久々に歯科衛生士向けのセミナーがリアル開催となり、理事長の河合が大阪のHDI研修センターまでサポートに行ってきました。
このセミナーは歯周病に対する処置で歯科では【ルートプレーニング】といいます。
歯石取りはみなさんご存知だと思いますが、それは目で直接確認できる、歯肉より上の部分についた歯石の処置です。
歯周病が進行すると、歯肉より下の部分にも歯石が入ってしまいます。
そうなるといくら歯磨きしてもこの部分は、コントロールが難しく、どんどん進行してしまうのです。
この歯周ポケットの奥まで入った歯石をルートプレーニングにより、歯石をとり根面を滑沢にしプラークコントロールをしやすく炎症の消退を期待します。
スケーラーという道具を使うのですが、刃の当て方が重要で目の前で見てあげないと、これはうまく指導できないです。
河合の恩師の川村ヤスオ先生(93歳)は、
相変わらずの情熱で
実習中には、
ご自身が見本を見せられる場面もあったそうですが、相変わらずの器用さでみなさん脱帽だったと。
大家、マスターは反復をあきないと言いますが、とことん鍛錬され身につけられたということで、
私たちも基礎を繰り返し、繰り返し学びこのわたし達の診療スタイルの達人になろうとみんなで誓いました。
※追伸。
歯周病は治らないと思われてる方もおられるようですが、しっかり治療すれば必ず治ります❣️