朝から綺麗に見えていた畝傍山が 白く霞んできました
ドンヨリとした曇り空です
写真は岩船寺(がんせんじ)です
東大寺の僧侶が瞑想する為のお寺だったそうです
「お参りできた」と言う満足感がありました
僧侶が出て来られて 御本堂の扉を開けて
中から お庭を拝見出来る様にして頂き
上が布張りの長椅子を廊下に置いて下さいました
和尚様のお話も良かったです
和尚様や僧侶のお顔の見えないお寺もあります
昨日 アル中だった男性が
やはり お母さんと一緒に来られました
アル中専門の病院に入院して良くならず
日本には此処だけという 病院の治療を受けて
百万円以上使ったけれど良くならず
先生に言ったら
「普通の人は良くなるのに この人は特別です」と
言われて 止めて 漢方専門店もアチコチ行かれて
当店に来られました
御本人が最初に来られたのは8月7日 台風の日でした
トロンと虚ろな目をして聞いても返事をしなくて
お母さんが一人で話していました
10日分 1つは1日3回 1つは1日2回飲む様に
漢方薬を薦めました
キッチリ10日後に来られて
平成28年9月に離婚して 不眠 不安 無気力・・
毎日夜中の2時半頃に目が覚めてお酒を飲んで
朝 目が覚めてチュウハイを飲んで
昼3時頃チュウハイ 夜は焼酎のお湯割りを飲んで
テレビも見なくてゴロゴロしている
と 御自分で話されました
お母さんが
『仕事もせんでゴロゴロしてたら愛想も付かされるわ』
と 怒りまくっていて お母さんを止める位でした
3回目来られた時
『1つの漢方薬は残っているので同じ様にして欲しい』
と 自分で提言してきました
「この薬はもう少し続ける必要があるので
箱の方がお得ですが 日数を合わせますか?」
と 言うと お母さんが 『箱で貰っときなさい』
朝の散歩は15分位だけれど続けていました
『三輪神社が家から見える』と 言ったので
お水を貰いに行って飲む様に言いました
「若い方は神様を信じない人もいるけれど
良いお水には浄化の作用があるから」と 言うと
『神さんは信じます』と 言う返事が返って来ました
今は良くなっていると思うのに 本人は自覚が無い様です
それで 最初『日数が合わないから』と
言っていた漢方薬を止めて 違う漢方薬にしようと思ったら
『是が良いです 今までと同じにします』
「自分の思っている事を言えるようになったし
お酒も控えられたし 今は根本治療に入っているから
自信を持って」と 背中をポンポンしました
お母さんが
『此処に来るの楽しみにしているんですよ
ツボ押しも散歩も毎日していて 今までとは違います』
と 言ってくれました
会社に毎日行っている様ですが 遅刻で早退の様です
『元の様になれますかね?』と 毎回言っていたのが
今回は言わずに帰りました