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今日は、映画、万引き家族を見てきました。是枝監督の映画は、誰も知らない、奇跡、そして父になる、三度目の殺人の4本を見ているのですが、私の見た4本の映画を集大成した観のある映画でした。もちろん、どの映画も人間が描かれています。私は映画を見ながら、自分が子供の頃を思い出したり、セットで描かれる家の中のゴチャゴチャな感じに、是枝監督の緻密な観察眼を感じて驚いたりしました。家族では無い家族を生む背景はたぶんいつの世にもあると思いますし、様々な形の家族があって、全てが納得の上で存在してはいないとも思います。親も幸せ、子供も幸せ、御年寄も幸せであれば、それは理想の社会ですが、そうじゃ無いから。