散ってるのが小さくなっていた

朝　雨戸を開けると

線路の向こうの造り酒屋さんから

湯気が立ち昇っているのが見えました

今年は初めてだと思います

服を着替えながら　歯を磨きながら

湯気の変化を見ていました

『金曜日　抗ガン剤しに行くの

週明けに店に行くね』と

言っていた女性が　ご主人に乗せてもらって

雨の中　来てくれました

彼女が帰った後　猛烈に降って来て

雨が風に飛ばされて　外が見えなくなりいました

まだ家に帰り着いていないです　

ご主人運転で良かった😀 

病院では　大腸癌ですが

肺の点々が散らばっているのが

小さくなっていたそうです

病院で1泊して帰って来たのかと思ったら

近所の病院に行って来た帰りだそうで

『パパが乗せて来てくれたから

廻ってもらったの』と・・

黒のフェルトのハットを被り

赤いイヤリングをして　年金を貰っている

お歳には見えないです

私は夫をパパ・と言った事はない・・

　　　　　　　グレーの線は普通電車か準急　　オレンジの線は近鉄特急です

「何時もオシャレね・」と言うと

『看護婦さんもそれが良いんよ・

元気の秘訣だって　言ってくれるの

作ってもらったのって聞かれたけど

既製品なのよ』と　嬉しそうでした

『好きな服着させてもらって

仕事も出来るし　美味しい物を食べられるし

病院で寝て点滴されてる事思ったら

ホンマに幸せやわ』と　仰っていました

癌と言われて病院から

初めて電話がかかって来た時は

悲壮な感じでしたが

今は癌とは思えない位シッカリされて

何時もバッチリメイクにオシャレです

　仕事をされているのもイインですね😃 

ご主人様も優しそうだし😉