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ええ年こいた虫好きおっさんが、介護をしながら、かつ自己の療養を兼ねて、基本的人権の範囲で、遊んでいるブログです。

キキョウさんの鉢替え2

2024-08-16 10:41:12 | 植物
はい、続くと書いたからには続けましょう。前回は、資材調達が終わったところまででしたね~。でわ、いざ施工!
はい、鉢から出したら、こんな感じで、真っ白になるまで、根が詰まってますねー。小さいままキープしたいなら、この表面の根を、容赦なく切ってしまえ!ただし、上もガッツリ剪定しないと、根が減ったんだから、枯れますよ。という事には、なります。が、今回は鉢サイズアップですので、そのまま進めましょう。
あ、移植先の鉢が、まだ空いていませんね。謎植物ごと、エイっと出してしまいましょう。
おや、この方、小さい塊根がついてますね。これが枯れても復活出来た理由のようです。エラいエラい。後でちゃんとするからね。

はい、空いた大鉢は鉢底のゴロタ石がいらない仕様(大きな穴ではなく細いスリットで余分な水を逃がす感じ)なので、そのまま培養土を入れましょう。クワガタのブリードセットと同様、まず、底は堅詰めです。

そうそう、植え替えるキキョウさんの状態を、確認しましょう。これ、植える時にセンター出したのでしょうか?完全に手前側によってしまっています。反対側の根を切って、新しい鉢のセンターにすげたいとこですが、今回はそのままちょっと向こう側に押して、少しセンターに寄せるぐらいにしましょう。

はい、高さ調整に土を足したり引いたりしながら、前述の通り向こう側を鉢に押し付けつつ、土を充填して行きます。ここでのポイントは、隙間に流し込む土を、時々指で押し込むようにして、出来るだけ隙間を作らない事ですね。

全周、と言っても、今回は片側に寄せるので寄せる側は放置で、しかし隙間無く押しては土を足して行きます。

あ、緊急事態発生!実物見るのは初めての、アリシミ(読んで字のごとく、アリの巣に住むシミ、漢字では紙魚;4mm?5mmある?ぐらいの真っ白でずんぐりした、翅を獲得する以前の、現在ギリ昆虫)が逃げてしもた!しばらく目を皿のようにして、土を少し除けては探し、の格闘を繰り返し、しかし見つけられない…。
まあ、考えがあるので、先に植物を仕上げましょう。

まず、放置していた謎植物をキキョウさんのいた鉢に生け込んでしまいましょう。足りない土は、その辺を掘って足しました。

となりの土半分ぐらいしか入ってない球根さんも土を出して、植え直しましょう。アリシミのことが気になってしょうがないので、雑に手早く済ませましょう。

さて、キキョウさんに戻って、支柱いっときましょうか。まぁ、アサガオと同じなんで、説明はいらないでしょう。岩場を登るのと同じで、3点支持ですね。最初は均等になる事を考えればいいでしょう。

で、付属の輪っかをくぐらせるのですが、キキョウさんは思ったより柔軟性が無く、輪っかを掛けてから、あ、コレもくぐらせないと、と無理に曲げると、茎が折れてしまいます。輪っかをするする下ろす時に、中に入れる茎をもらさずくぐらせて行きます。

あ、また緊急事態発生!アリグモさんが歩いています!え、どこがクモかと?ほらよく見て、触覚のように前に浮かせているのは、第1歩脚。それを含めると、ひいふうみい…はい、4対8本の足ですね。こう見えて、ハエトリグモの仲間です。頭に見せた頭胸部の前に、四角い張り出しがあるので、コレはオス。つまり、交尾?いや繁殖行動(コレを説明すると、更に長くなります)の際にメスのキバを食い止めるフックが、ここに畳まれています。(肉食生物の繁殖行動は命がけですね〜)まぁ、それを引っ張り出すと、その特異な形状から、種を特定(同定)出来るのですが、仕事じゃないので、エエんですわ。ただ、捕まえておくと、コバエが湧いているクワガタ産卵セットの中で、コバエを食べて私の心を癒やしてくれるかな〜、という程度。またの機会に、捕まえてみましょう。

はい、やはり株の偏りはいかんともしがたいですが、これでオッケーグーグル!水だけあげて、土を落ち着けましょう。
あとはアリシミさん追い込み作戦に移行。
















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