おざわようこの後遺症と伴走する日々のつぶやき-多剤併用大量処方された向精神薬の山から再生しつつあるひとの視座から-

大学時代の難治性うつ病診断から這い上がり、減薬に取り組み、元気になろうとしつつあるひと(硝子の??30代)のつぶやきです

心の病における診断のインフレを診断のハイパーインフレにする前に

2023-09-16 06:12:14 | 日記
心の病における診断のインフレは、
どうすれば抑制できるのであろうか。

経済のインフレは、
簡単に起きたり、起こせたりするようだが、
止めるのは非常に困難なことである。

これは(心の病における)診断のインフレにもあてはまり、

現状は、以下のような要因たちで、診断インフレが加速する流れを抑制しがたいと考えられる。

DSM-5が、
都合よく解釈・適用され続けた場合た場合、
診断のインフレは診断のハイパーインフレになる恐れがあること。

製薬企業が、
操作しやすくて儲かる市場に対して持つ強固な独占(寡占?)支配を
簡単に手放すとは考えにくいこと。

政治家はさまざまなプレゼントたちで相当気を良くしている様子で、
第三者による適切な規制や、
管理を法制化する運びには未だに、多分しばらくこれからも、まったくならないであろうこと。

漫然と薬を処方するか、
宣伝文句に煽られて過剰投与をしがちになる医師が、
かなりの割合でいるということ。

宣伝文句を鵜呑みし、
さらには宣伝文句に煽られて過剰投与を受け容れる患者が、
かなりの割合でいるということ。

専門家団体が、
著しい過剰投与を無言で支援をする、
または傍観している、のみに徹していること。

消費者団体が、
それらに抱き込まれていること。

……。しかし、

実は、
インフレ対策というものは、
あとから見れば、ではあるが、
なかなか単純な構造であったりすることは、
歴史が証明してくれている。

まず、

消費者に対する広告のありようを
見直す、考え直す、創り直す

ところからはじめることが、
必ずや端緒のひとつになる、と、私は考える。

何故なら、

一般の人たちが、関心を持たないかぎり、
政治家も関心を持たないから。

そして、
メディアが関心を持たない限りり、
一般の人たちも関心を持たないから。

さらに
診断に関する問題は、

「その病の患者やサポートする周囲にとって、何が最善か」

によって決定・規定されるべきであるから、だ。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
描きたいことをかけたように思えるので、じつにすっきりとしています。
今日も頑張りすぎず、頑張りたいですね。
では、また、次回。


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