昨日、近所を散歩しました。その時見つけた古い井戸ポンプ。先日、新しく見つかった江戸時代の白黒写真をデジタル技術でカラー写真にしたものをNHKで放映していましたが、江戸が人口100万人都市になった理由の一つに、水道の整備ということがあるそうです。地下に木製の筒を巡らしたり、運河を作ったりしたことで、江戸に住む人が増えたということです。やはり、水は大切、それも綺麗な水。沢山の人が住む為には、沢山の水が必要。これを、その時の為政者がどのように考えるか、発展する街には発展できるための整備が必要。これを、私達はみんなが税金を納める事で実現しようとしています。なので、税金を無駄に使われることがあると、みんなの生活に響くわけです。先日、刑務所の作業所から脱走した囚人の捜査に多くの警察官が、何日間も動員されましたが、仮に1日1,000人動員されたとすると、それに関する車両、食料、また、交通費、宿泊費など、様々な経費が使われ、それは税金から賄われる。しかも、そのお金は戻ってくることは無い。だから犯罪を無くそう。でもそれにも、お金がかかる。問題の無い発展はあり得ないが、井戸ポンプは、水量と水質さえ確保されれば、ある一定の地域をうるおすことが出来る。こういった考えと、公的な機関で運営する様々な設備が上手く共存できれば、災害にも強いコミュニテイができそうな気がします。