Gerald Wilson Orchestra of The 80’s / “Lomelin”
連休中の新宿SomedayのBig band weekはマイク・プライスのビッグバンドで幕を開けた。
マイクのビッグバンドは昨年エリントンの大作と取組んだが、「今回はジェラルド・ウィルソンのアレンジを取り上げる」と以下のようなメールが届いた。
4月26日(金)マイク・プライス・ジャズ・オ-ケストラ と ジェラルド ウィルソンの音楽
スミソニアンジャズ ライブのお知らせ
ジェラルド ウィルソン について
ジェラルド・ウィルソンはアメリカのジャズ作曲家・バンドリ-ダ-の中で現在最も年長者であり敬意を表されている人であろう。
95歳の誕生日を半年後にひかえた今でもなお、『将来』の演奏へむけて新たな曲を書き進めている。1939年ジミー・ランスフォードバンドで活動を開始してからジェラルドはジャズの歴史とレガシーと共に歩み今その頂点に鎮座する者となる。
ジャズオーケストラの作曲はジミー・ランスフォード時代に始まり、特に“Yard-dog Mazurka.”の制作に大きく関わる。
長年に渡りベニ-・カ-タ-、デューク・エリントン、カウント・ベイシー、ディジー・ガレスピー、ライオネル・ハンプトンのバンドに貢献。
そしてサラ・ヴォ-ン、レイ・チヤールズ、ジュリー・ロンドン、エラ・フィッツジェラルド、ビリー・ホリデイ、ダイナ・ワシントン、ナンシー・ウィルソン他多くのジャズシンガーが彼の編曲を求めその才能を高く評価している。
1960年代以来、彼のロサンジェスを処点としたオーケストラは数々のアルバムをパシフィックジャズレコードより出版し国際的な好評を博す。
そして世界中のジャズファンは彼のビッグバンドジャズの作曲におけるユニークな個性ある音作りを知ることとなる。
また、ウィルソン氏が指摘したように、8音和音(8コの音よりなるハーモニー)を使用しハーモニーの幅を広げるという彼の発想の現代性が注目を集める。
更に、闘牛士ホセ・ラモン・ティラドにより触発されたポピュラーなヒット曲‘ティラド万歳’や彼のジャズに反映されるスペインやメキシコの感性をもって彼の芸術性の新たな側面を見出す。
近年はウィルソン氏にとって引退を吹き飛ばすような数々の良いことに恵まれている。1998年にはモンタレージャズフェスティバル委員会の依頼を受けその年に演奏された‘モンタレーのテーマ’を作曲。
同様な活動が、カーネギィーホールジャズバンド、リンカーンセンタージャズオーケストラ、シカゴジャズアンサンブル、やヨーロッパの多くのラジオ局のジャズオーケストラで継続。モンタレーのテーマは‘モンタレームード’としてマックアベニューレコード レイベルでの最近のレコーディングにて甦った。
2009年9月にはデトロイトジャズフェスティバル委員会より依頼を受け名誉ある30周年記念で彼の8楽章組曲‘デトロイト’を指揮している。
最近のロサンジェルス訪問で、マイク・プライスは、活発に作曲活動を続けその若々しいエネルギーを新曲制作と演奏に向けているジェラルド・ウイルソンを訪れた。しかし残念なことにジェラルド・ウィルソンの日本への演奏旅行は予定されていないのでマイク・プライスは「日本のジャズ・ファンはジェラルド・ウイルソンの生演奏を非常に聴きたがっている」と勧めた。
マイク・プライスは、1970年代と1980年代に、最近では昨年夏ロサンジェルスで、ジェラルド・ウイルソンのバンドで演奏しているので、彼の音楽を熟知している。
ジェラルド・ウイルソンの祝福を受けて、マイク・プライス・ジャズ・オーケストラは、4月26日(金)に新宿「サムデイ」において「ジェラルド・ウイルソン・ジャズ・コンサート」を開催します。
アメリカワシントンDCにあるスミソニアン協会によって催される
広く世に知れた「スミソニアンジャズ感謝・鑑賞月間イベント」において、
「スミソニアンジャズ感謝・鑑賞月間イベント」について
http://www.smithsonianjazz.org/
click on Jazz Appreciation Month (JAM)
UNESCO
国連の教育科学文化機関 ユネスコ本部 が今週を国際ジャズデイとしてスポンサ-になっています。
東京での私たちの演奏もその一つに含まれています!
どうぞ下記のリンクをご覧ください。(International Jazz Day)
http://www.unesco.org/new/en/unesco/events/prizes-and-celebrations/celebrations/international-days/international-jazz-day-2013/
日時 4月26日(金)
19:45~、21:15~
場所 サムデイ (新宿)
Tel 03-3359-6777
新宿1-34-8 新宿御苑前ビルB1(やよい軒の地下)
地図 http://someday.net/shinjyuku.html
Music Charge ¥3465
予約の際は mikejazz@gol.com
メンバ-
大山日出男(as, clar) 土井徳浩 (as, clar)
川村裕司(ts)ジェ―ムス・マホ―ン(ts)
竹村直哉(bs)
佐久間勲(tp)田中哲也(tp)
高橋一光(tp) 今里通夫(tp)
西山健治(tb)内田光昭 (tb) 鹿討 奏(tb)堂本雅樹(btb)
稲垣 貴庸(d)早川哲也 (b) あびる竜太 (p)
マイク・プライス(trumpet & conductor)
Mike Price 舞空
確かにジェラルド ウィルソンは現役では最長老のアレンジャーだと思うが、まだまだ元気に活躍中とは驚いた。にも関わらず、日本ではあまり取り上げられることはないし、人気も今ひとつだ。
自分もウィルソンのアルバムとなるとそれ程持っている訳ではない。来日したことが無いのもひとつの要因だとは思うが、どうも西海岸で活躍しているアレンジャーやミュージシャンは、日本での認知や人気は今ひとつのようだ。だが、実際に聴いてみるとビックリするような人が多い。一昨年に来日したカールサンダースがそうであったように。
丁度、この日はゴルフで群馬に泊まりであったが、これは聴き逃すわけには行かず、トンボ帰りで東京へ戻った次第である。
昨年の「エリントン特集」は寂しいライブであったが、今回はまずますの入り。本来であれば、めったに聴けないライブなので満員になっても不思議ではないのだが。
ネットでの情報流通が活発になっているのでその気になれば情報を得やすくなったものの、なかなか普段から情報を探していないと見つからないものだ。聴き逃して残念な思いをしている人も多いと思う。
ウィルソンのアレンジは正統派だが、新しいものを取り入れ進化してきた。という意味では、根っからの伝統的な4ビートというより、8ビートやラテン(特にメキシコ)のリズムも積極的に取り入れたモダンビッグバンドの先駆者でもある。サウンドはどちらかというと、シャープで堅めの印象を受ける。
40年代から今まで活躍し続けているので、各時代の作品が残されているが、60年代の後半、サドメルを始めてとして東海岸でビッグバンドが元気を取り戻し始めた時、ウィルソンも西海岸で頑張っていた。以前その時のアルバム“Live and Swinging”は紹介したことがある。
今回は、少し後、80年代のアルバムを久々に聴きなおしてみた。記録を見ると、これは12年ぶりのアルバムだそうだ。ということは、‘67年のライブを含めてPacific Jazzに残されているアルバム以降は無かったということになる。その間活動を中止していたかというとそうではない。大学で教鞭をとり、ラジオの番組も持っていたという。単にアレンジャーとしてではなく、オールラウンドでジャズ界には貢献している。モンタレージャズフェスティバルのプロデューサーとしても活躍していた。
久々のレコーディングのメンバーを見渡すと、ハロルドランドなどウェストコーストを拠点とするミュージシャンに、サドメルのメンバーであったジェロームリチャードソンやガーネットブラウンなどの顔も見受けられる。70年代にニューヨークのスタジオミュージシャンの大移動があったが、彼らも西海岸に移っていたのか。
曲はすべてウィルソンのオリジナル。タイトル曲の闘牛士Lomelinに捧げた曲は、お得意のメキシカンタッチ。オスカーブラッシャーのトランペットが光る。フルートやピッコロを攻撃的に使ったアレンジも光るが、ジェロームリチャードソンのお得意のフルートやソプラノのソロも聴ける。この時すでに60歳を過ぎていたジェラルド・ウィルソンの若々しさが衰えないアレンジはさすがだ。その意欲が今の活躍に繫がっているのだろう。
60歳を過ぎてからの人生、自分も見習いたいものだ。
1. Lomelin
2. Ay-ee-en
3. See You Later
4. You Know
5. Triple Chase
6. Blues For Zubin
Gerald Wilson (Composer,Arranger,Conductor),
Bobby Bryant (tp,flh)
Rick Boptist (tp,flh)
Eugene “Snooky” Young (tp,flh)
Oscar Brashear (tp,flh)
Jimmy Cleveland (tb)
Garnet Brown (tb)
Thurman Green (tb)
Mourice Spears (btb)
Jerome Richardson (as,ss,ts,fl,piccolo)
Buddy Collette (as,fl piccolo)
Henri De Vego (as,fl,piccolo)
Jack Nimitz (bs)
Roger Hogen (as,fl Piccolo)
Harold Land (ts,fl)
Ernie Watts (ts,fl)
Mike Wofford (Mason Homlin BB ,p)
Harold Land Jr. (ep)
John B.Williams (b)
Paul Humphrey (ds,per)
Bob Conti (g)
John “Shuggle” Otis (g)
Jo Villasenor Wilson (Copyist)
Recording Engineer : Ami Hadani
Recorded at T.T.G. Studio 1,Los Angels March 13&14 1981
連休中の新宿SomedayのBig band weekはマイク・プライスのビッグバンドで幕を開けた。
マイクのビッグバンドは昨年エリントンの大作と取組んだが、「今回はジェラルド・ウィルソンのアレンジを取り上げる」と以下のようなメールが届いた。
4月26日(金)マイク・プライス・ジャズ・オ-ケストラ と ジェラルド ウィルソンの音楽
スミソニアンジャズ ライブのお知らせ
ジェラルド ウィルソン について
ジェラルド・ウィルソンはアメリカのジャズ作曲家・バンドリ-ダ-の中で現在最も年長者であり敬意を表されている人であろう。
95歳の誕生日を半年後にひかえた今でもなお、『将来』の演奏へむけて新たな曲を書き進めている。1939年ジミー・ランスフォードバンドで活動を開始してからジェラルドはジャズの歴史とレガシーと共に歩み今その頂点に鎮座する者となる。
ジャズオーケストラの作曲はジミー・ランスフォード時代に始まり、特に“Yard-dog Mazurka.”の制作に大きく関わる。
長年に渡りベニ-・カ-タ-、デューク・エリントン、カウント・ベイシー、ディジー・ガレスピー、ライオネル・ハンプトンのバンドに貢献。
そしてサラ・ヴォ-ン、レイ・チヤールズ、ジュリー・ロンドン、エラ・フィッツジェラルド、ビリー・ホリデイ、ダイナ・ワシントン、ナンシー・ウィルソン他多くのジャズシンガーが彼の編曲を求めその才能を高く評価している。
1960年代以来、彼のロサンジェスを処点としたオーケストラは数々のアルバムをパシフィックジャズレコードより出版し国際的な好評を博す。
そして世界中のジャズファンは彼のビッグバンドジャズの作曲におけるユニークな個性ある音作りを知ることとなる。
また、ウィルソン氏が指摘したように、8音和音(8コの音よりなるハーモニー)を使用しハーモニーの幅を広げるという彼の発想の現代性が注目を集める。
更に、闘牛士ホセ・ラモン・ティラドにより触発されたポピュラーなヒット曲‘ティラド万歳’や彼のジャズに反映されるスペインやメキシコの感性をもって彼の芸術性の新たな側面を見出す。
近年はウィルソン氏にとって引退を吹き飛ばすような数々の良いことに恵まれている。1998年にはモンタレージャズフェスティバル委員会の依頼を受けその年に演奏された‘モンタレーのテーマ’を作曲。
同様な活動が、カーネギィーホールジャズバンド、リンカーンセンタージャズオーケストラ、シカゴジャズアンサンブル、やヨーロッパの多くのラジオ局のジャズオーケストラで継続。モンタレーのテーマは‘モンタレームード’としてマックアベニューレコード レイベルでの最近のレコーディングにて甦った。
2009年9月にはデトロイトジャズフェスティバル委員会より依頼を受け名誉ある30周年記念で彼の8楽章組曲‘デトロイト’を指揮している。
最近のロサンジェルス訪問で、マイク・プライスは、活発に作曲活動を続けその若々しいエネルギーを新曲制作と演奏に向けているジェラルド・ウイルソンを訪れた。しかし残念なことにジェラルド・ウィルソンの日本への演奏旅行は予定されていないのでマイク・プライスは「日本のジャズ・ファンはジェラルド・ウイルソンの生演奏を非常に聴きたがっている」と勧めた。
マイク・プライスは、1970年代と1980年代に、最近では昨年夏ロサンジェルスで、ジェラルド・ウイルソンのバンドで演奏しているので、彼の音楽を熟知している。
ジェラルド・ウイルソンの祝福を受けて、マイク・プライス・ジャズ・オーケストラは、4月26日(金)に新宿「サムデイ」において「ジェラルド・ウイルソン・ジャズ・コンサート」を開催します。
アメリカワシントンDCにあるスミソニアン協会によって催される
広く世に知れた「スミソニアンジャズ感謝・鑑賞月間イベント」において、
「スミソニアンジャズ感謝・鑑賞月間イベント」について
http://www.smithsonianjazz.org/
click on Jazz Appreciation Month (JAM)
UNESCO
国連の教育科学文化機関 ユネスコ本部 が今週を国際ジャズデイとしてスポンサ-になっています。
東京での私たちの演奏もその一つに含まれています!
どうぞ下記のリンクをご覧ください。(International Jazz Day)
http://www.unesco.org/new/en/unesco/events/prizes-and-celebrations/celebrations/international-days/international-jazz-day-2013/
日時 4月26日(金)
19:45~、21:15~
場所 サムデイ (新宿)
Tel 03-3359-6777
新宿1-34-8 新宿御苑前ビルB1(やよい軒の地下)
地図 http://someday.net/shinjyuku.html
Music Charge ¥3465
予約の際は mikejazz@gol.com
メンバ-
大山日出男(as, clar) 土井徳浩 (as, clar)
川村裕司(ts)ジェ―ムス・マホ―ン(ts)
竹村直哉(bs)
佐久間勲(tp)田中哲也(tp)
高橋一光(tp) 今里通夫(tp)
西山健治(tb)内田光昭 (tb) 鹿討 奏(tb)堂本雅樹(btb)
稲垣 貴庸(d)早川哲也 (b) あびる竜太 (p)
マイク・プライス(trumpet & conductor)
Mike Price 舞空
確かにジェラルド ウィルソンは現役では最長老のアレンジャーだと思うが、まだまだ元気に活躍中とは驚いた。にも関わらず、日本ではあまり取り上げられることはないし、人気も今ひとつだ。
自分もウィルソンのアルバムとなるとそれ程持っている訳ではない。来日したことが無いのもひとつの要因だとは思うが、どうも西海岸で活躍しているアレンジャーやミュージシャンは、日本での認知や人気は今ひとつのようだ。だが、実際に聴いてみるとビックリするような人が多い。一昨年に来日したカールサンダースがそうであったように。
丁度、この日はゴルフで群馬に泊まりであったが、これは聴き逃すわけには行かず、トンボ帰りで東京へ戻った次第である。
昨年の「エリントン特集」は寂しいライブであったが、今回はまずますの入り。本来であれば、めったに聴けないライブなので満員になっても不思議ではないのだが。
ネットでの情報流通が活発になっているのでその気になれば情報を得やすくなったものの、なかなか普段から情報を探していないと見つからないものだ。聴き逃して残念な思いをしている人も多いと思う。
ウィルソンのアレンジは正統派だが、新しいものを取り入れ進化してきた。という意味では、根っからの伝統的な4ビートというより、8ビートやラテン(特にメキシコ)のリズムも積極的に取り入れたモダンビッグバンドの先駆者でもある。サウンドはどちらかというと、シャープで堅めの印象を受ける。
40年代から今まで活躍し続けているので、各時代の作品が残されているが、60年代の後半、サドメルを始めてとして東海岸でビッグバンドが元気を取り戻し始めた時、ウィルソンも西海岸で頑張っていた。以前その時のアルバム“Live and Swinging”は紹介したことがある。
今回は、少し後、80年代のアルバムを久々に聴きなおしてみた。記録を見ると、これは12年ぶりのアルバムだそうだ。ということは、‘67年のライブを含めてPacific Jazzに残されているアルバム以降は無かったということになる。その間活動を中止していたかというとそうではない。大学で教鞭をとり、ラジオの番組も持っていたという。単にアレンジャーとしてではなく、オールラウンドでジャズ界には貢献している。モンタレージャズフェスティバルのプロデューサーとしても活躍していた。
久々のレコーディングのメンバーを見渡すと、ハロルドランドなどウェストコーストを拠点とするミュージシャンに、サドメルのメンバーであったジェロームリチャードソンやガーネットブラウンなどの顔も見受けられる。70年代にニューヨークのスタジオミュージシャンの大移動があったが、彼らも西海岸に移っていたのか。
曲はすべてウィルソンのオリジナル。タイトル曲の闘牛士Lomelinに捧げた曲は、お得意のメキシカンタッチ。オスカーブラッシャーのトランペットが光る。フルートやピッコロを攻撃的に使ったアレンジも光るが、ジェロームリチャードソンのお得意のフルートやソプラノのソロも聴ける。この時すでに60歳を過ぎていたジェラルド・ウィルソンの若々しさが衰えないアレンジはさすがだ。その意欲が今の活躍に繫がっているのだろう。
60歳を過ぎてからの人生、自分も見習いたいものだ。
1. Lomelin
2. Ay-ee-en
3. See You Later
4. You Know
5. Triple Chase
6. Blues For Zubin
Gerald Wilson (Composer,Arranger,Conductor),
Bobby Bryant (tp,flh)
Rick Boptist (tp,flh)
Eugene “Snooky” Young (tp,flh)
Oscar Brashear (tp,flh)
Jimmy Cleveland (tb)
Garnet Brown (tb)
Thurman Green (tb)
Mourice Spears (btb)
Jerome Richardson (as,ss,ts,fl,piccolo)
Buddy Collette (as,fl piccolo)
Henri De Vego (as,fl,piccolo)
Jack Nimitz (bs)
Roger Hogen (as,fl Piccolo)
Harold Land (ts,fl)
Ernie Watts (ts,fl)
Mike Wofford (Mason Homlin BB ,p)
Harold Land Jr. (ep)
John B.Williams (b)
Paul Humphrey (ds,per)
Bob Conti (g)
John “Shuggle” Otis (g)
Jo Villasenor Wilson (Copyist)
Recording Engineer : Ami Hadani
Recorded at T.T.G. Studio 1,Los Angels March 13&14 1981