2025年1月4日、土曜日、晴。翌日に登る予定にしていたが天気予報では雨マークもあるのでこの日に(結果としては翌日が天気は良かった)。一昨年から七高山巡りは烽火山から現川や日見へと歩いている。今年は大型連休の山友さんを誘って地元迄歩けないかと挑戦してみた。
長い道のりになるので、例年より一時間早い長崎駅7時2分の出発。歴史博物館から立山へと急坂を登り、7時33分車道に出て金比羅登山口の石柱を見て立山公園へ。
立山グラウンドの上に出て7時39分金比羅神社の大鳥居をくぐり、
10分ほどで住宅街を抜けて家もまばらになった見晴らしの良い所まで登ると長崎の中心街が一望できる。
さらに2,3分ほど登ると、神社境内の最初の鳥居をくぐり、
5分と歩かずに、7時56分金比羅神社に着き参拝。神社横を抜けて坂道を15分ほど登ると、
見晴らしの良い最初のピーク金比羅山へ8時21分着く。
これから向かう烽火山方向。
彦山方向、
長崎港、市街地、
岩屋山と一望だ。例年山頂はイモ洗い状態だが今日は貸し切りだ。
景色を眺めて、次の七面山へ向かう。ルートからわずかに外れる天狗山へ寄り道(8時34分)。
9時西山ダムまで下る。
片淵公園への登りから眺める金比羅山。
9時16分片淵公園へ着いて、目の前の八気山(やきやま)を望む。往復10分の寄り道をして山友さんにピークハントのお年玉9時29分。
風情ある竹林の道を歩いて、
普賢御滝の枯れ滝の前を抜けて、
9時49分七面大明神へ着く。
ここから、七高山巡りの1,2の急坂を30分ほど登り、10時24分烽火山へ着いて昼食。
雲ってはいるものの伊王島、高島まで望める良い眺めだ。
15分ほどの昼食休憩後、ここで七高山巡りルートを離れて帆場岳へ。先ずは日見峠・中尾峠への道を取る。直ぐにロープの張られた急坂を1分ほど下る。
10時50分日見峠の道標を見る。
道標から2分ほど下ると送電鉄塔の下を抜ける。
さらに進むと荒れた林道跡に出て、鉄塔から10分強で舗装道路に出て11時6分中尾峠分岐(日見峠分岐)に出る。
日見峠への道は取らずに舗装道を道なりに下ると、教会墓地上に出て、ここを抜けた道路が木場峠だ、11時12分。
道の反対側の鳥居をくぐり、木場普賢山へと向かう。5分ほど歩くと舗装道に出る。右手に矢上普賢岳や井樋ノ尾岳の眺めが良い。遠くには雲仙が霞む。
さらに舗装道を2,3分も歩くと11時20分木場普賢山だ。注意しないと見落とすだろう。表側は普賢様の祠だ。
ここから再び山道に入る。車道沿の山道はごみが散乱していて不快極まりない。ウンザリだ。30分ほど不快な気分に耐えて、11時47分現川峠へ着いて、車道を横切り帆場岳へ。これで前岳までは時間的に行けるだろう。
12時8分不動原分岐、
帆場岳南峰、そのすぐ下の百年山桜を経て、登り返して、
12時27分帆場岳山頂に着く。前回登った時と比べて何となく山頂景色が変わったと思ったら、山頂周辺のススキがさっぱりと刈られていた。ありがとうございます。
遠くの眺めは変わらないが、左中央の烽火山から歩いて来たのだ。
岩屋山の眺め。
一息入れて、次の前岳へと、純心大への急坂を下り、12時57分電波塔下の車道に立つ。車道を横切り前岳への山道へと入る。
山道は歩く人も少ないのか荒れてはいる。道に迷うことがない程度に目印はある。
車道から数分で317のピーク。標識は無い。
317から20分ほど歩いて、ルートから少し外れた所の三角点365.4(4等、点名黒迫)を13時25分経て、
13時42分鉄塔の下に着くと、直ぐに林道へ出る。
林道を5分弱歩いた13時46分、林道左手にテープ印がある前岳西登り口を見る。
こまめに付けられたテープ印に従って急斜面を10分ほど登り続けると、13時56分石像が祀られた、前岳山頂に着く。
井樋ノ尾岳、矢上普賢岳の眺め良し。津屋岳は木に隠れる。天気予報では晴れ間がそろそろ期待できるのだが気配なし。多良見の山を経て市布駅は余裕がないが、津屋岳を登っての市布駅は余裕だろうとこちらへと進む。
一旦車道の登り口へ14時8分出て、車道を2㎞ほど歩く。車道を下り始めると道脇に堂山砦の案内を見る。
車道を20分強歩いて、登り口手前から眺める津屋岳。山腹の黄色は竹林だろう。
車道を25分ほど歩いた14時34分津屋岳西登り口に着く。山に入るとモミジの葉がひときわ目を引く。
10分ほど登って14時47分津屋岳に着く。山友さんは市布駅の時刻表をしっかり調べていて、上りは15時台は無く、16時2分だと云う。余裕で間に合います。
山頂から東側の五穀社へ先ずは下り、14時53分着く。
前回ここから北側へ下ったが、今日は市布へ向かうので東側の尾根へと向かう。このルートは以前1回下っただけなのでよく覚えていないが、GPSを見ながら下れば尾根をはずことは無い。五穀社の平坦部を抜けると直ぐに急坂となる。
出足は少し戸惑ったが以前は殆ど無かったテープ印がこまめにある。なので北寄りの尾根かと思って下って行き、途中でGPSを見れば以前自分が下った道ではないか。
15時15分想定した所の車道に出た。車道を左へと歩いて市布駅に向かう。
約2㎞ほど車道をテクテク歩いて、15時45分市布駅に着く。歩行距離21㎞、累積標高1470m。
ホームに立って眺める津屋岳。
今日の行程、
長崎駅7:02-7:56金比羅神社-8:21金比羅山-8:34天狗山-9:00西山ダム-9:29八気山-9:49七面大明神-10:24烽火山(昼食)10:40-11:20木場普賢山-11:47現川峠-12:27帆場岳-13:25三角点-13:56前岳-14:08車道登り口-(車道2㎞)-14:47津屋岳-(車道2㎞)-15:45市布駅
山友さんには年末年始の山歩にご一緒して頂き感謝です。九重への運転もしていただきありがとうございました。一番きつかったのは年末の距離は10㎞弱で、累積標高1230mの矢上普賢岳から井樋ノ尾岳の縦走で一致。その時の行程図。距離は今日の半分だから傾斜がきつかったと云うことだ。