今日は早朝8時半より
歯科衛生士の勉強会を行いました。
日本の歯科の現状について話し合いをし、今後日本の歯科医療業界がどうなるといいのか
議論しました。
いろいろな話がでましたが、、
とくに印象深いのがある歯科衛生士の体験談でした。
自分が長年かかりつけている歯科医院にいってるそうです。
つい先日診療が終わったので、楽しみにメンテナンスを受けてきたそうなんです。
しかしそこにあったのは期待していたメンテナンスではなく、、
あっという間に終わった歯の掃除だけだったそうです。
彼女は心配だったので思い切って聞いたそうです。
『私の口はどうですか?よくなっていますか?』
すると、ちょっと意外というか驚いた様子で、
『よくなっていますよ』と一言言われておしまいだったそうです。
つまり、これがこのクリニックではふつうのことで
この質問は例外だったんですね。
彼女は、今日の勉強会の場でヅラヅラと不満を吐き出していました。
『私は右上が心配で行ったのに、、、、、』
これでもこの歯科医院は予防に力を入れているということで、
評判だそうです。。
体験
実は彼女は今年入ってきたアラ フイフティーの歯科衛生士です。
ブランクがあり家のことが落ち着いてきた
今、この業界に復帰してきました。
最初はとまどいの連続で、(○十年もあるので一種タイムスリップですよね。)
ボロボロと幼稚なミスを頻発し、私は役になっていないんじゃないかとか、
とても研修が終わる気がしない、、、とか不安ばかり言っていた衛生士です。
私も正直続くかなーとおもったこともありました。
しかし彼女には光るところがありました。それは自分で勉強するということです。
わたしが行動の改善を提案するメールを送ると
それをプリントアウトし次の仕事の時に活かしているのです。
パソコンを今一生懸命に習い、努力しています。
患者さんに対する気持ちは人一倍強いのではないでしょうか。
彼女は、本来の予防歯科というものを池袋同仁歯科クリニックでの業務を通じて知って
実体験をしたから、
どういうことをしないといけないか知っていたのです。
今日の朝礼でも
改めて『予防というものの大切さを患者さんにつたえていきたい』と
言っていました。
こういうことを実体験することは一番の学びですね。
もしあなたの周りでまだ本当の予防歯科を知らない人がいたら、
教えてあげてくださいね!
PS
彼女は最近勉強したいと夕方に見学に来ています。
彼女をみたら声をかけてみてくださいね!