空中に投げられた石にとって
落ちるのが悪いことではないし
昇るのがよいことでもない
マルクス・アウレリウス「自省録」
2世紀のローマ帝国を統治した五賢帝の一人、マルクス・アウレリウスの日記。原題「自分自身に」とあるように、瞑想しながら自己に向けて行った対話を、ギリシャ語で書き留めたもの。理性と徳を重んじるストア哲学を生きる拠り所とし、禁欲的な生活を送りつつ皇帝としての激務をこなした。自分を省みるためにつづった実践哲学の記録で、悩みと葛藤、信念と希望を穏やかに、かつ力強く語る。当代の賢人から学び続けた世界史初の哲人皇帝が自分を鼓舞し続けた軌跡でもある。
落ちるのが悪いことではないし
昇るのがよいことでもない
マルクス・アウレリウス「自省録」
2世紀のローマ帝国を統治した五賢帝の一人、マルクス・アウレリウスの日記。原題「自分自身に」とあるように、瞑想しながら自己に向けて行った対話を、ギリシャ語で書き留めたもの。理性と徳を重んじるストア哲学を生きる拠り所とし、禁欲的な生活を送りつつ皇帝としての激務をこなした。自分を省みるためにつづった実践哲学の記録で、悩みと葛藤、信念と希望を穏やかに、かつ力強く語る。当代の賢人から学び続けた世界史初の哲人皇帝が自分を鼓舞し続けた軌跡でもある。
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