治療の繰り返しから卒業。池袋同仁歯科スタッフブログ

実は生涯歯を残すことができる。一本の歯でなく、トータルでみて総合治療。歯の情報近況など発信中。

発見!?

2007-01-29 | このところの記事
土曜日曜と大阪へ研修会で行ってまいりました。
新幹線の中で新聞をみておりました。

そうしたら、土曜日日経新聞夕刊1面に
《新技術開発、神経とらずに虫歯治療》とありました。

読まれましたか?

おっ!!!何かな?と期待してみてみたんですが結果は


その内容とは、
虫歯を削って神経の近くに薬をおいておき、神経を刺激すると
歯が一部再生してくるというもの。
歯科では、深い虫歯は神経をとることが多く、そういう歯は
ゆくゆく抜歯につながることが多いので
こういうものが望まれていた。
という内容のもの。

もう皆さんは十分ご存知だと思いますが、神経の大事さは
私がカウンセリング時にしつこく神経の大事さを説明させていただいた
方もおられるでしょうが、こうやって新聞に出ると
おー私の受けている治療はやっぱり間違ってなかった!
とあらためて思っていただけかもしれませんね。

とにかく当医院はなかなか神経をとりません。あたりまえの
ことなんですね。
使う薬こそ違いますけど同じ意味の治療をしています。

私はもう、歯医者になった瞬間から神経の治療をした歯は
弱そうだと感じておりましたから。とっくです。

こんなこともありました。卒後すぐに
同僚の歯科医師に
【もうこの歯しみてしみてしょうがないから、
神経とってくれ】と頼まれたことがありました。

でも歯を削ってみると神経は残せそうだったんです。
本当に神経治療は最後の手段と考えていましたから
【ちょっとこの薬をつけて様子をみてみよう】と
提案しました。

でも、彼は治るわけがないというような顔をして
しぶしぶと同意しました。

ですが、その後どうでしょう。

数週間後の彼の口には
立派に神経が残ったかぶせ物が入っていました。
かれはありがとう。神経が一本もうかった。と喜んでいました。

あなたと私たちで進んでる方向は間違ってなかったですね。
この治療法が普及しないのは時間がかかることです。
でも、私たちの最大の目標は歯の保存ですから、
われわれにはこれぐらいの時間たいした問題ではないですよね。
新しく神経の表層部に変化があらわれるのに
2-3ヶ月を要します。
それで、丈夫な歯が手に入るなら喜んで希望しますよね?

ですから、当医院はせっかちな人はあわないのですね。

私たちはチームワークを徹底しています。
あなたと私たちスタッフはチームなのです。

ご存知ですか?
あなたが当医院ですれ違うご利用者の方々は
あなたと同じく、
みなさん歯を大事にと考えてる人たちばかりなのです。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お口全体の治療専門3 | トップ | お口全体の治療専門4 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

このところの記事」カテゴリの最新記事