デンタルドック

私たちの診療所では特に痛みなど症状がない場合は
デンタルドックをおこなってから治療にはいる。お口の総合検査です。

歯科では矯正治療の場合、治療前にこういったいろいろな分析をするのは
知られています。やみくもに治療を開始しても
あまりいい結果がえられないからなんです。
矯正治療でなくてもこういった検査は必要なのです。

例えば、歯痛など自覚症状がある場合は虫歯に気づくでしょう。
でも実は痛くなる前にすでに虫歯は始まっている。
軽度のものは症状がなく気づかないのです。
まだ症状があればいい。歯周病はこわい。
痛みなど症状がほとんどなく進行してしまう。
咬み合わせが悪いと歯をささえてる骨に負担がかかったり
アゴに負担がかかる。

結局いままでの歯科治療は一本一本の歯しか見ていなかった。
今ある問題を解決するだけ。その場しのぎなんです。
終わったと思ってもすぐまたどこか悪くなってしまう。
別の歯ならまだいいが同じところをだめにしてしまうこともある。

お口は1本の歯からアゴの関節まで全体をひとつとして考えねばなりません。
そして病気があれば原因を考えて元から断つのです。
ひとたび健康を手に入れれば
案外その状態を持続するのは簡単なのですよ。