本日午前6時半の滝谷ライブカメラ画像です。架橋の左側(新穂高側)の土台部分に水流がかかるほどに増水しています。滝谷より下部、特にチビ谷についても涸れ沢ではなくなり、水流が発生している恐れがあります。
槍平小屋の簡易気象計では午前5時25分に53.8mm/hrの雨量を観測した後、10~20mmの雨が降り続いています。雨は午後にかけて降り続く予報になっていますので、安易な入山は避けて下さい。
昨日15日午後6時の画像です。今朝の増水と比べて下さい。
本日午前6時半の滝谷ライブカメラ画像です。架橋の左側(新穂高側)の土台部分に水流がかかるほどに増水しています。滝谷より下部、特にチビ谷についても涸れ沢ではなくなり、水流が発生している恐れがあります。
槍平小屋の簡易気象計では午前5時25分に53.8mm/hrの雨量を観測した後、10~20mmの雨が降り続いています。雨は午後にかけて降り続く予報になっていますので、安易な入山は避けて下さい。
昨日15日午後6時の画像です。今朝の増水と比べて下さい。
こちらは本日15日午後6時の滝谷架橋部のライブカメラ画像です。水量に変化はなく、架橋部にも問題はありません。飛騨側登山道では、今夜から明日朝にかけて、大雨が降る予報となっており、槍ヶ岳・飛騨沢ルートに関しては新穂高~槍平間では滝谷を含む複数の沢(平時は涸れ沢の場所も含む)の増水により、通行困難となる恐れもあります。
また、今年6月更新の登山道情報でもお知らせしていますが、大雨時には沢の増水に加え、滝谷避難小屋周辺での大規模落石の危険も高まっています。悪天候時の通行は非常に危険であることを認識し、冷静な天候判断の下で入山の可否を決定して下さい。
明日、滝谷ライブカメラ画像をご覧になる方は、架橋が無事であるかどうかだけではなく、水量変化に留意し、ライブカメラが設置されていないその他の沢の水量変化についてもその画像をヒントに、増水の可能性の有無を冷静に判断して下さい。
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本日お昼過ぎの槍平キャンプ場。すべてのお客様の下山が完了しました。夕方下山してきた宿泊希望の方もいらっしゃいましたが、今夜から明日午前中にかけて激しい雨が降った場合、沢の増水で通行困難となる恐れがあることを説明し、ご自身にも納得頂いた上で下山を急いで頂きました。平常時であれば決してお勧めはしませんし、もちろん、予約がなくとも宿泊はどんな場合でもして頂けます。ただ、明日の明らかな悪天候の中を行動することは、直接生命の危険に関わります。台風は中心が離れても、雨のピークは時間差でやってきます。くれぐれも注意して下さい。
台風対策も午前中にほとんど完了。
なかなか手が回らなかった、客室、食堂、談話室の畳も今日はしっかりお湯拭き出来ました。
モカちゃんは、一昨日から作って冷やしていたフルーツケーキをお茶の時間に出してくれました!
”監督”はあんこたっぷりなきな粉餅を!
カナメ君はベンガル風インド料理!なにからなにまで本格派!
小屋スタッフのご家族の皆様、我々は台風接近時に山小屋からどこかへ避難することは出来ない変わりに、決して悪天候の中を出歩いたりはしませんので、どうぞご安心下さい。大勢のお客様にお越し頂いた山の日三連休、キリキリ舞の海で頑張ってくれたスタッフたちも、今夜は束の間の休息となっています。心身ともにしっかりリフレッシュして、きっと台風一過!の晴天となる次の週末に備えたいと思います。
ところで、今日は74回目となる終戦の日。昨年も同日に終戦の日雑感、のような文章を更新しました。昨年ご覧いただいた方には、その続編となります。ちなみに、山小屋や登山とは一切関係のない内容です。ご興味、お時間のある方いらっしゃれば、こちらをどうぞ。
それでは本日の気象情報。
午前6時。
午後6時。
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先日、”秋を感じさせるのは紫色”とブログに書いていたのですが、サラシナショウマさんから「アタシのこと、忘れてんじゃないのよ!」とクレームが届きました(笑)。そう、このホッソリした虎のしっぽみたいなサラシナショウマも秋の訪れを象徴する白い花。
新たなクレームが届く前に(笑)、ピンク色の可愛い花(実?)がパチンと弾けると、これまた秋の深まりを感じさせてくれるツリバナも登山道脇で蕾を膨らませています。
昨日よりお伝えしておりますが、台風10号は明日午後から明後日午前中にかけて飛騨地方に接近し、大雨を降らせる予報になっています。大きな被害が出ないように、また、山で事故が起きないようにと願うばかり。皆様もどうぞお気をつけ下さい。
それでは本日の気象情報。
午前6時。
午後6時。
こちらは午前11時頃の槍平キャンプ場です。ほとんどの方がすでに下山されています。午前6時過ぎに南岳新道を下ってきた登山者からの情報では、午前5時台ですでに稜線は風が強く、ガスに包まれていたとのことです。普段はほとんど風のない槍平ですが、吹き流しをご覧頂いてもわかるように、時折6m/s程度の風がすでに吹きはじめています。
小屋では青空が残っているうちに、風が強まる前に、台風でガラスが割れないように板戸の取り付けを始めています。台風の進路に当たる地域の皆様も、どうぞ不要不急の外出を控え、厳重に警戒して下さい。登山道の通行に影響のある情報が入り次第、このブログで速やかにお伝えしますので、お電話による入山可否の頻繁なお問い合わせはどうぞご遠慮下さい。ご協力をよろしくお願いいたします。