村上安世のしどろもどろでいきましょう

~僕のしどろもどろな日記~

バニラエッセンス

2008年06月19日 02時35分08秒 | その他ゴリー
【意味】バニラの種子の成分を抽出して溶剤にとかしたもののこと。



近所のスーパーに行った時のこと。

バイトの若い女の子が、先輩パートおばちゃんに質問をしていた。

「あのー、バニラエッセンスって、ベーキングパウダーの代わりになりますか?」

なんねぇーよ!

なるわけねぇーよ!

なったらすげぇーよ!

そもそもベーキングパウダーとは、パンや焼き菓子に使われる膨張剤の一種で、ふくらし粉とも呼ばれているもの。炭酸ガスを発生する重曹が基剤となり、酒石酸水素カリウム、第一リン酸カリウム、酒石酸、焼ミョウバン、フマル酸、リン酸ナトリウム等のような酸性剤が重曹の分解を助ける助剤となる。これに両者が保存中に反応しないように隔てておく遮断剤としてデンプンが配合される。水分が加えられることで重曹と酸性剤が反応して重曹の分解が開始され、加熱によって分解は加速される。分解によって炭酸ナトリウム、炭酸ガス、水が発生するが、生地を膨らませる元になるのは炭酸ガスである。炭酸ナトリウムはアルカリ性で刺激ある苦味を示すので酒石酸などでさらに中和され無味となる。ほとんどのベーキングパウダーは、常温で反応する酸と高温で反応する酸の2種類を組み合わせており、生地を練っている時と焼き上げている時の2回、膨らます作用を得られる。

まあー要するにベーキングパウダーの性能を、バニラエッセンスは持ち合わせていないってこと。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

(参考文献)
・Wikipedia