治療の繰り返しから卒業。池袋同仁歯科スタッフブログ

実は生涯歯を残すことができる。一本の歯でなく、トータルでみて総合治療。歯の情報近況など発信中。

歯型を取らなくなる日

2011-06-14 | このところの記事
こんばんは、河合です。


週末は学会に参加してきました。


特段これだ!というようなトピックはないのですが、


なかなかよい情報を入手したのと、ほしい器材を発注してきて


みなさんにも役に立ちそうです。





さて、


あなたは歯型をとったことがありますか?



これが近い将来大幅に変わると私は読んでいます。


とらなくなるかも。




えーーーー、ですよね?!





今CAD/CAMという機械が話題になっています。



この機械の仕組みは歯の模型をセンサーが読み取り



ブロック材を歯のかぶせ物の形に削っていくものです。


石膏棒を削って彫刻していくようなイメージです。





10数年まえからあるのですが、精度がもう一つでした。


ある先生がセメントに歯を埋めてるようなものだ、と言っておられるのを


聞かされました。あまり精度がよろしくないということです。




しかし、近年大幅に精度が改良され、普及してきています。



今回みてきたのは写真とは異なるメーカーですが、



模型ではなく、実際の歯をセンサーが読み取るのです。




そう、実際にお口にセンサーを入れて記録するのです。



歯型を取る

石膏模型にする

歯を作る

というパターンでしたが、

石膏模型にするというのがなくなり

歯型を撮る

コンピューターが読み取り、材料を削り

歯の細部を作る


という流れです。



もう少しバージョンアップし、コストが下がれば


一気に普及が加速すると思います。





ちなみに今秋発売のものは五百万ぐらいだそうです。




いずれ性能があがり、10分の1になるのでしょうね。

























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