近年インプラント治療も普及し、
審美歯科という名前も市民権をえて
歯科治療が発展しているようにみえている。
がしかし、ふたを開けてみれば衝撃の事実。
やっていることは30年前とさほど変わらない。
ダメになった歯を抜いて入れ歯を入れるのが嫌だから、
インプラントにしようというだけの話。
虫歯の場合は、
虫歯になっちゃったけど、
銀歯ではなく白い歯を入れようというのが
よく考えられている審美歯科だ。
つまり、ルーチンワーク、治療の流れは
なんら変わっていないわけだ。
歯が悪くなってインプラントするとか、
かぶせるとかいう流れなのだから。
そして、
みんなが治療を受けるときに考えるのが
何がいい治療なのだろうかということだ。
いい治療を受けたいと思うのは人として当然。
が、しかし、
いい治療そのものの定義があなたにはあるだろうか??
何がいい治療なのだろう?
あなたのかんがえるいい治療とはどんな物だろう。
1回しっかり時間をつくって考えるといい。
いつなんどきでも
さっさとみてくれて、さっさと終わってくれる歯医者はいい歯医者だろうか?
あなたはもう○○歳なんだから、そんなに歯にお金かけてももったないよ、
という歯医者はいい歯医者なんだろうか?
一生懸命保険治療してくれる歯医者はいい歯医者なのだろうか?
待合室が混んでる歯医者はいい歯医者なんだろうか?
人生80-90年の今の時代、歯は本当に大切。
いま何かの縁でこのブログをみたあなたには
真剣に歯のことについて考えてほしい。
実は、歯は生涯持たせることができるのだから。