障害と英語と夢と

16歳で障害者になった40代主婦。
苦しみ続けた日々と人生を変えた独学英語について

学歴コンプレックス

2016-08-30 14:58:39 | 講師の仕事
16歳で交通事故により左半身付随になった私。

みなさんお気付きのことと思います。

学歴がありません。

まじめに勉強したのは中2の夏まででした。


何のために勉強するのか、今の勉強が何故大事なのか、今の勉強が将来とどうつながって行くのか
全く分からなかった私は勉強しなくなりました。

そして高校一年のとき交通事故。

学校に行ける状態ではありませんでした。
高1で退学せざるを得なくなったわけですが、中卒ではいくらなんでも・・・
という親の計らいで、事故から3年後通信制高校に編入し、22歳のときに一応高校卒業の学歴は得ることができました。

学歴コンプレックスだからこそ、塾講師になりたかったんです。
塾講師をしていると誰も私のことを中卒同然のバックグラウンドだとは思わないだろうと思ったのです。

今思うと本当にありがたい話なんですが、応募した塾が奇跡的に採用してくれました。
(ちょうど英語の講師が足りなかったようです)
あれからもう4年半ほどになります。






教えることが素人な私は、本やユーチューブで教え方を学びました。






今はほとんどの塾が大学卒の学歴を必要とし求人を出しています。
周りの講師たちは現役の大学生だったり、ちゃんとしたバックグラウンドを持った人ばかりです。
正直、肩身がせまいです

障害があり学歴のない私がその中に混じっていること自体、無謀だと思います。
それでも辞めたくない。こんな私だからこそできることもあるし、
足りない部分があるからこそ、一回一回の授業を大切に取り組んでいるつもりです。

学歴コンプレックスでも働く場を与えてもらえたことに感謝しなければいけませんね。
貪欲にいろいろ学んで行きたいと思っています。

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