紫陽花は、永く色の変化が楽しめる花で知られています。
6月には、土壌が酸性かアルカリ性かで、赤っぽかったり青っぽかったりする紫色のディープパープル。白いアナベルにはアントシアニンの色素がないので、白い色のままです。
6月には、土壌が酸性かアルカリ性かで、赤っぽかったり青っぽかったりする紫色のディープパープル。白いアナベルにはアントシアニンの色素がないので、白い色のままです。
7月になるとディープパープルはアントシアニンの色が抜けて緑色っぽくなります。花弁のように見えるのは、本当の花ではなく、萼片が変化した装飾花。
萼だから花びらのように、直ぐ枯れず色の変化が楽しめるのですね。
では紫陽花の本当の花は、どこにあるのでしょか?
装飾花の奥に「真花」を見ることができます。とても小さな花で、色が抜けた時期は実になっていますね。
緑色からピンク色になったり、
同時期でも装飾花の色は変化に富んでいます。萼片の厚い品種では12月まで色の変化が見られとても綺麗です。
日の当たりの強い所では変化の前に色焼けして茶色くなってしまいます。
7月下旬の紫陽花を描いています。
色の変化を楽しんで、1輪はブルーの花に。
鉛筆描きを終えたら少しずつ、透明水彩で色を重ねていきます。
装飾花の間に影を差し込んで、ブルーの花を浮き上がらせます
ブルーの花の斜め下には、緑色の花にしました。
右下には、緑色にほんのり赤い色が残っているガクアジサイを着彩する予定です。
全体的に色のバランスを見ながら、進めていきます。動きのある構図になるよう、3輪をくの字に配置しました。
進めて参ります。
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