【ネタ切れに付き、過去記事の「編集・加筆」です。】
日本の国防に必要不可欠な法律である、周辺事態法(1999年)・有事法制(2003年)・平和安全法制(2015年)を野党は「戦争法案」と言って、国会内外でプラカードを掲げ、マスコミの応援を得て反対キャンペーンを張りました。
2018年12月8日に「外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法(入管法)改正案」が可決されましたが、野党はこれに対して、本来なら「奴隷法案反対」のプラカードを掲げて法案可決阻止キャンペーンを行うべきでしたが、マスコミを含めてこの声は殆ど聞きませんでした。但し、いつもの「なんでも反対」の意見は言ったようです。
これを政府は「移民法ではない。」と言ってますが、世界標準では「一年以上の外国人在留者を移民と言う。」となっているので、明らかに「移民受け入れ法案」です。日本人の労働人口が足りないから外国人労働者を受け入れて「5年後に不要になったら強制帰国させる」事が可能な法律が「移民法」で無いのなら「外国人平時徴用制度」と言えます。
「奴隷」とは、人間としての名誉・権利・自由を認められず、他人の所有物として取り扱われる人のことですが、多くの場合、所有者に従えば食事を与えられ、家族を持つことも許されたし、国家としてもこれを容認していました。今回の「平時徴用制度」では、労働者としての職業の自由、家族との同居の権利、居住の自由は認められず、実質的には会社の所有物として扱われます。
例えば「奴隷制度」の場合、「奴隷の所有者」が100万円の収入を得たとして、「奴隷」の食事などの経費に10万円使ったとします。勿論、「奴隷」の給与は0円なので「奴隷所有者」の所得は90万円になります。
これに対して「平時徴用制度」の場合は、経営者が「平時徴用者」一人について100万円の収入を得たとして、「平時徴用者」の給与費などに20万円、諸経費に20万円使ったとすると、経営者は「平時徴用者」一人当たり60万円を得る事になります。
確かに「奴隷」を利用する方が利益率は高くなりますが、「多くの平時徴用者」を使役する事で収入を増やす事が可能になります。「平時徴用者」も報酬を得るので一人一人を見ると「奴隷」とは言えませんが、マクロ経済で考えると「平時徴用制度」は「期間限定の有給奴隷制」と言えます。現在の「派遣社員制度」にも似た面が有り、一般従業員の平均所得の減少を伴います。
・過去の「奴隷制度」は当時としては適法と言えますが、現在では確実に違法です。
・今回の「平時徴用制度」は現行法では適法と言えますが、未来には確実に違法になります。
・今回の「平時徴用制度」は現行法では適法と言えますが、未来には確実に違法になります。
東アジアの混乱が予想され、日本に難民がなだれ込む可能性も指摘されていて、これに対応する為に、この「平時徴用制度(新入管法)」を援用する可能性も言われていますが、これは「入管法(出入国管理及び難民認定法)」の「難民法」の部分を改定して対応すべきです。
今でも「戦時強制徴用工(事実としては民間応募工)に対する保障」を韓国から訴えられていますが、将来は「平時徴用工」の損害賠償請求裁判を確実に起こされます。
新しい「在日問題」の始まりです。懲りない面々。
小平次です
今回の法律、とそれ以前の技能実習法、これらにおいて入国から5年後に強制帰国はさせられません
特定技能1号という在留資格で5年が経過しますと、資格変更をして特定技能2号になることが可能で、さらに最長5年の在留資格が与えられます。その後はまた資格変更をして、更新することが可能で、やがて永住要件を備えれば永住者にもなることも可能です。特定技能2号になれば、家族滞在、と言う在留資格で母国の家族を呼ぶことも可能です。この人たちが資格外活動許可を得れば働くことも可能です。やがて家族そろって永住者になるかもしれません
これを移民ではない、などと言っているのは安倍さんくらいなもんです
国は外国からの非難をおそれ、異常なまでに外国人労働者を法によって保護しようとしております
このところの労基、技能実習機構、入管の締め付け振りっていいますと、もはや使用者いじめです