多めです ... (;^ω^)













二日目( 11月4日 )

朝食後 6時頃の日の出を見るために外に出てみました
前日の3日には見えなかった八ヶ岳連峰や南アルプスの一部を 4日の朝には見ることができましたが
御来光は拝めませんでした( 前日は、翌日の4日は朝からもっと天気が悪いのではと思っていました )

中央アルプスは二日間とも殆ど雲の中


穂高と槍 … 山頂は見えず



大天井岳  常念岳



3,40分後には 八ヶ岳連峰や南アルプスも見えなくなりました


帰ります


大天井岳や常念岳も見えなくなりました  お世話になった蝶ヶ岳ヒュッテも見えなくなりそうです







下山は長塀尾根(長塀山経由)を徳沢へ降り上高地へ
上高地と蝶ヶ岳の標高差は約1,170m


こちら側も軽アイゼン無しで大丈夫でしたが 所々凍結していました



妖精ノ池  



長塀山     長塀山からもう少し下った辺りから雪は無くなりましたが 徳沢まで急坂です
 


徳沢









徳沢を過ぎたところで小雨が降ってきましたが 昼休憩した明神手前で止みました
















河童橋から穂高 …










今年 最初で最後の上高地












バスターミナル


夏や紅葉シーズン中の 特に休日は長~~~~い行列になる沢渡行きのバス待ちの人の数もさほどではなく あの喧騒が嘘のよう

さよなら上高地 また来年きます











ありがとう!! 蝶ヶ岳!! 素晴らしい稜線です!!







ありがとうございます








蝶ヶ岳へ・稜線から見る槍穂高...(2)

2018年11月16日 19時53分08秒 | 登山 - 北アルプス




写真多めなのでサッと見ていただければと思います




野口五郎岳  牛首山  大天井岳  蝶槍  常念岳などが見えます



反対側に 蝶ヶ岳


蝶ヶ岳ヒュッテ 山頂に向かっています


写真中央辺りから右奥へと河原が見えます。奥が上高地方面  右端が明神岳と前穂高岳

乗鞍岳や御嶽山は雲に隠れています




常念岳  
どっしりとしたピラミッド型の山容がわかりやすくていいですね




やっと穂高連峰の主峰 奥穂高岳の頂が見えました



赤印が穂高岳山荘 
そのやや右下に伸びるザイテングラート( 岸壁の側面の支稜・尾根 )支稜ですが奥穂高登頂への重要な登山道です


奥穂高岳 標高3190m 国内3位( 南ア・間ノ岳とタイ )




左端後ろに焼岳  明神岳  前穂高岳  奥穂高岳  涸沢岳  北穂高岳  大キレット



安曇野市方面でしょうか









稜線に出てから蝶ヶ岳ヒュッテまでは30分程ですが 停まっては進み停まっては進みでなかなかチェックインせずにいましたが
いい加減 そろそろチェックインするとします(それぞれの山頂のガスが一瞬でも取れてシャッターチャンスを逃したら!?なんて思い粘っていた)

 


15時30分頃にチェックインを済ませ 部屋にザックを置いてから昼ご飯を食べていないことに気づきました
途中でお腹が空いたのですが 稜線に出てからはすっかり忘れていました(~o~)
思い出したら物凄い空腹感でしたが もうすぐ夕食なので部屋で軽く行動食を摂り 

蝶ヶ岳の山頂へ

蝶ヶ岳 標高2677m
 


大天井岳と常念岳



ヒュッテとテン場 



大天井岳 2922m  常念山脈の最高峰です



やっと涸沢岳と北穂高岳山頂付近のガスが取れてきたでしょうか 



と... 思いきや 西から東に雲が流れているので...















夕焼けという程にはなりませんでした


左に やっとやっと御嶽山と乗鞍岳の姿が





暗くなってきたし寒いしで もうヒュッテに戻ろうと思った頃に 
穂高連峰と槍ヶ岳の山頂が この登山で一番スッキリと見えました




3,000m以上の山が並ぶ迫力の風景です



続く

ありがとうございます 


P.S

稜線上で目出し帽を被っていたのは(持参した人)自分を入れて3、4人?ぐらいだったと思いますが あって正解でした
横尾からの樹林帯は積雪でしたが 軽アイゼンはまだ装着しなくても大丈夫でした








蝶ヶ岳へ・稜線から見る槍穂高 ...(1)

2018年11月14日 22時21分30秒 | 登山 - 北アルプス





一日目( 11月3日 ): 上高地バスターミナル → 河童橋 → 明神 → 徳沢 → 横尾 → 蝶ヶ岳→蝶ヶ岳ヒュッテ(宿泊)
二日目( 11月4日 ): 蝶ヶ岳ヒュッテ → 長塀山(長塀尾根)→ 徳沢 → 明神→河童橋 → 上高地バスターミナル



横尾でゆっくりと休憩後に 北アルプス常念山脈の蝶ヶ岳に登りました
( この時期に槍、穂高に登るのは私には危険すぎる〰無理  ならばそれを間近で望める蝶ヶ岳へ! )


上高地バスターミナルから出発して山頂まで約7時間 休憩を入れるとそれ以上かかりますネ

三股登山口からですと コースタイムでは4時間40分で蝶ヶ岳ですが...

上高地の雰囲気、空気を感じながらの山登りがしたくてこのコースにしました




右の登山道へ                 横尾から約3時間30分は樹林帯です
 

途中に槍ヶ岳などが見えるベンチがあります  残念ながら山頂付近はガスっていましたが
前穂高岳は見えました
 


平らな箇所が殆ど無いような急登をひたすら登って...!
 





森林限界となり稜線に上がりきる前に我慢できずに振り向く... 真後ろの穂高連峰は・・・!




・・・う~む・・・ 槍、穂高連峰の山頂付近は雲に隠れていましたが

稜線に出てから強風吹きすさぶ中 ハードシェルなど上着二枚を飛ばされないように注意しながら着こみ 
粘りに粘って やっと槍ヶ岳の穂先が見えました





穂高連峰と槍ヶ岳



北穂高岳と南岳の間にある 大キレット



左から南岳  中岳  大喰岳(おおばみだけ) 槍ヶ岳



槍ヶ岳山荘から やや左斜め下に続く槍沢コースがわかります  日向から日陰になった辺りに殺生ヒュッテ ← わかりにくい









なぜ槍ヶ岳ばっかりかというと 穂高のてっぺんの雲がなかなか取れないから ( *´艸`)

結構 粘っていましたが体が冷えてきたので蝶ヶ岳ヒュッテに向かいます

私はどちらかというと晴れ女のようで?! 滅多にお目にかかれない雷鳥さんに会いました

羽も冬仕様になってきています  可愛いですネ

この時期の周りと同化した見事な保護色







雷鳥に会えたのは嬉しかったのですが 天気は下り坂... 翌日が気になりました






実際の時間よりも長く感じる登山道を登ってきて この景色が見れるとやっぱり嬉しい
穂高連峰も もうちょっとスッキリ見えるといいのだけれど・・・贅沢かな^^

河童橋で朝食を摂り7時30分に再スタートして時刻は15時を過ぎ 陽が傾いてきました


続く


ありがとうございます








横尾から見る ・ 前穂高岳

2018年11月08日 20時00分37秒 | 登山 - 北アルプス


前穂高岳 標高3090.5m






明神から徳沢を過ぎ横尾に向かっています






奥に進んでいくと明神岳に変わって 前穂高岳がよく見えてきます





前穂高岳 カッコいいです  
手前の黄金色のカラマツ 針葉樹の緑がアクセントになっています













横尾に到着


横尾山荘で菓子パンでも買っておこうかなと売店を覗いたら「もうなぁ~んにも無いよォ」で 
食料品は飲料水とわずかなお菓子があるだけでした ・・・ まもなく冬到来
今シーズンの終わりを告げるカウントダウンが始まっていると実感すると やはり寂しさが募ります


だけれども 前穂高に目を向けると一気にテンションが上がります






横尾大橋と左に前穂高岳   右手前の屏風岩も存在感大

上高地から横尾まで 11kmです


あと二枚 前穂をUPしちゃいます






横尾から見た前穂高岳でした


ありがとうございます









上高地街道から見る ・ 明神岳

2018年11月07日 19時25分12秒 | 登山 - 北アルプス


明神分岐 ~ 徳沢 ~ 横尾

通称 上高地街道を歩いてゆきます


黄葉したカラマツ林と明神岳



神河内の朝焼けの宿 明神館の宿泊は3日が最後  食事は4日の14時までと書かれていたと思います



 





神 穂高見命(ほたかみのみこと)が穂高岳に降臨し 祀られている穂高神社奥宮(明神池)
たまにはきちんと参拝したいと思いつつも 登山を控えているとその余裕がなかなかない
若い頃にお参りしたきりだ ... 残念 ... パワースポットの明神池も何時かデジカメに収めたいな








迫力ある明神岳






樹林帯の中を進んでいきますが 時折姿を現す明神岳です

標高2931m





黄色というより黄金色のカラマツの葉  青空も嬉しい




正面に中山という山でしょうか  その後ろに常念山脈の大天井岳





徳沢ロッヂと徳澤園



氷壁の宿 徳澤園



新村橋

5日の月曜日にBSプレミアムで この新村橋を渡りパノラマコースで屏風ノ耳 そして奥穂高岳に登っておられました
途中 紅葉真っ盛りの涸沢と槍、穂高連峰などが映し出されていました
夏山シーズン中 此の橋はまだ閉鎖されています 秋にだけ通行できる難易度の高いコースへ繋がる橋です





上高地・河童橋から明神、徳沢を過ぎ横尾へ向かって歩いていくと やがて


前穂高岳





ありがとうございます








晩秋の上高地

2018年11月06日 18時54分19秒 | 登山 - 北アルプス


11月3日(土)の上高地




前日の金曜日の夜に自宅を出て さわんど大橋に車を停めて車中泊( 到着時刻は午前1時前でした )


早朝のさわんど大橋駐車場



明るくなってきました

この辺りでは まだまだ紅葉が見れました

最初のシャトルバスには、先に並んでいた4,5人ほどしか乗れませんでしたが
次の6時20分の臨時便に乗って上高地へ向かいました。


上高地バスターミナルから河童橋へ








河童橋からの穂高連峰 ・・・ 残念ながら山のてっぺんには雲が...
金曜の夕方の天気予報で それまでの予報より早く崩れてきそうとなったのでちょっとイヤな予感が...やっぱりか (*´Д`)




それでも気分はいいです
カラマツの黄葉が思っていたよりも残っていて嬉しくなりました


河童橋を挟んで穂高岳とは反対側に見える 焼岳




再び穂高






まだ早い時間帯であり 紅葉も終えた晩秋の上高地は非常に静かです

例年、11月15日には河童橋で 上高地閉山祭が行われます
今シーズンの無事に感謝を告げ、梓川にお神酒を捧げるのだそうです。一般の方々へは振る舞い酒でおもてなし・・・
( 沢渡 ⇄ 上高地のシャトルバス運行も15日までとなります )








小梨平キャンプ場を通りすぎ明神分岐へ進みます

賑やかな上高地も好きですが 静かな上高地を歩くひと時にも幸せを感じます







明神岳





ありがとうございます









あゝ剱岳(12)ありがとう!下山編

2018年07月31日 20時50分33秒 | 登山 - 北アルプス


※ 下山時、剱山荘のテラスで休憩中に、山岳写真家の西田省三氏に会いました。写真を撮らせていただいたりなんだり・・・!
  「今年もまたやるのでよろしくお願いします」ドローン撮影ですか?! 「はい、そうです!」・・・・・ 
  既にご存知の方々もいらっしゃると思いますが

  【 8月11日(土)山の日・NHKBSプレミアム 19時30分~ 『 北アルプス・ドローン大縦走 ~ 立山・剱岳 ~ 』 】放送予定

  昨年は 槍・穂高でしたね。今年は立山・剱! 通常では見れない空撮での山の表情を見れるとあって楽しみです。


剱岳登山記事 今回が最後ですが写真40枚と多いので サッと見てください  





剱岳の頂から 素晴らしい大展望を見ることができました

この山に登ることが 次はあるのか?ないのか? 自分でもわからないので
尚更 時間を忘れて眺めていたい心境ですが そろそろお別れです

10時前に 下山開始 



  




振り返る



『 カニのよこばい 』手前の急峻な岩場で渋滞中・暫くストップ( 上りはカニのタテバイ、下降路はカニのヨコバイへ ) 
狭くもある此の場所は登山道が共用で 時間的にまだ登ってくる方々もいるので尚更要注意  
    
平蔵の頭を見下ろしながら待つ                               ↑ シナノキンバイ? と イワウメ?




『 カニのよこばい 』の写真は撮っていません
最初の第一歩は 一見上から足場(岩)が見えないので 設置されている鎖の根元を掴んで前かがみに見下ろすと
丸か矢印であろう印の上の部分の赤のペンキが見えたので それを頼りに後ろ向きで一歩を降ろすのですが
すぐには その足場には届かないので身体のお腹側の岩に つま先で探り足・三点支持で片方ずつ手の位置を下げながら・・・
ですが最初の一歩を その足場に置けば その後は大丈夫かと...(カニのよこばいが終わるまで危険箇所ではあるので細心の注意が必要ですが!)
初めの一歩は特に非常にスリル感あり(数百メートルある岩壁なので落ちたらオワリ)

カニのよこばい後に今度は垂直に近い長い梯子を下りますが 前後に人が繫がっているので 何となく写真は撮りませんでした



チシマギキョウ だと思います



チシマギキョウ                         チングルマ
   

剱岳 ⇄ 剱岳荘付近 で撮った花( 登山時、下山時 混ぜてます )


イワツメグサ
   


ヨツバシオガマ



ハクサンイチゲ



振り返って  剱岳



もうすぐ前剱  針ノ木岳  餓鬼岳などが見える



そのまま巻道を下っていってもよかったが せっかくなので前剱山頂へ寄り道



さらば 剱岳   (9)でも載せた写真









                       


剱岳側(前剱)から見る 奥大日岳と大日岳



振り返る  大ボスの前に立ちはだかるように聳え立つ 前剱



⇙ ベニバナイチゴかな(何回撮ってもピントが前の葉っぱに ... ) 
    


ハクサンフウロ


  
剱山荘がもうすぐ                           

お腹が空いて死にそう 〰  行動食はまだあるが飽きたな 剱山荘でお昼をたべようっと!(朝食はヘッドライト点けながらしっかり 米 食べました)


生ビールも注文して中華丼を食べて 剱山荘オリジナルのシャツを買った( 山バッチは前日に剱沢小屋で買った )
   
食後にテラスに出て寛いでいた時 声に気づいてそちらを見ると 山岳写真家の西田省三氏!(左の方)と ドローン大縦走に携わる方々
7月15日の時点で 24日間 山に入ったままだと話されていました(立山・剱岳界隈) 天候が相手ですから撮影は大変でしょうね


ミヤマキンポウゲ                       コバイケイソウ
    


ミヤマリンドウ  

タテヤマリンドウは青色もあるが立山では殆ど白色らしいです  青で似ていればほぼ ミヤマリンドウとのことです




あんなに青空だったのに



でも 雲は少し出てきたが天気が大きく崩れることはなくて良かった


ドローン大縦走チーム 75ℓのザックを背負って別山稜線の方を指さしながら剱沢を登っていきました
    





三日目も早めに起きて朝食後 テントを撤収して帰路に就きました  室堂平を8時40分発のバスに乗り ... バスの中から最後の最後の見納めの剱岳 ... あゝ剱岳
    
次発9:20とあるが三連休で美女平行きも10分間隔で運行していました


剱沢小屋もお風呂あり 剱山荘もシャワーあり トイレも水洗で綺麗でビックリ( ゚Д゚) キャンプ場のトイレも綺麗だった
室堂平には温泉宿 日帰り温泉可能な宿(小屋)もある 流石だ ~ 帰りに寄りたかったが高速の渋滞が気になり渋々スルー
( ボディ用シャワーシート類は持ち歩いてます 今回は髪用拭くだけシャンプーも持参 ← 一応書いておきます^^)

が! 日帰り温泉我慢して正解だったかな 北陸道はスムーズで上信越道・碓井軽井沢あたりで車が増え始め
関越道では少し渋滞にハマったが 17時30分頃には自宅に着くことができた









 

テント場から室堂ターミナルへの道のりは地獄に思えた 特に雷鳥平から室堂平・ターミナルへの上り階段は何か罰を与えられているかのように辛かった
最後の最後に試練だなぁと ... この時は もう剱には来れない登ることは無いだろうと思ったが
数日後には 機会があればまた是非に行きたい!!と思っている  何時かまた あの頂に立つことを夢見ている


岩と雪の殿堂 剱岳!!! 素晴らしい登山をありがとう!!! 険しく厳しい流石の 誇り高き山です!!!





終わりです

大変 長々とありがとうございました 
 

P.S
二日目のテント場に戻った後の剱岳は少し雲がかかったままでした。
三日目は早朝で靄がかかっていたので、最後の3枚は、一日目に撮った写真を載せています。






あゝ剱岳(11)山頂からの大展望

2018年07月29日 19時24分54秒 | 登山 - 北アルプス

天気に恵まれました 無風で気温も高く 上に一枚着ることもありませんでした

剱岳山頂からの360度の大展望
南側

剱沢カール 後ろに立山  北アルプス南部の山々




中央の笠形の山容・笠ヶ岳はわかり易い  黒部五郎岳  薬師岳




大きくどっしりと構える立山
槍・穂高岳  黒部川の源流・鷲羽岳  水晶岳と赤牛岳  乗鞍岳や御嶽山  笠ヶ岳  黒部五郎岳

  ↑ 剱沢キャンプ場    
 


左には常念山脈の燕岳も・・・蝶ヶ岳の後ろは中央アルプスでしょうか?




南東




赤沢岳 蓮華岳 スバリ岳 針ノ木岳 餓鬼岳   奥に八ヶ岳 富士山 南アルプス




東側  蓮華岳の後方 八ヶ岳の手前は 美ヶ原? 霧ヶ峰でしょうか?








五竜と鹿島槍


カッコいいですね

唐松岳と五竜岳  唐松岳の後方に妙高山と高妻岳 (戸隠山も?)


格好いいです

北東
左から 唐松岳  五竜岳  鹿島槍ヶ岳


連なる山々 格好いい


中央に 白馬三山



美しい景色

写真左に 白馬三山ですが 真ん中の杓子岳は見えているのでしょうか? よくわかりません

手前の険しく鋭い峰 ... 剱岳の八ツ峰というのですね


何十年ぶりかで黒部峡谷を見てみたくなりました 



  


北側
猫又山  毛勝山など

宇奈月温泉 黒部市あたりなのでしょうか  霞んでいますが水平線がわかります



北西  霞んでいますが 富山湾

左の真ん中辺り 小さく見える赤い屋根は 剱岳早月小屋でしょう  







南西に白山



大きな山容の薬師岳   室堂ターミナルが見える


一周しています





立山  槍ヶ岳 穂高もずっと綺麗に見えています




近くにいた方が「この時期に ここまで見えることって なかなか無いよ」と話していました
とても運が良かったようです 



8月11日の『 山の日 』 剱・立山連峰あたり BSで放送するみたいです
次回の下山編でもう少し詳しく? ...


まだ続きます 

ありがとうございます 







あゝ剱岳(10)初登頂 !

2018年07月28日 22時28分52秒 | 登山 - 北アルプス


北アルプス・立山連峰 【 剱岳 】 標高 2,999m

山頂にある祠


7月15日の2日目 別山尾根ルートで【 岩と雪の殿堂・剱岳 】にチャレンジしています


『カニのたてばい』を登っている方を 肉眼でもはっきりと確認できるところまで来ました

平蔵の頭を過ぎて この鎖場を通過すると平蔵のコル 


ですが 渋滞中です


40分ほど停滞気味でしたが 丁度いい休憩になりました
振り返ると ますます登山者の列が長く延びています ゆっくりと少しずつ進み




『 カニのたてばい 』 ほぼ垂直に近い高さ約50mの岩場  鎖と足場(鉄杭)があります
大体の方は ゆっくりと慎重ながらスムーズに登っています  焦らずに落ち着いて登れば大丈夫のようです
( スムーズという言葉は適しているのか??... )






『カニのたてばい』は前半と後半の間にちょっとしたスペースがあります
後半は鎖等が無い岩を何十mかよじ登り 最後にまた鎖があったと思います

その後に 岩と岩に挟まれた細い 急峻なガレ場を更に登っていきます(鎖なし)
この箇所を過ぎてようやくひと安心という感じでしょうか


鎖や鉄杭のみで登っていけるわけではないです(男性でも) 鎖ばかりに頼っても左右に振られるので
基本はやはり しっかりした掴みやすい岩を自分で見つけて登ります(鎖は補助、予備的)
急峻の岩場は特に男性より リーチの短い女性には少し不利というか大変かもです
私もリーチが短いぶん 体が柔らかくてよかったなとつくづく思いました

平蔵の頭も カニのたてばいもロッククライミング 超真剣勝負です
これがポピュラーな一般コースというのですから ... 剱岳 凄すぎです


さあ 此処まで来ればもうすぐ!

早月尾根との分岐

早月尾根は標高差 約2200mを登るのだそうです ...(´゚д゚`)



もうすぐ!





着いた!!! 【 剱岳・初登頂 】!!!です


   

映画【 剱岳 点の記 】を思い浮かべながら時々 足を進めていました
昔はもっともっと登頂が困難だった剱岳の三角点は 2004年に設置されました


自分が剱岳の頂きに立っているなんて夢のまた夢のようです
天気も申し分なく素晴らしい景色が飛び込んできました


白馬三山  唐松岳  五竜岳など  妙高山や高妻山のシルエットも




白馬三山の 白馬岳  杓子岳  白馬鑓ヶ岳




鹿島槍ヶ岳




鹿島槍ヶ岳  爺ヶ岳  赤沢岳など  写真中央部は黒部別山でしょうか




蓮華岳 針ノ木岳  中央奥に富士山 八ヶ岳や南アルプスの一部  




赤沢岳 スバリ岳 針ノ木岳と 立山 別山  

これらの山々に挟まれて黒部湖・黒部ダムがあるのでしょうね(此処からは見えません)


立山 と 手前に別山

大天井や常念岳   槍穂高   水晶岳  赤牛岳  乗鞍岳など



笠ヶ岳  黒部五郎岳  薬師岳(中央)

地獄谷も見えます



日本海側から 白山が見つめています 

剱岳山頂は登山者で一杯です 


山頂からの景色 同じような写真もありますが続きます


ありがとうございます 






あゝ剱岳(9)前剱 → 平蔵の頭

2018年07月27日 06時34分49秒 | 登山 - 北アルプス

7月15日(日) 別山尾根ルートで剱岳を目指しています
剱沢キャンプ場 ~ 剱山荘 ~ 一服剱 ~ 前剱 ~ 剱岳 ~~~ 剱沢キャンプ場



前剱から見た 【 剱岳 】 下山時に撮った写真です





一枚目の写真からは遡り 一服剱を過ぎて前剱の手前から

この写真ではわかりにくいですが 
落石しないようにと相当神経も使いますが 傾斜のきついガレ場なので 上の方から小石が時折落ちてきます

なのでこういった箇所は特に人との間隔を互いに空けます  自分もいつ落とすかわかりません ...!



二日目の道のりは三点支持の連続です

      今にも落ちてきそうな    前剱大岩      ➘








前剱の山頂  ↓  2813m




白山  この山の姿を目にすると 心がスゥーっとなり落ち着く気がします

流石は三大霊山の一つなのだなと思います



剱岳が視野に入ってきました!!

 

      
山頂から左下に『 カニのたてばい 』を登る登山者が見えます(赤線)




(トリミング)

↑ カニのたてばい



圧巻 圧倒されます



剱岳に カニのたてばいに辿り着く前に難所が待ち受けています
やっと天守が見えたが本丸は ... まだまだ ...

層々たる岩に鎧われて その豪宕 峻烈 高邁の風格・・・(深田久弥) その通りだとしみじみ思いました



行きは前の方々に続いて 前剱山頂には向わず巻道を 




(別山の北峰ってもしかして左端かな?)     振り返ると    ↓ 立山の頂きも見えてきていました






いよいよ別山尾根核心部へ ...

前剱を過ぎて急な岩場を下り 約4mの鉄橋を渡ります

↑   鉄橋

↑ 鉄橋と5番鎖場  手や足を外したら谷底行き












雪渓を登る登山者




岩の上り下りを繰り返しながら徐々に高度を上げていきます





『 平蔵の頭 』への上り


剱岳に行くには『平蔵の頭』を越えなければなりません

越えて振り返る  写真は斜めですが実際は もう少し垂直に近いです

ですが ガレ場ではないので足は置きやすいです
ただ 雨などで濡れていると滑りやすく相当怖いでしょうね ...


物凄い集中で誰しもがとてもとても真剣 ← 当たり前


剱岳側から見た『 平蔵の頭 』の鎖場 登下降に分かれています (トリミング)



下山時 上部の『 カニのよこばい、たてばい 』手前で渋滞待機中に撮った平蔵の頭です







断崖絶壁


実際に越えている時は高度感も危険度も あまり実感していません
あとから見て あんな所を?!!です ...


続く

ありがとうございます