木枯らしが吹いてすっかり初冬の到来です。
「師走」と思っただけで気持ちがせわしなくなるのに
テレビやラジオうをつけるたび、師走、師走と連呼され
怠け者のわたしは落ち着かなくなってしまいます。
冷たい風が吹く中を上着の襟を立てて歩いていると
この間まで緑だった草もみんな茶色くなり
わずかに残った野菊が川の淵で木枯らしに揺れていました。
小学校の頃習った「野菊」の歌が大好きです。
老年になって益々好きになり、台所に立ちながら
よく歌っています。
下手なオカリナで吹いたりもします。
そうなんです! 楚々とした野菊を表現したいと思って
色をいつもより淡くしてみました。
私は3番をとてもよく覚えています。
この歌の歌詞がとても好きです。
この歌はたしか文部省唱歌だったと思います。
三番:霜が降りても負けないで
だったかな。
私も大好きな歌です。
素敵なイラストと詩の組み合わせですね。