同じ練習でも、「自分に何が起きているのか」が分かる選手
多くの場合、大学でメニューが決められていて、ある程度の走力(タイム)順にチームを分けて練習しています。一例では S(エース級)A(レギュラー級)、B(準レギュラー級)、C(一般級)など。エース級は、みなさんがテレビやネットでよく見かけるようなレヴェルです。ここは確かに飛び抜けている資質を持っていますが、ここから脱落した選手も多く見かけています。どこにいても、気を抜くことはできません。
そして、今回の話の対象であるABCのお話。
各チームにSが1〜2名いるとすると、残りの8つの枠を取り合います。5〜6名がしっかりと力がある選手とすると、残りの2〜3枠が「箱根に出られるかどうか」ということになってきます。最終的には「1/2」のような形にはなってくるのですが、コースの適正などを考慮すれば、最終選考にまで行かなくても良い場合もあります。
ですので、最終的に「箱根に出られる人」になるには、「コース適性がある」か、「他に何かアピールできるもの」があるかになってきます。この二つのどちらか、もしくは両方を準備しておくことが非常に大事になってきます。他にも、違う要素が複雑に関係してきますが、概ねこの二つに絞られてきます。
※以前、登りに向いているので「5区を目指したら?」と提案したところ「6区が走りたい」といって、結局走れなかった選手がいました。自分の適性を知らないことは、本当にもったいないです。
諦めない方がよい
実は、以外と多くの選手たちは「諦めている」ことがあります。実際に「そんなことないよ」と思われるかもしれませんが、実際はそうです。というのも「CからB、さらにはA」に行こうと考えている選手がどれくらいいるか、です。もちろん「BからAへ、AからSへ」というのも同じです。
日々、同じ場所で同じ練習をしています。チーム分けがなされているように、上のチームの方が「きつい」練習をしています。「速度」も「距離」も、上のチームの方が「上」なのです。このような状態から、どうやって「下のチームの人が上に上がって、レギュラーになろうとしている」のでしょうか?
ここが一つ目の大きな「差」ということができます。
賭けはしたくない
指導者であれば、どの選手もかわいいものです。平等に、そして公平に大事に育てています。一人一人の人生が左右してしまいます。ベテランの指導者であれば、その先の人生までも変わってしまうことを重々承知の上です。単純に、「今記録が出たから」というだけでは「最後の一人」に使うかどうかは決定打に欠けています。
もちろん、普段から「力のある選手」でいるのであれば、文句なしに採用することができます。しかし、現実には「直前に記録や調子が上がってくる選手」がいるから頭を悩ませます。選手側からすれば、何としても出たいわけですから、行ける限り頑張ります。いかがでしょうか、ほとんどがこの状態かと思います。
逆に、チーム内の動きが膠着状態のチームは、それはまた心配です。
よほどのモチヴェーションがない限り、練習の質が下がってしまいます。結果はそのまま大会本番でも現れ、なすすべもなく終わってしまうことになります。このような最悪の事態を避けるべく、空気を入れ替え、どんな選手にもチャンスがあるという状態にしておくことが大事です。
話は戻り、「箱根に出る人とそうでない人の差」というものですが、才能には大きな差は見られないものの、ある「一点」の違いによって、その運命を変えてしまっているかのように見えます。
その「一点」とは。。。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
「ランニング障害」と「体型別スポーツ」のSports Meisters' Core®
・年中無休
・出張歓迎
・定期練習会、出張練習会、合宿、講習会多数開催中
出張や遠征、合宿、取材等により長期間連絡が取れないこともあります。
ご用命の際は、直前より事前にご予約されることをお勧めしています。
メール:yell[at]zpost.plala.or.jpもしくはyawarakasou[at]gmail.com
サイト:http://www16.plala.or.jp/sportsmeister/index.html
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
骨格リセットストレッチ協会
・ストレッチ教室
・ストレッチ講座
・おさらい講座
サイト:https://krsa-japan.jimdofree.com
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
最新の画像もっと見る
最近の「骨格ランニング®」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事