せんせいの
白衣のアイロンがけを頼まれていたのに
アイロン持って出かけます
隣の子は7度2分で登園するそうだ
月曜日
がんばれ
みんな！
いってきます
土曜日の午後
大事なカップがかけてしまった
それは手術をするので退職となった時に
当時の職場の方がくださったカップ
サーモンピンクのかわいらしいカップだった
病院に持ってはいかずに退院したら
このカップで珈琲を飲もうと
励みにしたものだ
その後入院が長引き
母が亡くなり
長男も亡くなり
ばたばたが続き
ずっと眠っていたが
つい先日片づけをしたら出てきた
もう10年以上になるというのに
そのカップで珈琲を飲めば
移動してきたばかりなのにカップを選んでくれた方の顔が浮かんでくる
美味しい珈琲を飲みながらの至福の時間は短かった
