インフルエンザの頃、日本では予防でマスクをする人が増えます。実は世界でも珍しい現象です。他国ではインフルエンザ予防対策でマスクをしません。もちろん、風邪でマスクという発想もありません。
世界にインフルエンザが無いかといえばあるのです。有名なのは「スペインかぜ」です。1918年から1919年にかけ全世界で流行したインフルエンザで感染者5億人、死者5,000万~1億人。日本でも被害がありました。始まりはスペインではなくアメリカですが、感染情報の最初がスペインだったのでこの名前となったとされます。しかし、アメリカが情報統制したことで正直にいったスペインが汚名を着せられたということが実態でしょう。それでも、今の世界の多くの国では予防でマスクはしません。
なお、今現在、マスクの話とは別にアメリカでインフルエンザがすさまじいことになっているのをご存知でしょうか。既に死者は2万人を超えています。全米で問題となっており、史上最悪規模といわているのです。中国も情報を隠さなければ実はすさまじいことになっているはずなのです。
先日、滞在先のタイ・バンコク市内とチャトチャック・ウィークエンド・マーケットに行きました。そこにはマスクの人たちがたくさんいました。タイではPM2.5対策でマスクをする人はかなり増えていて、タイ人については驚かないのですが観光に来ている外国人のかなりの割合が、マスクをしていたのです。
これはタイ政府が警告を出すほど空気が汚染されているバンコクのPM2.5対策だけではありません。新型コロナウイルス対策もしていると考えるのが自然です。なぜならPM2.5については、毎年のように警告が出ており今年始まったことではありません。しかし外国人のマスク姿が今年はかなり多くなっているのです。
観光客をザクっと日本人と外国人と分けたなら当然外国人が多くなります。だからマスクをする外国人が多いのは当然のことなのです。しかしです、割合となればどうなのかです。
歩いていて、複数人で歩いているのはアジア人が多く、中国、韓国、そして日本人が目立ちました。話ながら歩いている人ばかりですから簡単に分かります。その中で日本人のマスク利用率、ゼロ%。
これは実際に見聞きした範囲ですので、タイにいる日本人全員がしていないということではありません。日本人である自分もつけて歩いていました。
海外生活が長く、ヨーロッパ系、アメリカ人、アジアではタイ人や中国人を見慣れていることからも、その中で一人で歩いている人も日本人かどうかはほぼ見分けがつきます。
日本に住んでいるだけの人、海外には旅行程度という人は難しいことですが、色々な地域で外国人を多く見慣れていると、独特の歩き方、雰囲気から日本人は分かります。少し前に行ったトルコで露店商の人たちも、日本人はすぐに分かると言っていました。理由を聞いたらまずは服装が違うのであり、歩き方も違うとのこと、これは納得できます。
タイ観光で話ながらきょろきょろしている、スマホを見ながら話している日本人は、先のチャトチャック・ウィークエンド・マーケットを含め、マスク利用率ゼロ%でした。年齢も問いません。日本人の年配女性も割と見かけましたが、まったくつけていません。
この感覚の違いは恐ろしいものです。日本人がどれだけ甘いのか、表現を変えるなら平和ボケしているのかです。
インフルエンザや風邪予防のマスクはするのに、なぜもっと危ない地域ではしないのでしょうか。その甘さに愕然とします。
ではなぜ使わないのでしょうか。これは推測なのですが、タイは今の冬の日本よりも格段に暑いから、なのでは。
もしこれが当たっているとすれば、これもまた恐るべき甘さと考えねばなりません。日本人よりも肌の露出が多いヨーロッパ、アメリカ人でもマスクを着けている人が多数いたのです。ほとんど水着と違わないと見える観光の若い外国人も付けている人がいるのです。暑さと安全は何の関係も無いのです。
中国人のグループ、韓国人のグループはほぼつけていました。特に小さな子供がいるファミリーに見える人たちは100%付けていました。また、下の写真のようにイスラム教徒たちのグループで顔や頭を隠すヒジャブを使い、それだけではなく長袖の女性たちはマスク100%でした。暑いからというのは安全とは無関係なのは当然だからです。
ブログで新型コロナウィルスについて何度も取り上げてきているのは、とにかく日本の、日本人の判断は世界からみれば甘すぎるのです。日本国内にあって、政治やスポンサー絡みでご都合主義を垂れ流す、偏ったテレビや新聞、その他の税金や政治そのものについて何度も書いてきているのも同じ理由によります。
日本人は希望的観測で、都合よく物事を考える傾向がとても強い民族です。世界の人と話していれば、その行動を見ていれば痛感せざるをえません。過去にも精神論や大和魂で命をどんどんと戦地にだし、食料は現地調達せよ、何事も為せば成るとした大東亜戦争から何も変わっていません。敗戦からも学んでいません。これが実態です。
また、その甘さはサラリーマンの週末登山に似ています。休みが限定されているのでせっかく8合目まで登った今、登頂せねばという状況。実は天候が悪化して下山すべきなのに、まだ持つだろう、何とか間に合うだろう都合よく考えてしまい、帰らぬ人になることがあります。
東日本大震災で亡くなった人の中には、津波が来るぞという制止を聞かず、すぐに戻るからと家に通帳を取りに行き、そのまま亡くなった人もいるのです。自分の都合で物事は動いていないのです。
こういう傾向が強いのが日本人。だから有事の際には、一大事に繋がることが多いのです。
見たくない、聞きたくないと蓋をしてなかったことにする甘さは致命的。だから世界からカモにされているのです。
春節で中国人が観光に行った国、1位が日本、2位がタイなのですから、外国人観光客のマスク利用率の高さは情報を入手し判断していることからと推測されます。当然PM2.5も知っているでしょうから、一石二鳥でマスクを使っていることでしょう。新型コロナウイルスが無くても、PM2.5対策すべきなのにまったく無頓着な日本人多発現象。
マスクを持っていないのでは、という擁護が聞こえてきそうです。しかし、最近の飛行機はわかりませんが、機内でマスクをしている人のほとんどが日本人です。他に一部アジア人がいる程度。帰りのマスクも用意しているでしょうから、マスクが無いというのは疑問です。
しかも、タイでは路上でマスクの販売をしているのであり、通りにこれでもかとたくさんあるコンビニでも売っています。周囲の人をみて、何も感じない日本人の神経は恐ろしいものです。
海外から見れば、こんなことをいつまでも繰り返している日本人だらけなのです。ご都合主義、日本のぬるい発想の延長でしか物事を考えることが出来ないから、状況に合わせて修正することもできない。
日本で有名なタイの寺院「ワット・パクナーム」の中で写真を撮るために寝そべったり、大声を出して騒いだり、歌を歌いだしたり。恥知らず極まれり。
インスタ映えだと喜んでいる日本人ですが、周囲からは基本的なマナーさえない、つまり非常識な民族と見られるのです。
どうしてここまで徹底して考える力、感じることが出来なくなったのでしょう。
それは長い間、知らない振り、集団の中に隠れる、依存癖、意見を言わない、言うと孤立する、臆病、そんなことが強すぎて、自主独立の精神が崩壊したからではないのですか。
では、なぜそこまで壊れてしまったのかは、年配者こそ個性ある人たちを潰して喜んでき過ぎたのではないのですか。個性的にと言葉ではいっても、その行動は全て逆。こういうことを平気でやるのが多くの日本人。時にそれを大人の態度だと肯定させするから異常なのです。
年功序列的に上にあがり今では仕事をしないおっさん、おばさんに搾取されるだけ。年功序列とはその知識と経験を生かすために、今までの功績に報いながらという意味があるのに、立場に安住し搾取するロボットになっている人が多すぎます。
国も醜い政治屋どもに食い物にされているだけ、年金もどうなるか分からないという状況を作った年配者に責任があります。
他にも、メーカーのCMや医療従事者に洗脳され、衛生については異常に、病的にこだわるのに、本当に危ないことには無頓着。原発事故の汚染についても政府がいうからということを鵜呑みにして自衛しないおめでたい人たち。発想がまったく逆になってしまっているのです。
何が問題なのかの本質からいつもずれているのです。それがカモにされやすい一般庶民の日本人です。そしてずれているまま海外に出るから、その違いが顕著になるのです。なんの勉強もせず、いつも発想は同じ。
日本があって世界があるのではなく、どこまでいっても世界の中の日本なのです。
繰り返しますが日本人、どれだけ甘いのでしょうか。そろそろその変な平和ボケの類、自己都合でしかないガラパゴス化した発想を治していくべきなのです。
世界にインフルエンザが無いかといえばあるのです。有名なのは「スペインかぜ」です。1918年から1919年にかけ全世界で流行したインフルエンザで感染者5億人、死者5,000万~1億人。日本でも被害がありました。始まりはスペインではなくアメリカですが、感染情報の最初がスペインだったのでこの名前となったとされます。しかし、アメリカが情報統制したことで正直にいったスペインが汚名を着せられたということが実態でしょう。それでも、今の世界の多くの国では予防でマスクはしません。
なお、今現在、マスクの話とは別にアメリカでインフルエンザがすさまじいことになっているのをご存知でしょうか。既に死者は2万人を超えています。全米で問題となっており、史上最悪規模といわているのです。中国も情報を隠さなければ実はすさまじいことになっているはずなのです。
先日、滞在先のタイ・バンコク市内とチャトチャック・ウィークエンド・マーケットに行きました。そこにはマスクの人たちがたくさんいました。タイではPM2.5対策でマスクをする人はかなり増えていて、タイ人については驚かないのですが観光に来ている外国人のかなりの割合が、マスクをしていたのです。
これはタイ政府が警告を出すほど空気が汚染されているバンコクのPM2.5対策だけではありません。新型コロナウイルス対策もしていると考えるのが自然です。なぜならPM2.5については、毎年のように警告が出ており今年始まったことではありません。しかし外国人のマスク姿が今年はかなり多くなっているのです。
観光客をザクっと日本人と外国人と分けたなら当然外国人が多くなります。だからマスクをする外国人が多いのは当然のことなのです。しかしです、割合となればどうなのかです。
歩いていて、複数人で歩いているのはアジア人が多く、中国、韓国、そして日本人が目立ちました。話ながら歩いている人ばかりですから簡単に分かります。その中で日本人のマスク利用率、ゼロ%。
これは実際に見聞きした範囲ですので、タイにいる日本人全員がしていないということではありません。日本人である自分もつけて歩いていました。
海外生活が長く、ヨーロッパ系、アメリカ人、アジアではタイ人や中国人を見慣れていることからも、その中で一人で歩いている人も日本人かどうかはほぼ見分けがつきます。
日本に住んでいるだけの人、海外には旅行程度という人は難しいことですが、色々な地域で外国人を多く見慣れていると、独特の歩き方、雰囲気から日本人は分かります。少し前に行ったトルコで露店商の人たちも、日本人はすぐに分かると言っていました。理由を聞いたらまずは服装が違うのであり、歩き方も違うとのこと、これは納得できます。
タイ観光で話ながらきょろきょろしている、スマホを見ながら話している日本人は、先のチャトチャック・ウィークエンド・マーケットを含め、マスク利用率ゼロ%でした。年齢も問いません。日本人の年配女性も割と見かけましたが、まったくつけていません。
この感覚の違いは恐ろしいものです。日本人がどれだけ甘いのか、表現を変えるなら平和ボケしているのかです。
インフルエンザや風邪予防のマスクはするのに、なぜもっと危ない地域ではしないのでしょうか。その甘さに愕然とします。
ではなぜ使わないのでしょうか。これは推測なのですが、タイは今の冬の日本よりも格段に暑いから、なのでは。
もしこれが当たっているとすれば、これもまた恐るべき甘さと考えねばなりません。日本人よりも肌の露出が多いヨーロッパ、アメリカ人でもマスクを着けている人が多数いたのです。ほとんど水着と違わないと見える観光の若い外国人も付けている人がいるのです。暑さと安全は何の関係も無いのです。
中国人のグループ、韓国人のグループはほぼつけていました。特に小さな子供がいるファミリーに見える人たちは100%付けていました。また、下の写真のようにイスラム教徒たちのグループで顔や頭を隠すヒジャブを使い、それだけではなく長袖の女性たちはマスク100%でした。暑いからというのは安全とは無関係なのは当然だからです。
ブログで新型コロナウィルスについて何度も取り上げてきているのは、とにかく日本の、日本人の判断は世界からみれば甘すぎるのです。日本国内にあって、政治やスポンサー絡みでご都合主義を垂れ流す、偏ったテレビや新聞、その他の税金や政治そのものについて何度も書いてきているのも同じ理由によります。
日本人は希望的観測で、都合よく物事を考える傾向がとても強い民族です。世界の人と話していれば、その行動を見ていれば痛感せざるをえません。過去にも精神論や大和魂で命をどんどんと戦地にだし、食料は現地調達せよ、何事も為せば成るとした大東亜戦争から何も変わっていません。敗戦からも学んでいません。これが実態です。
また、その甘さはサラリーマンの週末登山に似ています。休みが限定されているのでせっかく8合目まで登った今、登頂せねばという状況。実は天候が悪化して下山すべきなのに、まだ持つだろう、何とか間に合うだろう都合よく考えてしまい、帰らぬ人になることがあります。
東日本大震災で亡くなった人の中には、津波が来るぞという制止を聞かず、すぐに戻るからと家に通帳を取りに行き、そのまま亡くなった人もいるのです。自分の都合で物事は動いていないのです。
こういう傾向が強いのが日本人。だから有事の際には、一大事に繋がることが多いのです。
見たくない、聞きたくないと蓋をしてなかったことにする甘さは致命的。だから世界からカモにされているのです。
春節で中国人が観光に行った国、1位が日本、2位がタイなのですから、外国人観光客のマスク利用率の高さは情報を入手し判断していることからと推測されます。当然PM2.5も知っているでしょうから、一石二鳥でマスクを使っていることでしょう。新型コロナウイルスが無くても、PM2.5対策すべきなのにまったく無頓着な日本人多発現象。
マスクを持っていないのでは、という擁護が聞こえてきそうです。しかし、最近の飛行機はわかりませんが、機内でマスクをしている人のほとんどが日本人です。他に一部アジア人がいる程度。帰りのマスクも用意しているでしょうから、マスクが無いというのは疑問です。
しかも、タイでは路上でマスクの販売をしているのであり、通りにこれでもかとたくさんあるコンビニでも売っています。周囲の人をみて、何も感じない日本人の神経は恐ろしいものです。
海外から見れば、こんなことをいつまでも繰り返している日本人だらけなのです。ご都合主義、日本のぬるい発想の延長でしか物事を考えることが出来ないから、状況に合わせて修正することもできない。
日本で有名なタイの寺院「ワット・パクナーム」の中で写真を撮るために寝そべったり、大声を出して騒いだり、歌を歌いだしたり。恥知らず極まれり。
インスタ映えだと喜んでいる日本人ですが、周囲からは基本的なマナーさえない、つまり非常識な民族と見られるのです。
どうしてここまで徹底して考える力、感じることが出来なくなったのでしょう。
それは長い間、知らない振り、集団の中に隠れる、依存癖、意見を言わない、言うと孤立する、臆病、そんなことが強すぎて、自主独立の精神が崩壊したからではないのですか。
では、なぜそこまで壊れてしまったのかは、年配者こそ個性ある人たちを潰して喜んでき過ぎたのではないのですか。個性的にと言葉ではいっても、その行動は全て逆。こういうことを平気でやるのが多くの日本人。時にそれを大人の態度だと肯定させするから異常なのです。
年功序列的に上にあがり今では仕事をしないおっさん、おばさんに搾取されるだけ。年功序列とはその知識と経験を生かすために、今までの功績に報いながらという意味があるのに、立場に安住し搾取するロボットになっている人が多すぎます。
国も醜い政治屋どもに食い物にされているだけ、年金もどうなるか分からないという状況を作った年配者に責任があります。
他にも、メーカーのCMや医療従事者に洗脳され、衛生については異常に、病的にこだわるのに、本当に危ないことには無頓着。原発事故の汚染についても政府がいうからということを鵜呑みにして自衛しないおめでたい人たち。発想がまったく逆になってしまっているのです。
何が問題なのかの本質からいつもずれているのです。それがカモにされやすい一般庶民の日本人です。そしてずれているまま海外に出るから、その違いが顕著になるのです。なんの勉強もせず、いつも発想は同じ。
日本があって世界があるのではなく、どこまでいっても世界の中の日本なのです。
繰り返しますが日本人、どれだけ甘いのでしょうか。そろそろその変な平和ボケの類、自己都合でしかないガラパゴス化した発想を治していくべきなのです。