OFF TO THE RACES / DONALD BYRD
WYNTON KELLYの初期の録音は、Dynah Washingtonのバック、Dizzy Gillespieのオーケストラでの演奏が数多い。そして、57年の後半から、色々なセッションに参加したものも多くなる。
このアルバムは、BLUE NOTEでの、Donald Byrdのリーダーアルバム。Kellyも彼に集められて参加したのだろう。
そして、58年の年末に吹き込まれたこのアルバムから61年にかけては、マイルスのグループへの参加を含めて、毎週のように年間数10の録音セッションに加わっている絶頂期だ。
そういう意味では、KELLYの転換期の一枚だ。
自分は、この頃コンビを組んでいたPEPPER ADAMSが参加しているので買ったものだが、BYRDのストレートで癖の無いトランペットはハードバップそのもの。この時代のブルーノートサウンドだ。
スタンダードのLOVER COME BACK TO MEで始まるが、アップテンポで明快なメロディーラインでごりごり迫る。
自作のSUDWEST FUNK、DOWN TENPOは、まさに“FUNKY”な演奏。Kellyのピアノも全体のFUNKYな雰囲気に引っ張られていて、軽やかなKellyのいつものタッチとは少し違った感じだ。
1. LOVER COME BACK TO ME
2. WHEN YOUR LOVE HAS GONE
3. SUDWEST
4. PAUL’S PAL
5. OFF TO THE RACES
6. DOWN TEMPO
Donald Byrd (tp)
Jackie McLean (as)
Pepper Adams (bs)
Wynton Kelly (p)
Sam Jones (b)
Art Taylor (ds)
Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, December 21, 1958
WYNTON KELLYの初期の録音は、Dynah Washingtonのバック、Dizzy Gillespieのオーケストラでの演奏が数多い。そして、57年の後半から、色々なセッションに参加したものも多くなる。
このアルバムは、BLUE NOTEでの、Donald Byrdのリーダーアルバム。Kellyも彼に集められて参加したのだろう。
そして、58年の年末に吹き込まれたこのアルバムから61年にかけては、マイルスのグループへの参加を含めて、毎週のように年間数10の録音セッションに加わっている絶頂期だ。
そういう意味では、KELLYの転換期の一枚だ。
自分は、この頃コンビを組んでいたPEPPER ADAMSが参加しているので買ったものだが、BYRDのストレートで癖の無いトランペットはハードバップそのもの。この時代のブルーノートサウンドだ。
スタンダードのLOVER COME BACK TO MEで始まるが、アップテンポで明快なメロディーラインでごりごり迫る。
自作のSUDWEST FUNK、DOWN TENPOは、まさに“FUNKY”な演奏。Kellyのピアノも全体のFUNKYな雰囲気に引っ張られていて、軽やかなKellyのいつものタッチとは少し違った感じだ。
1. LOVER COME BACK TO ME
2. WHEN YOUR LOVE HAS GONE
3. SUDWEST
4. PAUL’S PAL
5. OFF TO THE RACES
6. DOWN TEMPO
Donald Byrd (tp)
Jackie McLean (as)
Pepper Adams (bs)
Wynton Kelly (p)
Sam Jones (b)
Art Taylor (ds)
Rudy Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, December 21, 1958