みなさんは縁日の出店で「東京コロッケ」を見たり食べたりしたことはありますか?
ボクの知る限りでは少なくとも、茨木神社の正月の縁日と、吹田市の垂水神社の春と秋との縁日では出会うことが出来ます。
竹串に小さく丸めたコロッケを6~7つ突き差して、甘めのタレを漬けて食べるのです。
コロッケといえばソース、というイメージですが、東京コロッケは甘ダレ。
通天閣周辺の串カツのソースよりも粘度と糖度が高いのが特徴。
お店によって、団子のレシピも油の配合も違いますが、高温でささっと揚げるのがコツ。
表面がカラッと揚がっていて、香ばしい(^-^)b
昔は店の看板のようにパチンコ台があり、お金と引き換えにパチンコ玉を渡され、それでチューリップを狙って打つのです。
一発も入らない「スカ」はいくつだったか忘れたけど、チューリップにパチンコ玉が入ると最大10個?までもらえるというシステムだったっけ。
けど、子供に対しての賭博性を指摘されて、いつしか一律○個となったそう。
下の写真のボードの部分が、かつてパチンコ台があった名残り。
この東京コロッケ、その名の通り、東京のものかと思いきや、ボクが聞いた限りの東京の人は知らないという。
恐らく、昔、東京=ハイカラというイメージで、もしかしたら関西あたりで名づけられたのかもしれませんね。
ボクはこの東京コロッケが大好きで、毎年、春と秋の垂水神社の縁日に出かけています。
垂水神社は、ボクが子供の頃を過ごした、大切な思い出の町にあり、ボクのオリジナル曲の舞台でもあります。
もう古いお付き合いの東京コロッケ屋さん。
随分、前に「東京コロッケ」という曲を書いてプレゼントしましたが、その曲がお気に入りで何度も繰り返し聴いて、お孫さんは育ったとか(笑)。
最近はお店もお手伝いしていて、立ち寄ると声を掛けてくれます。
5月に寄った時、お孫さんが少し曲を口ずさんでくれました(^-^)
嬉しいものですね。
年に何度も会えないけど。そろそろお母さんもお父さんもお年だけども。
これからも変わらず末永く健康で、美味しい東京コロッケを続けていただきたいなぁ、と思います(^-^)。