「クスリ」とは、特定の症状や病気に対して効果がある「モノ」ですが、逆に毒薬など悪化させる「モノ」を指す場合もあります。麻薬は微妙で、時には有効な場合も有って「クスリ」にもなり、そうでない場合は「ヤク」と呼びます。
古代では天然の「生薬」が基本で、植物が多く動物や鉱物も含まれ、それらを混合したのが日本では漢方薬と呼ばれています。但し、「漢方薬」とは言っても支那大陸が「漢の時代」に自ら命名したのではなく、「漢字」と同様に当時の日本が名付けたと言われています。但し、「漢字」も「漢方薬」も「漢の時代」が起源ではありません。
何故「支那大陸」が起源で、良いモノには「漢」を付けるのかは、他の時代「秦・魏・宋・明・・・」等は日本にとって取り立てて得るものが無かったからだと思われます。それに影響されてか、現在の「支那人」は自らを「漢民族」と呼んでいますが、現在に至っては「漢民族」は殆ど存在していないと「科学的」には言われています。
それは兎も角、「クスリ」を意識的に化学合成する目的で製造されたのは近代になってからのようで、それ以前は「クスリ」なのか「サプリメント」なのか、はたまた「食品」なのかはハッキリしません。今でも、「しらす干し」は100g当たりのビタミンDが50µg含有していて、10g食べるだけで一日の摂取目安量(5.5µg:220 IU/日)になり風邪の罹患率を低下させるので「クスリ」とも「サプリ」とも言えますが、通常は「食品」ですし、子供の頃は「肝油ゼリー」を食べましたが、これも「クスリ」か「おやつ」か分からずにいました。
ところで、今までは「ワクチン」は感染症の予防に用いる医薬品で「病原体を無毒化・弱毒化した抗原」を意味していました。これを投与することで、病原体に対応する抗体を産生し、感染症に対する免疫を獲得します。つまり、「ワクチン」には感染性が無いか、有っても弱い抗原ですが、これに直接対応する抗体が生体内で造られると云う事です。
これに対して「mRNAワクチン」の場合は、mRNAは抗原ではなく、生体細胞に「感染」し対応する抗原を産生させる事で抗体を造ります。つまり、mRNAは「ワクチン」ではなく寧ろ「ウイルス」に近いと言えます。コロナウイルスは、「RNAウイルス」がスパイク付きのエンベロープ(膜構造)の内に入っていますが、「mRNAワクチン」は mRNAを脂質ナノ粒子(ポリエチレングリコール:PEG)の被膜で覆っています。
このPEGは化粧品の乳化剤に多用されている事から、アレルギー物質として免疫機構から認識された場合はアナフィラキシーを起こすと言われています。これが「mRNAワクチン」の副作用が女性に多い原因とされています。つまり、「mRNAワクチン」の機序は「ウイルス」と同じと言えます。
「不活性ワクチン」は文字通り感染性は無く「液性免疫」しか獲得することは出来ませんが、「生ワクチン」は弱いながらも感染性は有り「細胞免疫」も獲得する事が出来ます。
「mRNAワクチン」は、接種時には「液性免疫」を掻い潜り、直接生体細胞に憑りつく事が出来る「ウイルス或いはウイルス技術」と言えます。細胞に侵入した後には目的の「抗原」を作るように「指示」することで「細胞免疫」を獲得するのですが、見ようによっては「生物が自然免疫で防御出来ない」ことから、寧ろ危険な「人工ウイルス」とも言えます。
「毒とクスリ」や「ウイルスとワクチン」の境界線は、人間の倫理観に依存します。
古代では天然の「生薬」が基本で、植物が多く動物や鉱物も含まれ、それらを混合したのが日本では漢方薬と呼ばれています。但し、「漢方薬」とは言っても支那大陸が「漢の時代」に自ら命名したのではなく、「漢字」と同様に当時の日本が名付けたと言われています。但し、「漢字」も「漢方薬」も「漢の時代」が起源ではありません。
何故「支那大陸」が起源で、良いモノには「漢」を付けるのかは、他の時代「秦・魏・宋・明・・・」等は日本にとって取り立てて得るものが無かったからだと思われます。それに影響されてか、現在の「支那人」は自らを「漢民族」と呼んでいますが、現在に至っては「漢民族」は殆ど存在していないと「科学的」には言われています。
それは兎も角、「クスリ」を意識的に化学合成する目的で製造されたのは近代になってからのようで、それ以前は「クスリ」なのか「サプリメント」なのか、はたまた「食品」なのかはハッキリしません。今でも、「しらす干し」は100g当たりのビタミンDが50µg含有していて、10g食べるだけで一日の摂取目安量(5.5µg:220 IU/日)になり風邪の罹患率を低下させるので「クスリ」とも「サプリ」とも言えますが、通常は「食品」ですし、子供の頃は「肝油ゼリー」を食べましたが、これも「クスリ」か「おやつ」か分からずにいました。
ところで、今までは「ワクチン」は感染症の予防に用いる医薬品で「病原体を無毒化・弱毒化した抗原」を意味していました。これを投与することで、病原体に対応する抗体を産生し、感染症に対する免疫を獲得します。つまり、「ワクチン」には感染性が無いか、有っても弱い抗原ですが、これに直接対応する抗体が生体内で造られると云う事です。
これに対して「mRNAワクチン」の場合は、mRNAは抗原ではなく、生体細胞に「感染」し対応する抗原を産生させる事で抗体を造ります。つまり、mRNAは「ワクチン」ではなく寧ろ「ウイルス」に近いと言えます。コロナウイルスは、「RNAウイルス」がスパイク付きのエンベロープ(膜構造)の内に入っていますが、「mRNAワクチン」は mRNAを脂質ナノ粒子(ポリエチレングリコール:PEG)の被膜で覆っています。
このPEGは化粧品の乳化剤に多用されている事から、アレルギー物質として免疫機構から認識された場合はアナフィラキシーを起こすと言われています。これが「mRNAワクチン」の副作用が女性に多い原因とされています。つまり、「mRNAワクチン」の機序は「ウイルス」と同じと言えます。
「不活性ワクチン」は文字通り感染性は無く「液性免疫」しか獲得することは出来ませんが、「生ワクチン」は弱いながらも感染性は有り「細胞免疫」も獲得する事が出来ます。
「mRNAワクチン」は、接種時には「液性免疫」を掻い潜り、直接生体細胞に憑りつく事が出来る「ウイルス或いはウイルス技術」と言えます。細胞に侵入した後には目的の「抗原」を作るように「指示」することで「細胞免疫」を獲得するのですが、見ようによっては「生物が自然免疫で防御出来ない」ことから、寧ろ危険な「人工ウイルス」とも言えます。
「毒とクスリ」や「ウイルスとワクチン」の境界線は、人間の倫理観に依存します。
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