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週末は学会に参加してきました。
特段これだ!というようなトピックはないのですが、
なかなかよい情報を入手したのと、ほしい器材を発注してきて
みなさんにも役に立ちそうです。
さて、
あなたは歯型をとったことがありますか?
これが近い将来大幅に変わると私は読んでいます。
とらなくなるかも。
えーーーー、ですよね?!
今CAD/CAMという機械が話題になっています。
この機械の仕組みは歯の模型をセンサーが読み取り
ブロック材を歯のかぶせ物の形に削っていくものです。
石膏棒を削って彫刻していくようなイメージです。
10数年まえからあるのですが、精度がもう一つでした。
ある先生がセメントに歯を埋めてるようなものだ、と言っておられるのを
聞かされました。あまり精度がよろしくないということです。
しかし、近年大幅に精度が改良され、普及してきています。
今回みてきたのは写真とは異なるメーカーですが、
模型ではなく、実際の歯をセンサーが読み取るのです。
そう、実際にお口にセンサーを入れて記録するのです。
歯型を取る
↓
石膏模型にする
↓
歯を作る
というパターンでしたが、
石膏模型にするというのがなくなり
歯型を撮る
↓
コンピューターが読み取り、材料を削り
↓
歯の細部を作る
という流れです。
もう少しバージョンアップし、コストが下がれば
一気に普及が加速すると思います。
ちなみに今秋発売のものは五百万ぐらいだそうです。
いずれ性能があがり、10分の1になるのでしょうね。