なれ合い、妥協無しの本音ブログ

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新型コロナウイルスで志村けん氏死去 間違い続きの日本の政治と国民

2020-03-30 11:49:40 | 考え方
日本人は仕事ができない。これについてOECDのデータをもとに記事を書いたことがある。生産性が低くて世界の中でも話にならないレベルなのだ。

そして税金が高く、税金以外にも様々な形で金を出さねばならない国でもあるから、海外から見れば住みにくい国なのだ。

外国人の中で日本が素晴らしいというのは基本的に、金を稼ぐための主にアジアからの人たちと、今までお金に困ったことがないような欧米人であろう。日本は素晴らしいという類の偏ったテレビ番組に騙されてはいけない。そういう番組は政治とつながったプロパガンダと考えるべきである。

生産性が低い、つまり仕事が遅いということが一連の新型コロナウイルスに対する国、自治体の動きに象徴されている。リーダーシップを見せるべき政治家がダラダラと抽象的なことで時間を浪費している間に、日本は隠れ新型コロナウイルス感染者、つまり検査を受けていない感染者がとんでもない数になっているはずなのだ。

ここ数日、東京都の感染者数が大幅に増えている。答えは簡単だ。前まで検査していなかっただけの話。

新型コロナウイルスは自覚症状がない人が多い。それが実態である。しかしだからこそ怖いのだ。そういう人たちは当然未検査であり感染拡大をしているのである。

今日本ではあちらこちらで感染経路不明が増加し、慌てだした。しかしこれは間違った対策を続けた当然の結果であり、人災なのだ。

海外の指摘では、人によっては感染してから極めて短時間で悪化するというものがある。日本のようにある程度は自宅待機という考えは通用しないのだ。それが志村けん氏の死去であろう。

コメディアンの志村けん氏が新型コロナウイルスの影響で死去した。70歳。

3月17日、倦怠感があるが自宅療養。
19日、発熱、呼吸困難。
20日、訪問診察の医師により都内病院入院。
23日、新型コロナウイルスの陽性判明。
25日、感染発表。
30日、死亡判明。

17日に症状が現れ、20日に訪問した医師により入院。この訪問がなければまだ自宅だった可能性がある。少なくても3日間、日本の方針に従って検査を受けていなかった、受けられなかったということではないか。有名人が国の判断ミスの犠牲になったとしか思えない。

日本はいまだに一定の症状が出るまでは検査もできない。だから志村けん氏は重篤化し、帰らぬ人となったのではないか。感染したら一気に悪化する危険性があるという指摘があるにも関わらず生かそうともしない国、日本。

お悔み申し上げます。


他にも風邪との違いが判らず、自宅にいて症状が治まった人たちが実は感染者だったケースが山ほどあるはずである。

自覚症状がない人、一時似たような症状が出たが治まった人たちから症状が出る前に感染拡大していれば、もはや時間が過ぎていることで感染経路は不明となるのは当然のことではないか。

検査を少なくし、見かけの人数を調整してきた国は世界でもあった。今でもタイのように疑わしい国もある。タイでは国技であるムエタイのスタジアムで感染が広がり、今では開催されていない。このムエタイ観戦は特に欧米人には人気があったことから、タイから母国に新型コロナウイルスを持ち込んだ観光客は多数であることだろう。

しかし多くの国は検査を抑えるという方針を大転換し、大々的に検査を開始した。アメリカのニューヨークもそうである。つまり検査をしないことはもっと危険だということを理解したということであろう。日本はまだ、間違ったことを言い続けている。

その結果、海外では感染者数が爆発的に伸びた。だがこれが正解である。操作された数字でどうやって必要な対策が打てるというのだ。

イタリアやスペイン、フランスでは医療崩壊が起きているではないかという意見もあろうが、重症者と軽症者を明確に分け、そもそも重症化する前に手を打てばあそこまで悪化はしなかったはずなのだ。

ヨーロッパでは最初、このウイルスの影響を軽く考えていたからこそ、後になって大変なことになったのである。初期対応を台湾のように厳重にしていれば、今の事態はなかったはずなのだ。

ヨーロッパの惨状を例題とし、あのようにならないためにも日本は検査数を制限しているというのは全部デタラメである。あるいはその間違いに気が付いていない医療従事者やコメンテーターは全員、本質を見誤っている。

台湾が大惨事にならなかったのは、極めて早い段階からの中国人の流入をストップさせ、外国人の往来をストップさせ、マスクがどこにあるのかのアプリを早急に開発し、国民の不安を軽減する努力も合わせ多元的に初期対応したからなのである。

東京オリンピックが頭にこびり付いて離れず、中国人観光客の落とす金に欲を見せ、習近平氏の国賓待遇の来日を実現させようとして初動で大失敗したのが日本政府なのだ。あらゆる場面に出てくる話のすり替えに騙されてはいけない。日本国内の拡散は、人災である。

それは台湾と比較して当然の答えだ。国は違えども運営しているのは政治家であり、政治が違えばこれだけ違うということは、日本の政治は失敗した証拠。それはつまり人災という答えにしかならないのだ。途中過程がどうであれ、どんなに努力をしたとしても結果がダメなら政治は失敗という烙印にしかならない。それだけ厳しい仕事だからこそ本来尊敬されるべき職務なのだ。公約をうやむやにして、次の選挙の時だけ騒ぐ醜い連中は利権のためだけの連中である。

世界で起きている良くないことは間違いを続ける日本でも起きてくることだろう。しかし日本のお偉いさんたちは今になって感染者数が増えたと大騒ぎするのだから、よほど頭が悪いのであろう。

しかも日本の悪いところは、外出もイベントもお願いしかできない。諸外国と違って強制力を持ち法的に制限することが出来ない。今まで何もしてこなかったからこそ有事対応がない、平和ボケの象徴も政治なのだ。

大災害を経験しても、結局「喉元を過ぎれば熱さ忘れる」で対応しなかったツケが、こうして出ているのだ。

共産党独裁の中国は決して良い国ではない。そもそも今回の騒動の発端であり、しかし今では世界に協力しようというような姿勢でいる。経験を生かすことは大事だが、多数の死者が海外にまで出る状況に対し、申し訳ないという気持ちは皆無である。なぜこう書くのかと言えば、今回のウイルスは人造だと考えているからである。コウモリ由来で今の状態?バカバカしくて話にもならない。この脅威は人造だと考えるのが一番合理的なことである。

それでも武漢封鎖などは一定の効果があったのは事実であろう。フランスパリでは特定の理由がない限り外出できないし、イタリアも封鎖状態である。罰金刑、逮捕まである国が数ある中で日本は愚劣な政治の失敗である。そのボンクラを選んでいるのは国民である。その国民は世界でも生産性の低い仕事しかできない。それが日本の実態なのだ。

東京オリンピックの延期が明確になってから、感染者数が増えたという指摘があちらこちらにある。なぜそのような声が広がっているのかは、それが事実だからだ。つまり検査数を増やしたということだろう。逆に言えば、東京オリンピックという人の命に関わらないことを優先させ、国民を危険にさらし続けたということにもなろう。

日本の今までの感染者数の推移はまったくデタラメなのだ。今までの検査をしないでこの人数という話の展開があまりにも幼稚であり、これまで操作されただけのこの数字を使って新型コロナウイルスは大したことはないと言っていた学者や専門家はその職を辞するべきである。何がエビデンスだ。

検査をしないことがなぜ医療崩壊を防いでいることになるのだ。検査をして陽性でも、自宅に一定期間いるだけで鎮静化する人が大多数なのだ。8割は重症化しないという海外からのデータがあるのにまったく医療現場に生かしていない。

検査をした上で具体的な対応ということを未だにしていないからこそ、感染経路不明が続発しているのである。繰り返すがこれは、人災である。

そして検査をしないからこそ、実は新型コロナウイルスの影響で死んでいるかも知れない人は数に入れられていない。

日本の感染者の中で今では約3%の人が死亡しているといわれている。そもそも新型コロナウイルスの検査は医療崩壊が起きるという話のすり替えでしなかったのだから、実はかなりの人数が死んでおり、情報操作で隠されているというのが実態ではないのだろうか。

しかるにいまだに、重症化を防ぐことが大事、感染者数ではないという愚かなことを堂々とコメントしている人たちが山ほどいる。頭が悪すぎる。感染者数が増えるとは、重症化も比例する危険性があるのに、医療現場が崩壊するという何ら論理性の無い話しかできない。

発想がまるで逆で間違っている。だからこそ初期段階でも陰性か陽性をはっきりさせ、軽度の場合は自宅療養として明確に指示すべきなのである。

隠れ感染者が放置されて重症化し死んでも、そもそも検査をしていないのだから新型コロナウイルスとは無関係だと情報操作していると疑われたくなかったら、諸外国にならって検査数を格段に増やせということだ。

数か月前でも一日3000件の検査ができるといっていた政府なのだ。今ではもっと多くの8000件のはずではないか。どこまで醜い政治なのだ。

また、イベントの自粛は多くの企業が行っているが、地下アイドルのイベントなど止めないところもある。主催者側はお金が入らないと困るということを言っている。

実はここには二つの問題がある。開催する側と、参加する側。開催しても人が来なければしょせん経費倒れとなり、やらなかった方がよかったとなる。何事も相手がいるから成立している。

ネットで売春の呼び方を変えて男を探す女たちも多いが、結局はどちら側からも合意で成立ということであり、どちらか一方だけが悪いのではない。

参加しなければ成立しないのだが、ここがぬるい日本人であり、今でも多く参加しているのだ。それだけではなく気分転換に花見、気分転換でクラブで騒ごう、飲み会はやめないという連中。また、田舎の年寄りのところに避難しようという連中まで。さらには、いつまで続くかわからない不安という。

ヨーロッパでは新型コロナウイルスの現況を、戦時体制だと言っているのである。戦時下に気分転換も何もない。そういうぬるい考えは全排除せよということなのだ。それだけ危機感を持っているのである。

田舎の親のところに避難しようというのは絶対にやってはいけないことだ。年配者の重篤化がこれでもかと言われているのに、自分は無自覚で感染しているかも知れないのに、なぜ気分転換のため、子供のためという理由で会いに行けるのだ。身勝手の塊である。仮に親が来ても良いといっても、親のためを思えばこそ移動せずに自宅待機が正解ではないか。

日本の仕事の遅さの象徴たる政治は抽象的でリーダーシップもなく、大災害を経験し北朝鮮の脅威というのに何もしてこなかった。今でもノロノロダラダラ。しかしできる限り、しっかりと、今までにない大胆なと言葉だけ踊らせている。これが本当に全力で取り組んでいることなら、致命的な仕事能力の無さということだ。

日本国民の多くの年配者は我先にと物資を買い込む。オイルショックの経験があるから、大丈夫だとは思うのだが皆が買っているからと買い込む発想は情けない。

一部の若者は集まることを止めない。数日、数週間の我慢もできない。一人になるのが怖く、すぐにネットでつながろうとし、あるいは実際に集まろうとする。一人の時間を過ごすこともできない精神的な弱さをさらけ出している。

そしてマスコミとは、問題が大きくなることを喜ぶ傾向があることを忘れてはいけない。大変だ大変だで飯を食うのだから、煽る話も大好きなのだ。距離を保ち、冷静に判断すべきであする。また、クルーズ船の数を含む含まないで騒ぐ思想が偏った連中の話も聞くべきではない。

戦時体制だと明言し、困難を乗り切ろうという国とグダグダの日本。こういう時期だからこそ耐えることをし、その時間を使って様々なことを見直さねばならないはずではないのだろうか。

今の状況は中国発の、第三次世界大戦だと考えるべきである。たかが数日、数週間、あるいはこれが数か月になろうとも我慢できないような耐性の低い国民では話にならない。過去の大東亜戦争で日本人は連合軍(アメリカ軍)の爆撃から耐えてきた。沖縄では長期間、湿度が高く暗いガマの中で音を立てることも許されず耐えたのだ。

耐えるべきときに耐えられないようでは、やはりオワコン日本に未来はない。